紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

うなぎの蒲焼は「セイロ蒸し」

2024年06月30日 | 我が家の食&漬物作り

父の日にもらった「うなぎの蒲焼」。大事に冷凍保存してあった。

家内から、『スッキリしない天気ばかりだし、元気づけに「うなぎの蒲焼、どう。追加するタレも買ってきてる」』と声がかかった。異論があるはずがない。

数十年前、福岡・柳川で食べた「セイロ蒸し」に感動し、以来、我が家でのうなぎの蒲焼の食べ方は、うなぎがフワフワになって柔らかく、タレの浸み込んだ熱々ご飯も美味しいセイロ蒸しと決まっている。

一度で食べてしまうのは勿体ないと2回に分けて食べることにしたので、「ご飯多め」「うなぎ少な目」のセイロ蒸しになったが、「うなぎ」も「ご飯」も美味しかった。合間につまんだ発酵した酸味のある「きゅうりのぬか漬け」と相性も良かった。

もう1回、セイロ蒸しができる!

 ・・・・・・

昼食後しばらくすると、畑の雑草退治担当の家内が「野菜畑の雑草を抜いてくる」「畑で汗を流してくる」と言って、作業服に着替え始めた。

うなぎの蒲焼が、心身のエネルギーを活性化させたのかも知れない・・・そう思った。


大玉すいか 収穫!

2024年06月28日 | 家庭園芸&直売所

朝5時、天気予報通り昨夜からの雨が降り続いていた。風も出てきそうなので荒れた天気になるかも知れない。

昨日、「大玉すいか」を収穫しといて良かった。

・・・大玉すいか 初収穫・・・

2個並んで着果していた「兄弟すいか」。養分が分散されないか気になり見守ってきた。蔓枯れが押し寄せていたので、収穫予定日には少し早いかもと思いつつ巻きひげの枯れ具合やお尻の具合も良さそうだったので、成熟度をみたくて1個を試し採りした。

今季、初収穫した大玉すいかは7.3kgと大きかった。スーパーでも、あまり見かけないほどの大きさだった。

初収穫の大玉すいかなので、まずは「ご先祖様」に。

「ご先祖様」に感謝・報告したあと、すぐにお下がりしてもらいカットした。大きいスイカだったので「万能プロカッター」を使った。

半分にカットした。

真っ赤に熟していた。

4等分にカットした。

味見した。「ほどよい甘さ」だった。

味見した家内:『甘いやん! これっ 冷蔵庫で冷やしたら、もっと美味しくなる』と。

自分とは味覚が多少違うような気がした。

気がかりだった「兄弟すいか」だったが、どちらも大きく育ってくれたし、蔓枯れが忍び寄っている影響にも耐え、熟度も良かったし甘さも合格点だった。

『逆境にも負けず、よく頑張ってくれた。ありがとう!』 褒め言葉しか浮かんでこなかった。

 

・・・大玉すいか3個収穫・・・・

明日は天気が悪い。畑に出られないかも知れない。

試し採りしたスイカが熟していたこともあって、「兄弟すいか」の残り1個と、同時期に着果した他の2個も今日中に採っておいた方がいいと思い、台車にコンテナを積んで再び畑に出た。

3個を収穫した。大きかったのでコンテナに1個ずつ入れ、畑の流し台で洗ったあと、台車に載せて運んできた。

すいかは大きさに応じ、6kg以上は「大きなスイカ」、8kg以上は「ジャンボなスイカ」、10kg以上は「超ジャンボなスイカ」と、自分なりに区分して呼んでいる。

1つは、10.8kgと「超ジャンボなスイカ」だった。

もう1つも、10.3kgと「超ジャンボなスイカ」だった。

兄弟分の片方も、6.7kgと「大きなスイカ」だった。

3個とも倉庫に保管した。これで畑に残っている大玉スイカは、2個だけになった。苗を植えた時は、3株で最低9個以上を目論んでいたが6個で終わりそう。スイカ栽培歴10数年目にして、こんな不作は初めてのこと。

人は自然に抗えない。6~10kgの立派なスイカを6個も頂けると思えば、有難いと思わなくっちゃ。自然の恵みに感謝することを忘れたらバチがあたる。


初物カボチャ & サボテンに花?

2024年06月27日 | 我が家の食&漬物作り

・・・初物カボチャ・・・

エイヤッと「坊ちゃんカボチャ」を初採りし、家内に渡した。

家内:「アレッ もう採れるん?」

自分:「コルクが十分でないからチョット早いかもわからんけど、試しに採ってみた」

家内:「どう調理する?」

自分:「焼いて食べたいなあ」

夕食時、小さな坊ちゃんカボチャの1/4を使って焼いてくれた。パラパラと食塩を振って食べてみた。

自分:「早いと思ったけど、美味しいやん!」

食事中、自分の背丈よりも高くなったバスケをやっている中学生の孫が入ってきた。

自分:「カボチャ 食べる?」

孫:「カボチャは食べへん」

自分:「これ、焼いたカボチャや。美味しいで。一度食べてみて」

おそるおそる食べた孫:「美味しいやん! さつま芋みたい」

 

・・・・・・・

食卓には、「焼いたカボチャ」のほかにも田舎暮らしにふさわしい自家製野菜が並んでいた。

「うまい菜(フラン菜)」のひたし

「きゅうりの酢の物」

自分がリクエストした食事の締めに食べる「茶粥」

茶粥のおとも:「きゅうり・なすびのぬか漬け(発酵食品)」

・・・ぬか漬の健康効果!・・・

自分は美味しいから好きだから食べているだけ。でも調べてみるといろんな健康効果があった。一石二鳥だった。

「なすびのぬか漬け」・・・ネット引用

なすびの漬物は、昔から高血圧やのぼせ症の人が食べるとよいとされています。また豊富なアントシアニンは抗酸化作用とともに血栓ができるのを防いだり目の疲労を改善する効果があります。

「きゅうりのぬか漬け」・・・栄養士「mugen731213」さんのブログ引用

ぬかにはビタミンB1の他にもたくさんの栄養素が含まれています。その有効成分をきゅうりが吸収することでビタミンB1が約9倍、カリウムとビタミンKが約3倍、ビタミンCが約1.5倍にアップします。また、ぬかのもつ乳酸菌は腸内環境にもよいとされているので腸活したい方にもおすすめの調理法です。

【ビタミンB1】・疲労回復  ・神経機能を正常に保つ
【カリウム】・とりすぎた塩分の排出 ・高血圧予防
【ビタミンK】・たんぱく質の生成 ・血液の凝固と止血をコントロールする
【ビタミンC】・抗酸化作用 ・筋肉、血管、皮膚、骨の強化

※記事を拝見し、より美味しく食べられそうです。

 

・・・サボテンに花!・・・

早朝、軒下の椅子にすわりブラックコーヒーを楽しみながら周辺の木々や遠くの景色を眺めるのが日課となっている。

今朝、ふと庭のサボテンに花が咲いているのに気づいた。家内から「サボテンに花が咲いてるで」と聞いていたのを思い出した。

サボテンに花? 自分には珍しい光景だった。


すいか&ブルーベリー&ぬか漬け

2024年06月26日 | 家庭園芸&直売所

ズボラな性分だが、この時季だけは雨の合間をぬって小まめに畑にでかける。「スイカ大好き」・「ぬか漬け大好き」な遺伝子が、体を動かしてくれている気がする。

・・・無農薬栽培?・・・

今季、なぜか「ナメクジ」をみかけない。逆に「カタツムリ」が異常に多い。

野菜は、止むを得ない事情のない限り農薬散布しない。登録農薬であろうと、収穫前日まで散布できる農薬であろうと使わない。

カタツムリの異常発生はわかっていても見守るだけ。きゅうりの葉っぱに「うどんこ病」をみかければ、その葉っぱだけを切り落とすだけ。

我が性分。薬剤散布を手抜きしているのか、無農薬栽培を心がけているのか、どちらとも言えない気もするが・・・

 

・・・小玉スイカ・・・

4個目の小玉スイカを収穫した。小玉スイカにしては、3.1kgと大きかった。倉庫に保管した。

冷蔵庫にあった2個目のスイカがなくなってきたので、倉庫に保管してあった3個目の2.7kgの小玉スイカをカットした。

真っ赤に熟していた。味見した。間違いのない甘さだった。

 

・・・ブルーベリー・・・

今季7回目の収穫となった。成木2本は終わりに近づいていたが、幼木2本が色づいていた。

幼木の内の1本は昨年から収穫が始まったが、今季はパラパラとしか実がついていなかった。もう1本は初めて実をつけた。木が小さいのに結構な実がついていて大粒が多かった。

全部で350gあった。

残り少なくなったが、色づき具合からすると、あと2~3回に分けて収穫する必要があるかも知れない。

今季のブルーベリー収穫を振り返ってみた。

6/1の1回目は30gと少量だったが、その後、380g・520g・320g・210g・350gと収穫し、計1,810gを収穫した。まだ少し実が残っているので、最終的には2kgを超えるかも知れない。

家族に生食好きが何人かいるので今季はジャム作りができなかったが、喜んで食べてもらえたので満足している。

 

・・・ぬか床から出た水分は旨味がいっぱい・・・

ぬか漬け容器の蓋を開けると、ぬか床の表面に水分が浮き出ていた。漬けた「きゅうり」や「なすび」から滲み出た水分だった。

こんな時、キッチンペーパーなどで水分を吸い取るのが一般的らしいが、自分はそうしない。この水分には野菜の水分とぬか床の旨味成分が混じっているので、廃棄せず、「ぬか」を追加し、この旨味水分を吸収させている。

ただ、「ぬか」の追加は田舎暮らしにはあるまじきことだが、手抜きが得意な自分、買ってきた「ぬか漬の素」を使っている。

この「ぬか漬の素」には、「ぬか・食塩・昆布・とうがらし」が配合されている。便利なものは使わなきゃ!

発酵したぬか漬け。漬物好きには、たまらん!


青春クラブのカーリンコン大会

2024年06月25日 | 青春クラブ・自治会・お寺

先日、今年度3回目となるカーリンコン大会が「きびドーム」であった。前日に4人で手分けし買ってあった飲物・景品を車に積み込み、会場に向かった。

カーリンコンは、参加人数によっては2名1チームで編成したりもするが、3人1チームが基本。審判は自分達で交代制にしているので、審判する人・審判補助できる人が特定のチームに偏らないようチームリーダーにしている。

カーリンコン・サークルの責任者は、チームリーダーにどの会員を組ませて編成するか、前回までの成績を配慮して今回のチーム編成を考えてくれる。ただ自チームだけは、いつも強くないメンバーにするような気遣いの人。

サークル責任者が余計な気遣いをしないようにと、「自分のチームは前回優勝した。これまで珍プレーが多くて観戦者を大笑いさせてくれたけど、自チームへの貢献度が低かった〇〇さんを今回は自分のチームに入れといて」と、事前に申し入れしてあった。

大会当日、各チームの編成メンバーが発表されると、我がチームは他チームからは最下位候補と囁かれていた。失礼ながら自分もそう思っていた。

試合が始まると、自チームに入った〇〇さんが前回までとは別人のような素晴らしいプレーを連発し始めた。相手チームや観戦している他チームからも、『オー 今日はどうしたん?』と驚きの声が上がるほどだった。

彼女の活躍で1回戦は7対6と逆転サヨナラ勝ちした。2回戦が凄かった。試合が始まって2イニング目で7対0とコールド勝ちした。決勝戦では残念ながら相手チームのプレーが上回ったものの誰もが予想しなかった準優勝に輝いた。誰もが最下位予想した我がチームが、2回も勝って準優勝までした。

人は潜在能力を秘めている。それが何かの拍子に覚醒し顕在化する。そう思った。

自身でその潜在能力に気づいたのか、周りがそのことに気づかせてあげられたのかはわからない。

次回のチーム編成、サークル責任者が戸惑うかも知れない。

 

・・・役得・・・

景品は全参加者分を用意する。全て異なる商品にしているが価格は同程度なので参加賞みたいなもの。予算の都合で100均の景品にしたりもするが、今回はいつもより高額な400円台の景品で揃えていた。

景品は優勝チームから順に選択し、チーム内の順番は年長者から。

優勝チームの一員だった家内は3番目に景品を選択した。

「たまには、さつま芋の天ぷらが食べたいな。値段合わせに、よく使うトマト」と、自分が事前に景品買いした商品だった。

準優勝チームだった自分は5番目に景品を選択した。

自分が買った景品だった。「いつも我が家の冷蔵庫に入っているのは安価なペットボトルコーヒー。たまには味に深みのあるコーヒーが飲みたくて、自分が欲しくて景品買いした商品だった。安価なペットボトルの3倍以上の値がした。値段合わせに家内が好むカフェオレをつけとくか」

手分けして景品買いするとき、「何がほしいかなんて、人のことはわからん。自分がほしいものを買って」とお願いしている。

参加者からは、毎回、景品買いなど準備の労をねぎらう言葉を頂いているが、自分が欲しい商品を揃えられる役得もある。


小玉すいか 2個収穫

2024年06月23日 | 家庭園芸&直売所

20日に初収穫した第1号のスイカは、息子・娘家族にも切り分けたりしたのでアッと言う間になくなった。

次のスイカが待ちきれなくなってきた。幸い雨は止んでいた。

前回のスイカが完熟していたこともあって、25日収穫予定の3個のスイカも少し早いが熟しているはずだろうと思い、巻きひげやお尻などをチェックした上で、とりあえず2個を採ってきた。

野外にある流し台で洗った。2個とも予想以上に重かった。

倉庫で計量すると、1つは3.0kg、もう1つは2.7kgと、小玉すいかにしては標準以上の大きさだった。

早速、3.0kgのスイカを切ってみた。真っ赤だった。十分すぎるほど熟していた。

味見してみた。ビックリするほどではなかったが甘かった。

半分は長男家族に届け、残り半分をカットした。喉を潤すのにチョコチョコ食べるので、小さく切ってから冷蔵庫に保管した。

もう1つの2.7kgの小玉スイカは、倉庫で待機してもらうことに。

・・・・・・・

数日前の気象庁の梅雨入り発表は、「梅雨入りしました」ではなく、「梅雨入りしたもよう」という表現だった。

我が家では、もしかしたら『スイカ三昧、始まったもよう』と言えるかも知れない。


ブルーベリー収穫 & ミニトマト色づいてきた

2024年06月22日 | 家庭園芸&直売所

・・・ブルーベリー・・・

ブルーベリーを収穫した。5~6日間隔で採ってきて今回が4回目の収穫となった。200gぐらいはありそうだった。

胸の高さぐらいまでの成木2本からの収穫も、ほぼ終わりに近づいてきた。残るは3年生ぐらいの幼木2本だけなので、量は期待できない。

 

・・・ミニトマト・・・

3本のミニトマトが色づいてきた。ボツボツ収穫できそうになってきた。

  • 「アイコ」

  • 「フラガール」

  • 「あまたん」

この「あまたん」、宣伝文句の「スゴ甘・高糖度」に魅かれて買ったが、植えてみると蔓がほとんど伸びてこないので??? 

苗を買ってきたときの写真が過去ブログにあったので確認してみたら、ラベルに「背丈が低い ベランダ栽培向き」と表示されていた。見落としていた。まあ エエッか。

≪苗を買った時の写真(過去ブログより)≫

 

・・・朝食・・・

フルーツに、初採りした「すいか」が登場

自家栽培のすいか。味見して甘いのはわかっていたが、育ててきた思い入れも加わると一層美味しく感じられた。これが家庭園芸の醍醐味かもしれない。


小玉すいか:初採り 大玉すいか:異変

2024年06月21日 | 家庭園芸&直売所

・・・小玉すいか 初収穫!・・・

昨日、今季初めて「小玉すいか」を収穫した。小玉すいかにしては、3.4kgと最大級の大きさだった。

着果棒の色テープで着果後30~35日が経っていることを確認し、さらに巻きひげが枯れているか、お尻の状態がどうかもチェックしてから収穫した。

初物なので、まずは「ご先祖様」と、ご仏壇にお供えした。

 

・・・切ってみた・・・・

待ちかねて、夕方、ご仏壇からお下がりを頂くことに。切ってみた。今季初めてのスイカだったので、熟度が気になりドキドキしながら包丁を入れた。半分にカットした。

真っ赤だった。申し分のない熟度だった。

味見してみた。甘かった。カット中に果汁のついた手がベトついたほど糖度が高かった。

今季第1号の小玉すいかは、熟度・甘さ・大きさともに最高級品だった。

お天道様 ありがとうございます!

初物を味わってもらおうと、少しずつだが長男家族・次女家族にも切り分けた。

 

・・・大玉すいかに異変・・・

ネット内に入ってビックリ。一部で蔓枯れが始まっていた。例年なら、蔓枯れは8月に入ってからなのに・・・

すでに6~7kgの一人前に肥大した5個のすいかは、収穫予定日までそう遠くはないので無事に収穫できるかも知れないが、他の肥大中のすいかへの影響は避けられない。

何十年もスイカ栽培をしてきて初めての異常事態だった。我が家庭園芸にとっては予期せぬ出来事だった。

何回もあった土砂降り雨など、天候の影響があったとしか考えられなかった。

近年、毎年のように気温や雨量など百年に一度あるかないかの異常気象が全国各地で観測され、人間社会を混乱させたり、時には人命までも奪ったりしている。

自然の恵みのスイカ。10数年に一度ぐらい、天候の影響で異常が発生したとしても驚くことではないのかも知れない。

「すいか大好き人間」の自分にとって、この大玉すいかの予期せぬ事態はショックだった。幸いにも小玉すいが予想以上に収穫できそうなので、夏場の『スイカ三昧』には支障がなく安堵している。

 

・・・害獣にも異変?・・・

大玉・小玉2か所のすいか畑は、害獣被害防止のためネットで完全防備している。

ただ、熟し始めたスイカの匂いに誘われ害獣が徘徊してくる時期なので、奴らがウロついてきていないかその様子を観察しようと、1週間前から大玉すいか畑に監視カメラを設置し日々チェックしている。

高性能なので動物が接近すれば必ずセンサーが反応して録画してくれるが、今のところ全く録画機能が働いていない。

不思議だった。

昨年の6月初め、我が地域に線状降水帯が発生し、畑や道路が冠水した。水路があふれ中小の河川敷に生い茂っていた木々や茂みも水没し害獣の「ねぐら」が壊滅したことはわかっている。

その時、奴らの多くが濁流に流されて行ったのかどうかは不明だが、以来、害獣被害がめっきりなくなったことを実感していた。

もしかしたら、昨年の線状降水帯が奴らを根こそぎ追い払ってくれたのかも知れない。そんな気がし始めている。


南高梅 塩漬け

2024年06月20日 | 家庭園芸&直売所

「南高梅」を塩漬けして5日が経った。水上がりしてきたので重石を軽くした。

塩漬けして約10日が経った「普通梅」は、重石を軽くしてから5日が過ぎた。

・・・・・・

今季の南高梅は、散々だった。

主産地のみなべでは、今年の梅は不作と聞いていた。カメムシが全国的に多発しているとも聞いていた。それは承知していたことだった。

我が家にある1本の南高梅は、収穫・防除がしやすいよう脚立が必要な枝はバッサリ剪定する上、受粉樹の小梅と開花時期がずれるので着果が少なく毎年不作が当たり前。ただ南高梅の大粒は希少なので不作を承知で栽培している。

1週間ほど前、その南高梅を収穫した。

これまで殆ど発生したことがなかった黒星病が多発していた。

はっきりしているのは、通常の防除計画では殺虫剤・殺菌剤を少なくとも4~5回程度は散布すべきところを我が家庭園芸では1回しか散布しなかったことが病気を発生させてしまったのは間違いない。

ただ、我が家にとって薬剤散布1~2回は例年のこと。今季の天候が災いしたとしか思えない。

梅干しを食べる時は、立派で綺麗な南高梅の果実を食べたいので、黒星病が多くみられた果実は廃棄した。梅干し用に残ったのは、僅か4kgになってしまった。収穫量の半数以下だった。

擦り傷なども除外した。梅シロップ用にと思っていたが、家内から「すでに普通梅ので十分」との声。梅酒用にとも考えたが、過去に作ったのが殆ど飲まずに残っているし・・・

勿体ないと思いつつ、思い切って廃棄した。

来年から、殺菌剤だけは散布回数を増やす必要があるのかもと思いつつも、普通梅には黒星病は殆ど見られなかったし・・・さて どうする?

昨日のことも忘れてしまったりする昨今。今、来年のことを考えたところで1年も経てば覚えているはずもないことに気づいた。


父の日 ありがとう!

2024年06月17日 | 田舎暮らし&家族

父の日プレゼントをもらった。

プレゼントの品はどれも自分のことを慮って選んでくれたものばかりだった。自分には父親らしいことをした記憶が残っていないだけに、メッセージカードの気遣ってくれる言葉は心に沁みた。

みんな気を遣ってくれてありがとう!

 

お茶碗とお箸のセット&メッセージカード

炊き込みご飯セット

うなぎの蒲焼セット&メッセージカード

孫達からは、お爺ちゃん・お婆ちゃんへの「お絵描き&メッセージカード」

孫曰く:「お爺ちゃんの髪の色のクレヨンがなかったんで、白髪多いし真っ白に塗っといた」

南紀白浜温泉のお土産(名物:かげろう&チョコレート菓子)&白浜アドベンチャーワールドでの写真(娘家族)

 

・・・カウントダウン?・・・

アッチコッチ体に歪をかかえながらも普通に田舎暮らしができているお蔭で、今年も父の日プレゼントを頂けた。

あと何回父の日を迎えられるかカウントダウンに入っていてもおかしくない年齢になってきた後期高齢者の自分。

カウントダウンが始まっているかどうかは神のみぞ知ること。ならば残り少ないと覚悟して日々を悔いなく大切に過ごさなきゃと思ったりもする。父の日プレゼントをもらったことで、ついそんなことが思い浮かんできた。

我が性分、そんな真摯な思いは一刻だけ。すぐに、いつものズボラで気ままな田舎暮らしに戻るのは間違いない。

 

・・・元気な老夫婦・・・

今日の夜から明日の午前中にかけて雨予報。明日の朝は畑作業ができないからと、朝の6時半から畑に出た。畑に出れば、やるべきことはなんぼでもある。

ふと前方を見ると、少し離れたミカン園のそばに軽トラが停まっていた。すでに1反(300坪)の薬剤散布が終わり、次の園地へ移動しようとしている80代半ばのご夫婦だった。地区内の現役ミカン農家で最高齢のご夫婦だけに、その気力・体力には頭が下がる思いがした。

自分も負けじと汗を流した。3時間弱で予定の作業は終わったが、いい汗をかいた。自分なりに頑張ったという充実感もあった。シャワーを浴びると心身がスッキリした。


すいか&ブルーベリー&カボチャ&ぬか漬け

2024年06月15日 | 家庭園芸&直売所

・・・すいか畑 見回った・・・

ここ数日の間に、小玉すいかが11個も着果していた。ウキウキしながら、すいかの赤ちゃんの隣に着果棒を立て黄色のテープを3本巻いた。

小玉すいかの5日毎の着果確認日と着果個数推移

  • 5/20:1個
  • 5/25:3個
  • 6/30:0個
  • 6/5:1個
  • 6/10:9個⇒8個
  • 6/15:11個

 累計:24個

・・・・・

大玉すいかは着果しそうだったのに、1個も着果していなかった。それどころか、前回着果したと思っていた4個のうちの1個が欠落していた。

大玉すいかの5日毎の着果確認日と着果個数推移

  • 5/20:4個
  • 5/25:0個
  • 6/30:1個
  • 6/5:1個
  • 6/10:4個⇒3個
  • 6/15:0個

 累計:9個

 

・・・ブルーベリー 収穫・・・

太陽に照らされながらの作業を避けるため、早朝の5時半から収穫した。前回よりは少なかったものの、それでも約300gもあった。

2本の木でこれだけ収穫できれば上出来。幼木の2本にも少しは実がついているが、まだ色づかない。

 

・・・かぼちゃ 見回った・・・

栗かぼちゃ

坊ちゃんかぼちゃ

ざっと数えてみた。自分が買ってきた2本の苗から20数個が着果していた。まだまだ増えるかも知れない。

さらに家内が種から育てた5本の苗が、成長し始めている。植えておきながら失礼とはわかっていても、ほどほどに着果してくれればと思っている。

 

・・・ぬか漬け・・・

発酵がすすんだ「ぬか漬け」も美味しかろうと、2日間漬けた「きゅうり・なすび」を取り出した。

調理用に朝採り「きゅうり」も用意した。

 

・・・・・・・

家内が連日の暑さに耐えきれないと思ったのか、居間や食堂・台所のエアコンもフィルター掃除して使えるようにしていた。

梅雨入りを控え、これで主な部屋のエアコンがスタンバイした。


孫たち 

2024年06月14日 | 田舎暮らし&家族

孫と接したり写真をみたりするだけで、癒されたり元気をもらえている。

・・・内孫 2人・・・

孫2人が、何をするつもりなのか、氷の入ったステンレスのボールと砂糖を持って入ってきた。

孫達:『お爺ちゃん、ブルーベリー使ってもいい?』

孫達、お菓子が我が家のどこに置いてあるのかを知っているだけでなく、冷蔵庫にも今何が入っているのかを知っている。冷蔵庫にブルーベリーが入っていることも、すでに知っていた。

自分:「使ってもかまへんけど、どうすんの?」

孫達:『ブルーベリー飴を作る!』

自分:「ブルーベリー飴? そんなん 見たことも聞いたこともない・・・ 作ってからお爺ちゃんにも見せてよ」

孫達:『作ったら、お爺ちゃんにもお婆ちゃんにもあげる!』

 

・・・ブルーベリー飴・・・

出来た!

たくさん作っていた。

食べてみた。ブルーベリーの表面に砂糖が固くコーティングされていた。ブルーベリーを刺している串は、よく見ると焼き鳥を作る時にと買ってきて引き出しに入れてあったものだった。

自分:「美味しいやん! 初めて食べた。でも周りが固いから、今、入れ歯を修理中のお婆ちゃん、噛むのは無理かもわからんで」

 

・・・内孫・外孫 4人・・・

夕方、我が家に4人が集い遊んでいた。

ふと見ると、2つのソファーをくっつけてベッドにし、お昼寝の真似事をしていた。

ソファーが遊び道具になっていた。

 

・・・外孫の誕生日・・・

LINEで送られてきた写真。2人は同じ誕生月。

 

・・・外孫のジャンプ・・・

LINEで送られてきた写真。3歳になったばかりの孫。ジャンプのアクションが進化している!

「危ないからやめて!」と言っても聞く耳持たずとか。

 

・・・・・・・・・・・・・

昨日の夜も外気温は下がっているのに室内気温は下がらなかった。夜8時、玄関の気温は26.3度で湿度は68%もあった。2Fは前日と同じく30度超だった。1昨日から家内が2F寝室のエアコンを使えるようにしていたので、風呂上り後は快適に過ごせた。

一昨日、自分がカッパを着てフードもかぶり果樹に薬剤散布した時は、汗ビッショリになった。昨日は家内が畑と娘宅の庭に除草剤散布した。カッパは着なかったが、それでも汗ビッショリと言っていた。

まもなく梅雨入り。湿度が高くなれば、ちょっと動いただけでも汗だくになる。汗で体の老廃物が排出されると思えば、少しは気分が和らぐかも知れない。


2024選抜甲子園出場の礼状が届いた

2024年06月13日 | 旅行・街歩き・お店・写真

昨夜は暑かった。夜8時になっても室内気温が下がらず、玄関の気温で26度、2階の寝室は何と30度もあった。

暑さ寒さに敏感な家内が、『こんなに暑かったら風呂上りがかなわん』と言いながら、しばらく使っていなかったエアコンのフィルター掃除をし始めた。おかげで、昨夜は気持ちよく眠りにつけた。

・・・・・

先日、今春の選抜甲子園に初出場した母校から礼状が届いた。

礼状とともに、「選手の活躍ぶりや応援風景などを載せた記念冊子(26頁)」と「記念タオル」も送られてきた。

礼状と記念冊子を読んで、初戦を対象にした応援団賞で母校が「最優秀賞」を受賞したと知った。

チームは残念ながら初戦敗退したが、応援の部では「熱量の高さ」が評価された。甲子園出場が歴史的快挙だっただけに、OBや地元の熱狂ぶりも伝わったのかも知れない。

関係者の皆様、ご苦労様でした。球児たちよ ありがとう!


すいか:一安心 & ブルーベリー最盛期

2024年06月11日 | 家庭園芸&直売所
・・・すいか・・・
今季のすいか栽培は、途中、大雨にたたられたり太陽が雲にさえぎられたり気温が上がらなかったりで着果不良が続き憂慮していたが、ここ数日、気温が上がり太陽が照りつけてくれたからか、一気に着果がすすんだ。
 
大玉すいか
3株の苗を植えた「大玉すいか」は9個以上の着果を期待していたが、すでに10個が着果した。今後どれだけ着果数が増えるかは、気候と虫さん次第。
一番成りの大玉すいか:6kgはありそうな大きさに育っていた

気になる2個のすいか:順調に育っていた。どちらも4kgぐらいはありそう。

 
大玉すいかの5日毎の着果確認日と着果個数推移
  • 5/20:4個
  • 5/25:0個
  • 5/30:1個
  • 6/5:1個
  • 6/10:4個
 
小玉すいか
3株の苗を植えた「小玉すいか」は15個以上の着果を期待していた。着果が伸び悩んでいたが、ここ数日で一気に9個が着果し累計14個が着果した。今後どれだけ着果数が増えるかは、気候と虫さん次第。
一番成りの小玉すいか:2kgぐらいの大きさに育っていた。
 
小玉すいかの5日毎の着果確認日と着果個数推移
  • 5/20:1個
  • 5/25:3個
  • 5/30:0個
  • 6/5:1個
  • 6/10:9個
 
・・・ブルーベリー・・・
今季3回目の収穫をした。
予想以上に色づいていた。片手に容器を持ちながら、もう片手で枝をかき分けながら1粒1粒色づき具合を確認しながら収穫したので手間取った。
計量すると524gもあった。ご近所さん2軒に味見してもらおうと、60粒ずつパックに入れた。

持って行った1軒で、午後の青春クラブの健康体操サークルや輪投げサークルの参加を聞かれたので、「今日は朝7時過ぎから今まで畑仕事を頑張ったので、午後はゆっくり体を休ませ、タップリ昼寝もするつもり」と返事した。
もう1軒には軽トラに空のコンテナを積んでいって、家内から頼まれていた「河内晩柑」をもらってきた。

 
・・・畑の休憩所・・・
我が家庭園芸。頑張っても半日程度の作業で切り上げるのに、やたら休憩が多くなる。いつでも休憩できるよう陽ざしをさえぎる屋根付きの休憩所を作っている。使用頻度は高い。重宝している。

周辺は農家のミカン園地ばかり。朝から夕方まで畑仕事する農家の園地には、我が家のような休憩所はない。彼らには休憩という言葉がないのかも・・・

梅干し作り & ぬか漬け

2024年06月09日 | 我が家の食&漬物作り

・・・梅の塩漬け・・・

梅干し作り用に保管してあった普通梅が色づいてきたので、塩漬けした。

  • 水洗いし選別しながらヘタをピンセットで取った。擦り傷があるものは「梅シロップ用」に、生傷のあるものは廃棄した。梅干し用に残ったのは15kgだった。
  • 数時間、日陰で乾かした後、梅酒用のアルコール度数35%の焼酎をくぐらせ、用意した18%の粗塩をふりかけながら焼酎殺菌した容器に塩漬けした。

焼酎殺菌した中蓋と重石を載せ、蓋をして塩漬けができた。

梅酢の上がり具合をみながら、3週間~1か月ほど漬け込めば、3~4日間続きそうな晴れる日に「天日干し」する。天日干しが終われば、「白干し梅」が出来上がる。「赤しそ」を入れた梅酢に浸せば、真っ赤な「梅干し」にもなる。

家内が、「氷砂糖多すぎるかも。でも氷砂糖残しといても使い道ないし」と言いながら傷物の梅を使って「梅シロップ」を作っていた。

・・・ぬか漬け・・・

毎朝、前日に漬け込んだ「きゅうり」「なすび」をぬか床から取り出し、3種類の菌を意識しながらぬか床を混ぜてから、朝採りしてきた「きゅうり」「なすび」を漬け込むのが自分の日課となっている。

今朝は朝から小雨が降っていた。終日の雨予報だったが、小止みになったのを見計らって収穫してきた。きゅうりは、1日収穫が遅れるだけでバカでかくなるので目が離せない。

ぬか漬けした「きゅうり」と「なすび」

家族の中で、「きゅうり」「なすび」の好みが違う。「きゅうり派」が圧倒的に多い。自分は「きゅうり」も食べるが、「なすび」の方が味に深みがあって好き。ただ、ぬか漬けした「きゅうり」は、サンドイッチのピクルス代わりや、カレーライスの福神漬け代わりなど多用途に使える良さもある。

近隣の奥様方から、自分が「ぬか漬け作り」していることを褒めてくれたり羨ましがられたりもされるが、その都度、『自分が食べたいから作っている』と答えるようにしている。田舎の慣習、守るべきかそうでないか、気にするかしないのかは人それぞれ。