紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

お正月のお餅つき

2023年12月31日 | 田舎暮らし&家族

今朝は暖かい。室内気温をみると16.3度。暖房はいらない。

昨日、年末恒例のお餅つきをした。

主役は長男夫婦。自分と家内と孫達はお手伝い。総勢8名で始まったが途中から娘と孫の3名も加わった。

前日から長男夫婦が8升のもち米を2升ごとに分け水に浸していた。主役が来たら「お餅つき」が始められるようにと、朝早くから自分と家内で水切りしセイロで蒸し始めた。

3升用の餅つき器だが、蒸したもち米を餅つき器に入れたり、つき上がったお餅を餅つき器から取り出したりが容易なようにと、我が家では2升単位にしている。

長男家族が母屋に入って来たので、お餅つきが始まった。

出来た!

・・・「お供え用の重ね餅」と「雑煮用のお餅」・・・

・・・「のし餅」・・・

・・・お餅つきを楽しむ小学生の孫達・・・

・・・つまみぐい・・・

出来立ては柔らかい。砂糖・醤油につけて食べたり、きな粉につけて食べたりと、全員がお腹いっぱい食べた。お昼は「お餅」ですました。

 

・・・時代の移り変わり・・・

昔から年末恒例のお餅つきをするのは、「神棚」などにお供えする「重ね餅」や「お雑煮」に入れるお餅を作るため。ついでに、「餡餅」や「のし餅」も作ったりしてきた。

近年、ご近所さんでは「お供え用のお餅」を買う家庭が増えてきて、自宅でお餅をつく家はめっきり少なくなってきた。

高齢者世帯では「お餅つき」を継続するのが難しくなり、一方で「神棚」を祀らない若者世帯では「お供え」の習慣もないことが要因。年末恒例だった「お餅つき」をする家庭が減るのは、核家族化による時代の流れかも知れない。

我が家でも伝統行事がいつまで続くのかはわからないが、『時代は変わっても、孫達(子どもは達)は「お餅つき」を楽しみにしている』ことに変わりはない。

・・・・・

一方で、鉄道会社が利用者数を増やそうとPRしマスコミが大々的に取り上げるようになった「初詣」が、今では日本のお正月の風物詩となっている。

「神棚」がないから、「初詣」しているのかも知れない・・・

 

・・・我が初詣?・・・

我が家の神棚には、毎年末、伊勢神宮と地元神社の「お札」を買って祀る。伊勢神宮や地元神社に行かずとも「お参り」できる。

仏壇には「阿弥陀如来」様が祀られている。お寺に行かずとも「お参り」できる。

そう思っているので、滅多なことでは神社やお寺に「参詣」することもない。世間様からみれば、「参詣」を手抜きしているのかも・・・

そうかといって、神棚や仏壇に手を合わすのは数えるほどだが・・・

新年を迎えようとも、怠惰で適当な我が性分は変わらない!

 

・・・浮かんだ初詣川柳・・・

『初詣 祈る言葉は ピンコロリ』 かな?

※かつては、「健康で1年が過ごせますように!」が決まり文句だったのに・・・

 

・・・・・

いつも気ままなブログを訪問して下さり、ありがとうございます。継続の励みになっています。

どうぞ良いお年をお迎えください!

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます!


梅・柿 剪定

2023年12月28日 | 家庭園芸&直売所

年末はいろいろ雑用が多いので畑仕事をするつもりはなかったが、今日、あまりにもポカポカのいい天気だったので、「こりゃもったいない」と、急遽、梅3本・柿4本を剪定した。

 

・・・剪定道具 使い分け・・・

  • 電動ミニチェーンソー

剪定する際、剪定する樹木全体を眺め、混み具合や収穫のしやすさを考え切断する太い枝を決めた後、ミニチェーンソーでカットした。徒長枝の太いのもカットした。

剪定鋸と違ってアッと言う間に切断できた。エンジンチェーンソーと違って軽く、しかも片手でも使えるので脚立に上っての作業もできた。

剪定鋸やエンジンチェーンソーを使っていたら、鍛えていないだけに、握力がなくなったり腕が上がらなくなったりで、途中でリタイヤしたかも知れないと思った。

  • 太枝ばさみ

残った徒長枝をカットするのに使った。剪定ばさみだと切るのは辛いし剪定鋸だと腕がしんどいしで、太枝ばさみを重宝している。

  • 剪定鋸・剪定ばさみ

剪定の仕上げは、剪定ばさみと剪定鋸を使った。

 

・・・剪定した梅の大木・・・

以前は剪定や収穫時に脚立では届かず、木に乗り移って作業した頃もあったが、今は脚立さえあれば木に登らなくても作業できるようにしている。

 

・・・・・

家内が所用で外出していたこともあって、ご近所さんが来られる都度、作業を中断したりしたが、それでも5時間ぐらいで剪定し終えた。

久し振りの剪定作業だったからか腕・腰の疲れを感じたので、無理は禁物と剪定枝を片付けるのはやめた。

 

・・・剪定途中、来てくれた「ご近所さん」・・・

「切り花」を持って来てくれたご近所さん2人。1人は不在と思ったのか玄関脇に置いてくれていた。

みかんを持って来てくれたご近所さん2人。1人は「中生みかん」、1人は「晩生ミカン」だった。

「キュウイフルーツ」も頂いた。

漬物を作っているご近所さんも多いので、今は何のお返しもできないが・・・

『まあエエッか。遠慮なく、もらっとこう』


畑 ぶらぶら散歩

2023年12月27日 | 家庭園芸&直売所

朝食後、畑の見回りがてら、ぶらぶら散歩してきた。

  • 大根

「麹漬け」と言う大役を務めてくれた大根さん。出番がなかったアンタ方には申し訳なく思っている。おでんなど役割もあるので、のんびり畑で待っといて・・・かな?

  • 白菜

冷え込みに耐えながら出番を待ってくれている。鍋やお好み焼きなど、もうすぐ出番がくるはずや・・・かな?

  • 八朔

摘果が足らなかったかも・・・ 冷え込むと凍って傷むので、12月中に収穫し貯蔵して熟成するのを待つのが主流。我が家庭園芸は、木成りのまま越冬し熟成するのを待つ。

  • 不知火(デコポン)

やや不作かも。

  • レモン

たくさん実をつけてくれても使いみちが・・・ たまに採ろうとしたら数センチもあるトゲで攻撃してくるし・・・

  • レモンレモネード

実の重みで太い枝が折れたので処分した。裾に少しだけ病害虫被害の実が残っている。

  • 隣地のみかん園 

畑を見回っていると、隣地との境界に張り巡らしたキジ除けネット越しに、地面に転がっているみかんが見えた。

そばに行ってみると、市場出荷規格外で加工用になる大玉みかんだった。忙しくて、「安価なみかん」には構っていられないと、切り落としたみたい。みかん園ではよくある光景。

・・・・・・・

本当は毎日のように畑を見回って果樹や野菜に声掛けしてやれば、彼らも喜んで生き生きと頑張ってくれるはずなんだが・・・

勝手気ままな園主を持った彼らが可哀そう・・・

そう思う。


白菜38kg分  冷凍保存

2023年12月26日 | 我が家の食&漬物作り

 

漬け込んでから10日ほど経った第2弾の白菜を味が変わらないうちにと、冷凍保存した。

漬物容器からタライに取り出したら、2つが満杯になった。水分を含んで重かったので家内と2人で台所に運んだ。

1つずつビニール袋に入れ、冷凍庫のキャビネットに並べた。

冷凍保存してあった第1弾の白菜は数日前にアチコチ配りしたので、冷凍庫のキャビネット4段のうち3段が空になっていたが、満杯になった。

白菜の漬物で満杯になった冷凍庫

1つめの冷凍庫に入りきらなかったので、2つ目の冷凍庫にも入れた。キャビネット1段で収まった。

冷凍保存した白菜の漬物。全部が我が家の食卓に出てくるわけではない。子どもやご近所さんや親戚・知人にチョクチョク貰われていくことになる。我が食卓をいつまで楽しませてくれるのかはわからない。

 

・・・冷凍庫内バトル?・・・

もともと漬物用に買った2台の冷凍庫。でも空いていれば、いつの間にか他の冷凍食品に占有されてしまう。

漬物を冷凍する時季になると、他の冷凍食品をどう追い出すか、バトルが始まる。

白菜の漬物は第1弾をアチコチ配りで殆ど追い出したのでスンナリと収まったが、大根の麹漬けを冷凍する時は壮絶なバトルになるはず。冷蔵庫の冷凍室まで波及する。

ただ白菜と違って、大根の麹漬けは気温が高くなってくる3月頃までは容器に漬けたままにしておいても味は変わらないので、バトル開始は3月になる。


中生(なかて)みかん

2023年12月25日 | 我が家の食&漬物作り

『中生(なかて)みかん終わった。コマ(ミニサイズ)あるで』と、みかん農家が電話をくれた。

お礼に「大根の麹漬け(沢庵)」と「冷凍した白菜」を用意した。みかんを入れるコンテナ1個と運ぶための台車を軽トラに積み込み込んだ。

倉庫に残っている「早生みかん」が少なくなっていたこともあって、コンテナに2杯もらえるのであればと、コンテナをもう1個積み増した。

「中生みかん」のコマ、コンテナに2杯もらった。

農家の倉庫内にはジュースに出す「大玉(4L以上のサイズ)みかん」のコンテナがいくつも積んであった。

『この大玉、何杯でも持って行ってくれたらいい』と言ってくれたが、やんわりと辞退しつつ、「お供え用に少しだけもらう」と数個だけもらった。

もらってきた「中生みかん」のコマ(3Sサイズ以下)と大玉(4L以上)10数個。

軽トラから降ろし、台車で倉庫に運んだ。

コマ、コンテナにもう1杯もらえることになっていたので、空のコンテナを1個積み、再び軽トラを走らせた。

我が家の倉庫に「中生みかん」がコンテナに3杯積み上がった。これで、子どもや親戚から「みかん、まだある?」と聞かれても、「あるで!」と言えるようになった。

 

・・・中生(なかて)みかん・・・

自分は表皮も袋も柔らかくて口当たりのいい「極早生みかん」と「早生みかん」が好み。ただ日持ちするのは表皮も袋もしっかりした「中生みかん」。

最も日持ちするのは「晩生(おくて)みかん」だが、その分、表皮も袋も厚くなるので味は良くても自分は好みではない。

「中生みかん」は、表皮や袋の柔らかさは「早生みかん」に近いものの生産量が少なく、12月下旬の今、店に出回っているのは殆どが「晩生みかん」。

 

・・・みかんの「日持ち」・・・

我が家では、11月に収穫された「早生みかん」を今も食べている。表皮の水分もそんなに失われていないので萎んでもいない。

新たにもらった12月収穫の「中生みかん」は、「早生みかん」を食べ終わってからなので来年まで倉庫で待機してもらうことになりそう。

暖かい部屋に置けば傷みは早いが、冬の倉庫なので傷みは少ない。まだまだ「みかん三昧」は続きそう。

産地ならではの贅沢だと思っている!

 

・・・朝食の常連さん・・・

朝食の常連さんは、「みかん」と「柿」。


漬物 アチコチ配り

2023年12月24日 | 我が家の食&漬物作り

昨日、年末恒例となった漬物のアチコチ配りをした。

約10軒に配る「大根の麹漬け(沢庵)」と「白菜の漬物」は、家族数などを考慮して各戸毎に数量を決めた。

「大根の麹漬け(沢庵)」は、配る分の約50本を漬物容器から取り出して2個のタライに入れた。第1弾で漬けた45kg分が残り僅かとなった。

「大根の麹漬け」は、用意したビニール袋では1袋に2~3本ずつしか入らなかったので小分けして入れ、家ごとに必要数を仕分けた。

白菜は、冷凍庫から冷凍した白菜を必要数だけ取り出して、家ごとに仕分けした。

配るルートを決め、配る家の順番に段ボール箱に並べ、車に積み込み配って回った。急いで回ったので、持って行った喫茶店ではコーヒーも飲まずに失礼した。

 

・・・元気 もらっている!・・・

アチコチ、配って回ると・・・

『甘い沢庵が嫌いやから嬉しい。いつも、たくさん貰ってばかりで申し訳ない。おおきに!』

『このサッパリで美味しい沢庵、スーパーにもどこにも売っていないから嬉しい! 売っていたとしたら、こんなに大きい大根の漬物やったら、1本千円以上はする値打ちもんや』

『漬物、たくさん作ってるて凄いやん。よう頑張っているなあ!』

など、嬉しい言葉をたくさん頂いた。

今年も何とか皆の期待に応えることができた。喜んでくれるから、「来年も頑張らなくっちゃ」と元気が湧いてくる。

我が性分。自分だけが食べる分でよければ、畝づくり・施肥・種まき・散水・防除・収穫・水洗い・塩漬け・本漬けなど一連の作業工程を考えると溜息が出て、今年は「お休みしよう」と怠惰な心が働いたりもするはず。

漬物配り・・・人が喜んでくれると自分も嬉しくなってくる。再生産意欲が湧いてきて体もたくさん動かすことになる。一石二鳥どころではないと思っている。


漬物三昧 始まった

2023年12月22日 | 我が家の食&漬物作り

昨日は初雪がちらついた。

先週は各地で夏日が観測されるほどだった。まさか、その一週間後に雪が降るとは・・・

今日の未明。ふと目が覚め室内の空気が冷たく感じたので、気になって枕元の温度をみると、何と「7.5度」だった。外気温は2~3度かも知れないと思った。

北国みたいに大雪が降る訳でもないし、日中の最高気温が零下になることもないが、我が地にとっては今季一番の冷え込みだった。

 

・・・大根の麹漬け(沢庵)・・・

市販している沢庵のような「甘いのは嫌い」・「真っ黄色に染まったのも嫌い」なので、毎年、標準分量ではなく自分なりの調味料を調合して漬け込む。

11月末に第1弾で漬け込んだ45kg分の「大根の麹漬け(沢庵)」を味見した。

「ほんのり黄色」になっていた。甘さは感じず、大根の風味と標準分量を入れた粗塩が混じった「ほんのり味」だった。いい具合に漬かっていた。

周辺には、自分と同じように甘いのが嫌いな人が何人もいる。毎年、我が家の沢庵を待ってくれている。ボツボツ、アチコチ配りできそうになってきた。

 

・・・白菜の漬物・・・

1週間前に漬けた第2弾の38kgを味見した。漬け上がっていたので葉っぱの部分はしっかり味が染みていたが、白い茎の部分はシャキシャキ感があって薄味だった。

第1弾のすでに冷凍保存してあった白菜を解凍し、味を食べ比べしてみた。茎の部分もしんなりと柔らかくなり、味も染みていた。冷凍・解凍する過程で、味に変化が起きていた。

・・・・・

味見した第2弾の白菜。長く漬け込んで酸っぱくなっても自分は嫌いでないが、家族の多くは好まないので味が変わらないうちに冷凍保存する必要がある。でも、1台の冷凍庫は第1弾の白菜で殆ど占有しているし、もう1台の冷凍庫には食材も入っている。何とかしなきゃ・・・

 

・・・朝食・・・

最近の朝食は茶粥が多かったが、冷凍庫に入った食パンを早く消費しなきゃならないので、パン食に切り替えた。

フルーツは、富有柿・早生みかんが続いている。パンを食べる時は、ミカンがジュース代わりとなって喉通りがよかった。自家製みかんジャムも使った。

旬のみかん・柿、「せっせ」と食べ続けている。


手抜き「干し柿」!

2023年12月21日 | 家庭園芸&直売所

・・・不完全甘柿・・・

受粉樹として植えた不完全甘柿の「禅寺丸」。

種ができて実が茶色くなれば甘く、そうでないオレンジ色の箇所は渋が残っている。皮を剥かないと渋が残っていないかがわからない。甘柿・渋柿の中間の不完全甘柿なので、食べ方には躊躇する。

生食で食べるには甘柿の大秋柿・富有柿で十分なので、ついつい禅寺丸柿は、毎年、野鳥のエサになっている。いずれ伐採の運命にある。

今年はお正月のお供えに使おうと、不完全甘柿の一部を「干し柿」にした。

 

・・・吊るし柿・串柿・・・

昔から我が地域では「干し柿」とは言わず、軒下に吊るすので「吊るし柿」と呼んでいる。柿の本場、県内のかつらぎ町では「串」に何個もさして干すので「串柿」と呼んでいるし、道の駅の名も「くしがきの里」となっているほどで、「干し柿」とは呼ばない。

<串柿を吊るしている写真:かつらぎ町・くしがきの里HPより>

・・・手抜きの干し柿・・・

不完全甘柿・禅寺丸の皮を剥いた20数個。吊るせるように枝もつけていたが、吊るす竹の棒を準備したり、ひとつひとつの柿の枝に紐をくくりつけたり吊ったりするのが面倒な気がしてきた。

そこは手抜きが得意な性分。考えた。

「干しかご」に入れて干すことを思いついた。かごの網にふれている底の部分がうまく干せるのかどうか気にはなったが、『まあエエッか。食べる訳でもないし』と。焼酎殺菌してから干した。

初めての試み:干しかごを使った手抜きの「干し柿」

さすが思いついた手抜き手段だけに、干す作業はアッと言う間に終わった。

何か心にひっかかることがあったのか、「吊るし柿ではないが干し柿には違いないし」と、自分に言い聞かせつつの作業だった。


白菜のお好み焼き

2023年12月20日 | 我が家の食&漬物作り

白菜がいくつも畑に残っている。

残っているから使うのではない。この時期の「お好み焼き」には、必ず白菜を使っている。ただし使うのは、贅沢にも柔らかい『白菜の上部1/4』程度。※残った下部の白菜は、鍋物や味噌汁などの料理に使っている。

白菜を使った我が家のシンプルな「お好み焼き」のレシピです。

材料(2人分)

①白菜:上部1/4、②卵:2個、③お好み焼きの粉(または小麦粉):少量、④調味料:お好み焼きソース・鰹節・マヨネーズ 

※他の具材を入れなくても、これだけで十分美味しい。

作り方

1. ボールに「卵2個」を割って溶く。

2. 適当な大きさに「ざく切りした白菜の上部」を、「1」のボールに入れ混ぜる。

3. 「2」に「お好み焼きの粉」を少しずつ入れながら混ぜ、「卵」が流れ出さない程度まで入れる。(粉は少量)

(卵・白菜・粉を混ぜ合わした状態)

4. 油をひき中弱火で熱したフライパンに「3」を入れ、2cm程度の厚さに広げる。

(フライパンに広げた状態)

5.  中弱火で裏面に焼き色がつくまで焼く。

6. フライパンを持ち上げ、揺すってお好み焼きがフライパンにくっついていないことを確かめつつ、「エイヤッ」と空中で上下をひっくり返す。(そばでみていた孫が、『オー』と感動してくれた。家内からは、『ひっくり返すの上手やなあ』と毎回の煽て言葉に乗せられ、いつもお好み焼きは自分が担当する)

7. コテで2等分または4等分など適当な大きさに切れ目を入れてから、お好み焼きソース・鰹節・マヨネーズなどを好みでかける。

(好みにした状態)

8. 裏の焼き具合を確かめ、焼き色がついていれば出来上がり。「7」の作業をしているうちに、ほぼ焼き上がる。

9. 頂きます

(注)我が家のお好み焼きは粉が少量。つなぎの卵と粉が入った『白菜焼き』みたいなお好み焼きです。

 

・・・食レポ・・・

白菜のお好み焼き。いつも孫や家内が「美味しい」と褒めてくれる。

テレビの食レポを聞いていると、表現力の競い合いをしているかのようだったり、美辞麗句を並べたててみたりと味覚をストレートに表現しないことが多くて、本当の美味しさが伝わってこない。

でも家族は真っ正直に表現してくれる。白菜を届けたご近所さんに作り方を教えたら、後日、わざわざ電話で食べた感想を正直に連絡してくれた。

白菜のお好み焼き、我が家とご近所さんに共通する食レポは・・・

  • フワフワで柔らかくて美味しい。
  • これ食べたら、キャベツのお好み焼きは食べたくない。

昔、NHKの番組でプロの料理人が「白菜のお好み焼き」を披露した時は、小麦粉を使っていた。白菜の旨みをアピールするためだった。

自分は調味料入りのお好み焼きの粉を使ったので、白菜の旨みがアピールできたのかどうかはわからない・・・

粉もん好きな方は、お試しあれ!


今季の漬物仕込み 完了!

2023年12月17日 | 我が家の食&漬物作り

昨日の朝の室内気温は20度超と、夏の朝みたいで気持ち良かった。天気予報では徐々に北西の風が吹いてきて気温が下がる一方で、しかも午後から小雨が降り出す予想だったので、畑仕事する気もなかった。

なのに、たまたま10時ごろ外に出ると晴れ間もあって風も南寄りで暖かかった。咄嗟に思った。大根15kgなら何とか短時間で収穫・水洗い・塩漬けできる。

お天道様が漬物作りするようにと、過ごしやすいよう気温を高くし、しかも晴れ間まで出して導いてくれているんだと思った。腰を上げなきゃバチがあたる!

 

・・・大根の麹漬け:下準備(塩漬け) 15kg・・・

2週間の天気予報をみて、年内はあきらめていた第3弾の「大根の麹漬け」にとりかかった。家内にも声をかけて助っ人を頼み、作業着に着替えた。

収穫し水洗いが終わった大根

塩漬けした大根

作業を終えてホッとした。

 

・・・大根の麹漬け 30kg・・・

雨雲レーダーを見ると、小雨が降ってくるまでには多少の時間があったので、塩漬けしてあった30kgの麹漬け作業にもとりかかった。

1週間ほど前に塩漬けし水上がりしてから数日が経っていたので、水切りした後、調味料を準備し容器も殺菌してから麹漬けした。

雨の来ないうちにと慌ただしく作業したので、途中、とりあえず写真は撮ったが写り具合を確認する余裕もなかった。後でみると、ピンぼけしていた。

大根の麹漬け(沢庵):30kg(ピンぼけ写真です)

 

・・・今季の漬物仕込み 完了・・・

これで、今季は90kgの「大根の麹漬け(沢庵)」を仕込んだ。

「白菜」は、今季すでに72kgを漬け込みした。

予定していた今季の漬物作りは完了した。

これで心おきなく年を越せる!

感謝を忘れたらバチがあたる。

お天道様ありがとうございます!


今朝の気温 何と21.3度!

2023年12月16日 | 田舎暮らし&家族

朝、あまりにも暖かいので室内温度をみてビックリ。何と「21.3度」もあった。

昨日も南からの暖かい風が吹いた。午前中は小雨模様だったが、午後は晴れ間が出た。直射日光を浴びると暑くて陽射しを避けたくなるほどだった。

 

・・・我が妄想・・・

各地で「夏日」も観測されたほどの12月ではありえない異常な気候。

天気予報解説では、南からの暖かく湿った風が吹き込んで気温が上がったとか、天気図の高気圧や低気圧の動きによる気温の変化を聞いた。

でも、何が原因でそういう気候になったのか・・・ 凡人にはわかるはずもない。

お天道様の「うっかり?」「気まぐれ?」・・・ いや そうじゃない。

地球のバランスを司るであろうお天道様のすること。何らかの理由があるはず。何かを気づかせようとしているのかも知れない。そう思うことにしている。

・・・・・・

明日からは つかの間の夏日が終わり 冬本番になる!


白菜漬け込み38kg & 白菜漬物34kg冷凍

2023年12月14日 | 我が家の食&漬物作り

数日前から天気予報とにらめっこしてきた。17日以降、一気に気温が下がる予報だった。

今日14日の予報は、気温も高く風もなくて陽射しもありそうだったので白菜を漬け込む予定にしていた。早朝、天気予報を確認すると今日は11月中旬並みの気温で暖かいとのことだった。よっしゃー!

畑に出て白菜を収穫し、天日干しした。

第2弾の白菜は38kgもあった。前回34kgを漬け込んだ時、最も大きな容器が満杯だったので、「ヤバイ。全部は入り切らないかも」とギュウギュウ詰めに押し込みながら漬け込んだ。

何とか、入りきった。

今季は第1弾・第2弾で72kgの白菜の漬物作りができた!

ズボラな性分なのに、よう頑張った!

 

・・白菜の冷凍保存・・・

第2弾で漬け込む白菜を天日干ししている間に、漬け込み容器を確保するため、10日間ほど前に漬け込んだ第1弾の34kgの白菜を取り出した。漬かり具合は、2日前に味見をして今日が頃合いだと判断していた。

大・中2個のタライに入れた。

ビニール袋に入れ、冷凍庫の保存容器に並べた。

 

・・・アチコチ配りの算段・・・

1台の冷凍庫のうち、4段容器の内3段を使ったので冷凍の余裕は1段しか残らなかった。今日漬け込んだ「38kgの白菜」や漬け込み中の「大根の麹漬け」の冷凍保存が待っているので、2台ある冷凍庫ではとても入り切らないのは確実。

そこは、例年アチコチ配りし何とか収まってきている。

2種類の漬物、待ってくれている人達がいるだけに、お正月までには何とか配らなくっちゃ。


丸亀名物の「骨付き鳥」

2023年12月12日 | 旅行・街歩き・お店・写真

親の跡を継いでお坊さんをしている学生時代の友人が、丸亀名物の「骨付き鳥」を送ってくれた。

以前にももらったので味は知っている。食べたことのない「スパイシー」な味付けだった。

「おやどり」は、身がしっかりしているので味わい深くて食べ応えがある。ただ歯がよくない家内は苦手だし、老体には1個は刺激的すぎるので、「ひなどり」1個を2人で分けて頂いた。「おやどり」と違って柔らかかった。

自分は、ほどほどの辛さしか食べられないので、スパイシーが特に効いた「ひなどり」の皮の部分は家内に任せ、中の身だけを食べた。それでも額に汗が出るほどだった。辛い物好きな家内は「美味しい」を連呼しながら殆どを平らげた。

・・・・・・

辛い物好きな孫が入って来た。味を知っている孫、迷わず『これもらう。一個全部、自分1人で食べるんや』と、「おやどり」を手に取り持って帰った。

 

・・・市場に出回らない「みかん」・・・

骨付き鳥のお礼の電話をして知った。周辺に「みかん園」がないらしいと。ご近所さんからもらって倉庫に保管している「みかん」を送ることにした。

倉庫にあるのは、直売以外では市場には出回わらない「ミニサイズ」・「ビッグサイズ」のみかんだった。

  • 見たこともないサイズで珍しいはず!
  • 「小粒みかん」の美味しさと食べやすさに驚くはず!
  • 見たこともない「大玉みかん」に驚くはず!
  • 小粒みかん1個を4口で食べる皮の剥き方も知らないはず!

・・・・・

皮の剥き方は、以下の文書をメールで送った。

自分が選り好んで食べるみかんは・・・

極早生みかん・早生みかんで「3Sサイズ以下」の小粒なみかん

自分が選り好んで食べる極早生・早生の小粒みかんは、表皮も袋も柔らかく味も凝縮されています。表皮を剥くのも簡単。食べるのは4口。1個がアッと言う間に食べ終わります。

「小粒みかんの食べ方」

※小粒みかんでなくても表皮の剥き方は同じ。実が大きければ、1片を1袋ずつに分けて食べる。

(注)3L以上の大きなみかんは・・・

  • 表皮を剥いて、ジュースにする OR ジャムにする
  • 八朔のように袋を剥いて食べる(袋ごと食べてもOK)
  • 大きくて立派なサイズなので、お供えにしたり飾ったりする

※「3Sサイズ以下」および「3L以上」のみかんは、市場出荷できませんので加工品になります。直売以外、スーパーなどの市場には出回りません。


大根の漬け込み:第2弾

2023年12月10日 | 我が家の食&漬物作り

昨日は暖かくていいお天気だった。これ幸いと、大根の麹漬けを作ろうと、粗塩で下漬けした。

大根30kg:水洗い終了

塩漬け:粗塩は15kgに500gの割合

重石をのせての1週間あまりの塩漬けが終われば、本漬け込みの「麹漬け」にとりかかる。

畑には、まだまだたくさんの大根が残っているが、麹漬けするに適した太さになるのは、いつのことやら。

今季は、第1弾45kg、第2弾30kgで計75kgの大根の麹漬け(沢庵)を段取りしたが、アチコチ配りを考えれば90kg以上は漬け込まなくっちゃ・・・

 

・・・今回の大根アート作品・・・

 

・・・白菜の漬け込み 断念・・・

今日も白菜の漬物作りには絶好のお天気。2回目の白菜の漬物作りにとりかかりたかったが、いかんせん、大きな容器が余っていないことに気づいた。

大根の麹漬けとの兼ね合いもあって、先週漬け込んだ1回目の白菜が漬け上がって容器が空くまで待つしかなかった。

中小容器を使い、いくつにも分けての漬け込みも考えたが、調味料の配分や漬け上がり管理が面倒だし、重石も余分に使うことになるので足りなくなる恐れがあるし、スペース確保の懸念もあった。

漬け込みを断念した。暖かで風もなく天日干しにも絶好のいいお天気なのに・・・ アー 勿体ない!

 

・・・お天道様!・・・

来週以降のお天気が気にかかる。

寒風が吹き荒れたりの日が続いたりしたら、大根の水洗いは辛いだろうなあ・・・指がかじかんで凍り付きそうになったら作業できないだろうし・・・

白菜を天日干しできる風もなく穏やかで暖かな日が来なかったら、どうする?・・・

『気にしたところで どうなるものでもなし。なるようになるさ』と開き直りつつも、『きっと お天道様が何とかしてくれるはず』とも思っている。


早生みかん 不作!

2023年12月09日 | 我が家の食&漬物作り

近所の農家から、『早生みかん 終わりや。コマ(出荷規格外のミニサイズのみかん) コンテナ1杯しかないけど どう?』と電話がかかってきた。

早速、軽トラでもらいに行ってきた。

農家:『ウチ 早生みかん(品種は「宮川早生」) 少なかった。JA共撰でも少ないと言うてた』

自分:「これから中生(なかて)・晩生(おくて)、採らなあかんのやろ?」

農家:『ウチ 中生はチョットしかないし、晩生はない。早生終わったら、やれやれや』

自分:「ホッとやなあ・・・」

 

・・・早生みかん 不作・・・

そう言えば栽培面積が「早生みかん」より少ない「極早生みかん」は、数軒の農家からコンテナで数えきれないほど何杯ももらった。アチコチにもたくさん配れたし、倉庫に残っていた分は数日前にやっと食べ終わったほど。

なのに我が地区で栽培面積が最も多い早生みかんは、今のところコンテナ4杯しかもらっていない。今後、他の農家から貰えるのかどうかもわからない・・・

 

・・・大玉みかん:背に腹は代えられない?・・・

子どもや親戚から、『みかん、まだある?』の声がチョクチョク。『ないよりはまし』かもと、出荷規格外で加工用となる早生の「大玉みかん」をコンテナ2杯もらってきた。手前のコンテナは「コマ(ミニサイズのみかん)」

大玉みかん、コマがなくならない限り、自分は食べようとは思わない。

袋ごと食べるにはチョット・・・ 

八朔のように袋を剥いて食べるのは面倒だし・・・。

絞ってジュースにすればいいかも・・・

立派なので、お供えとか飾ったりするにはいいかも・・・

 

・・・(参考1) 有田みかん・・・

和歌山は温州みかん生産量が全国1位。その主産地は有田市・有田郡。「有田みかん」は商標登録名で権利者は「JAありだ」。県内他地区のみかんは、「有田みかん」と表示された段ボール箱を使用できない。

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温州みかんは、収穫時期によって大きく4つに分類される。作られている品種は地域によっても違うし農家によっても違う。

  • 極早生(ごくわせ)・・・品種名:ゆら早生 日南 など
  • 早生(わせ)・・・品種名:宮川早生(みやがわわせ) など
  • 中生(なかて)
  • 晩生(おくて)

我が地区では、極早生だけは味の違いから品種名で言ったりすることが多いが、早生・中生・晩生は品種名で呼ぶことは稀。

・・・(参考2) ゆら早生みかんとは・・・

早生みかんの「宮川早生」の木に高糖度のみかんが実った枝を県内の由良町の農家が発見し、その枝を接木で増やし、平成7年に「ゆら早生」として品種登録された。「宮川早生」と「ゆら早生」は親子関係にある。