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酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

北の海から。

2013-02-01 | 酒風景
北の湖(元横綱の)と文字が出るかと思ったが、普段は実に不愉快に文字変換するくせに、笑いを期待したときには役立たずのパソコンである。

さて、昨日はいつもの炉端で晩酌。


まずは、アジの開き。鮭・サバ・ホッケが多い食卓にあって、たまのアジは嬉しい魚。身もほっくりとしていてなかなか良い品であった。

北の海から来たのはアジではなくコレ。


銀杏草である。ポン酢、おろし生姜をちょっと添えて。

寒くなると新芽が出て、沿岸で猟師の母さん達が手摘みをする。極寒の海に入り仕事をするその光景がニュース映像で紹介されるのも恒例で、その時期が今頃である。

乾燥したものは自分も島に行くたびに買ってきたりして、家でも美味しく頂くのだが、いわゆる摘みたての生は初めて。

しゃきしゃきと軽快な歯ごたえ。香ばしい旨味とでもいおうか、ゆっくりと味わうほどに海のエネルギーが伝わってくる。もちろん酒にもよし。

おかわり!を告げ、次は味噌汁にしてもらった。


これも旨い。少し時が経つと身が柔らかくなってきて、少しとろりともしてくる。
一杯で二度美味しいオツユに大満足なのだった。

幸運にも店は少しヒマ(女将には不幸)で、久々にゆっくりと話もでき心身に滋養を補給できた、そんな晩酌であった。

思い出せば、ランチは川わきで。


鮪の生姜焼き。

昼、夜と、二店が属する旭川のレトロ酒場ゾーン「ふらり~と」で食事。
今日、自分の体はふらり~とで出来ている。