酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

メンチカツ行脚。

2014-10-27 | 旨かった話
小春日和、どころじゃないほど暖かな日曜日。

てくてくと歩いてランチへ。なにせ自転車がないもんで(ただいま行方不明)。
だが案外歩けるものでいつもは自転車か車で訪れていた店も
意外に徒歩圏内(その店は徒歩15分だった)なのである。

もともと軽食喫茶なのだが、市民の誰もが定食屋だと思っている店にて。
注文はもちろんメンチカツ定食のつもりであったが、
たまたま座ったカウンター席で、目の前には大鍋でカレーがどろんと煮込まれている。


なのでメンチカツカレー(というメニューもある)。

雰囲気の伝わらない絵だが、
盛りつけがとても素晴らしくて(ご飯やカツの配列すごくテキトー、カレー皿からはみ出しあり)
このようなトリミングを迫られたという次第。
マスターは穏やかで仕事も繊細なのだが、
一部の女子スタッフがなんたって大雑把?なのが残念(笑)

まあ、アツアツで美味しいから許す。
タネ少なめで衣の厚いメンチカツは、いい意味で薄くて食べやすい。
ここは豚挽きかな。どうも合い挽きっぽくないのだがそれが悪いという話でもない。
もとより、台の方の盛りが良いので食べごたえは十分すぎるほど。
ビールをひとつ呑り、すっかり満腹なのだった。

ところでこの店。向かいにある敷地に店を新築し、来月移転オープン予定。
味が変わらなければいいのだが、市民のちょっとしたニュースになるだろうと思う。

若い頃からの愛着がある店。
姿を変えても、それが変わらないことを祈る。