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酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

おっ、何気にうまいかも。

2011-05-27 | 酒風景
昨日、いつもの女将との晩酌にて。

ちょこまかとした小料理に舌鼓。よいペースで酒がはかどる。

と、思わず箸が止まる。

おや、これ旨いんでないの?これは特筆せねば。


少し食べちゃったけど、とりあえず撮影。

しこしこ歯ごたえがよく、甘くておいしい。

ダシで湯がいたエリンギを昆布の佃煮で和えたものである。ちょこっと乗せた三つ葉も良いインパクトを演出している。

エリンギは大味な気がしてあまり好まないのだが、こんなふうに仕込むと大味どころか、味がきゅっとしまった感じさえする。味の濃いものと合わせるとエリンギ独自の食感が引き立っているのだろう。

というような内容で女将をほめたら、お代わりが出てきたのだった。

いいちこに感激。

2011-05-26 | 旅行
福岡紀行から続く。

翌日、日曜日は早朝より大分に向かう。

着いたのは日田市。聞けば天領地として由緒ある街。ちょうど川開きのお祭りの最中で、朝から賑わっていた。

そして目的地。



いいちこを製造する三和種類株式会社の日田蒸留所である。

近年、いいちこを愛飲している我ら。ふと行ってみようかと言ってみたのがいきなり現実論に。旭川から大分。しかもたった一泊という旅行が始まったのである。

蒸留所の広大な敷地はほとんどが森に覆われ、閑静な空気に包まれていた。

先ほどの画像の、後ろ側の煉瓦の建物が仕込みから蒸留、熟成貯蔵を行う施設だ。場内は独特の甘い香りがいっぱいだ。
とあるご縁から、普段は一般公開していない場所に特別に案内される。そんな話は何も聞いていないのでびっくり。



仕込みのタンクが並ぶ。製造工程は長くなるので割愛するが、ここで大麦が発酵する。



タンク内部。コポコポと泡が出る発酵の瞬間だ。これがあの旨いいいちこになるのかと思うと、実に荘厳な雰囲気なのである。

そして蒸留。



近代的な美しい光景である。ちょうど火が入り蒸留の真っ最中で、その温度を肌で実感。通常ならガラス越しの見学も、中に通していただいたおかげ。ただただ感激なのである。

蒸留によって出来た原種は、樫樽やホーロー樽など目的別に詰められ、貯蔵・熟成される。



ウイスキーやワイン工場などでもそうだが、静かに樽が並ぶ風景は感動的。

たっぷりと製造についての話を伺い、ようやく試飲コーナーへ。



手前3本が原酒である。原酒を味わえるのはここだけだ(販売もここだけ)。仕込みから蒸留に至る、いいちこ誕生のすべてを目の当たりにした後だけに、味わいは格別。原酒はちとキツいが、有り難く、身体に染み込ませるようにいただいた。

というわけで、今回の九州旅行最大の目的は、思いも寄らぬサプライズ感動、感激。お土産(ちょっとスゴイもの)まで頂きまた感激。

いいちことの新たな出合いに感謝、なのであった。

耳が痒いわん。

2011-05-25 | わさび部長
五月になってから、少し悪くなっていたわさび部長のアトピー。

今度は耳の中が痒いようで、ちょっとかわいそう。

昨日、病院で処置をしてもらい、また再びあまり好きじゃない薬が復活。



スポイト付きの容器。

「これは好きではないもの」なので何気に無視。

味噌汁の効能。

2011-05-24 | 旨かった話
せっかく旅行したのに、帰ってから「やっぱり家がいちばん」と言う、そんなギャグもあるが、あれこれ食べてちょっと食傷気味な時には、確かにそれに近いものがある。

昨日のランチは、いつもの器用なマスターの居酒屋で。

ご飯、味噌汁、おかず、という基本的なごはんスタイルに期待して行ってみると、日替わりランチはこんな感じで・・・



博多での肉系続きの翌日。分厚い豚ロースであるが、味噌漬けなのでとても美味しい。

実は何がうまいって、味噌汁だ。マスターの味噌汁は添え物の汁、というものでなく、具の多い、かつ熱々でたっぷり。立派なおかずだ。

旨い味噌汁が疲れ目の身体を癒す。おまけに食欲も呼び覚ますのか、ちょっと多いかなと思ったメインの肉もぺろりと平らげてしまったのだった。

癒されたというか、復活した感じ。

麺事情 博多編

2011-05-23 | 麺好き
もともとラーメン好き。
博多ラーメン、そのご当地で食べなきゃバチが当たるというもの。

鍋など食べ、さて第二ラウンドはラーメンだ。

とは言っても、お店については右も左も分からない街。行き当たりばったりで行ってみるしかないと思っていたら、旅の同行者、芸能好きのYちゃんが行きたい店があるという。

彼が贔屓のタレントが行った事のあるという店らしいのだが、どうせ知らない店に行くのだからどこでも同じってことで探索開始。



博多で初の博多ラーメン。けっこうあっさりか。
脂っこいというより脂っぽい印象。
麺は細く、まさに針金のごとし。とりあえずフツーに注文したが、地元と思しきお客さんは多くがバリかたを注文。
自分の食べたアレより固いのかと思うと、まさに食文化の違いこれにありかと納得。

次は屋台で。

まずは餃子をつまみに麦焼酎。



屋台を方々で探しながら、その都度気になっていた焼きラーメンに挑戦。



なるほど。見た目は焼きそばだが、似て非なるもの。理屈としては麺をツユとともに蒸し焼きに。調理の様子を見る限りは、まさにラーメンとして一旦できあがったもの(この時点では具なし)を蓋つきの鉄板に入れ、もやしなどと混ぜて蒸したという感じだった(少なくとも自分が行った屋台では)。
結果、煮詰まった分だけ味が濃いという雰囲気だ。うん、焼きそばじゃない。確かにラーメンだ。

翌日。食べ納めは空港で。



普段食べてる博多ラーメンと似てる。多分、世間一般のヒトが思う博多ラーメンというか、こってりした真っ白な白湯スープの見本のような感じか。空港という場所柄のせいだろうか。
せっかくなので、高菜や明太子(有料)などトッピングを楽しむ(前の晩の店は薬味がショウガしかなかった)。
ショウガ以外は別途有料というのが博多のスタンダードなのかな思いながら、あっという間に飛行機の時間が迫り、ばたばたと博多をあとにしたのだった。