1畝が約40株の「安納芋」。
昨日は午後の所用に間に合うようにと、朝からのんびり10数株を掘り、シャワーで土を洗い流し、貯蔵用コンテナに大きさ別に1つ1つを並べ、早々の午前中に作業を終えた。
今日は、朝から30株近くの芋を掘り上げ、1畝を空けてしまう必要に差し迫られていたので懸命に掘った。何とか水洗いも終え、午前中に倉庫に貯蔵し終えた。
<スコップで掘り起こしているところ>
<約2時間で掘った「安納芋」>
昨日の公民館での「筋力体操」が終わってからの雑談中のことだった。
農家のオバチャンに「もう 玉ねぎ 植えた」と聞かれた。
自分:「いや 植えるつもりにしてないし、準備もしていない・・・」
オバチャン:「玉ねぎ、よく使うんやから植えといたら?」
自分:「この間、〇〇さんが玉ねぎ苗がどこにもないとか、今朝は△△さんが国華園に行ったけど玉ねぎ苗なかったとか言ってた。植える時は予約するけど今年は頼んでないし・・・植えるにしても苗がないみたいやで」
オバチャン:「この間、いつもの××という花屋さんで買うて来た。あそこなら、多分あるはず」
その場で電話して聞いてみた。今日、入荷したところだと言う。とりあえず150本の「極早生玉ねぎ苗」の確保をお願いし、買いに走った。買ったはいいものの、植える場所が準備できていない。とりあえず、昨夜は「水」につけておいた。
急展開で「玉ねぎ苗」を植えることにしたので、今朝から慌ただしい「さつま芋掘り」となってしまった。
午後、さつま芋跡に有機石灰と化成をパラパラと撒き、管理機で耕し、さつま芋で使ったマルチを再利用して植える場所を作った。家内にも手伝ってもらって150本の「極早生玉ねぎ」を植えた。例年のような「晩生の玉ねぎ」を植えるのは見送った。
<「玉ねぎ苗」を植え終えたマルチ再利用の畝。新たなマルチを敷き穴を開けるという精神的余裕もなかった。ここは午前中までは「さつま芋」畑だった。土も休む暇がなくて気の毒・・・>
もともと、今年の玉ねぎ作りはパスするつもりだった。玉ねぎが嫌いなわけじゃない。植える気力が湧かなかっただけ。それが筋力体操に参加したお蔭で、「オバチャン」にハッパをかけられて植えつけることになった。
勝手気ままで、ともすれば怠惰に流されやすい家庭園芸は、田舎の「オバチャン」の叱咤激励で維持されているのかも・・・