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修験の道

2020年02月11日 | スピリチュアル日誌
修験道(しゅげんどう)は
山へ籠もって厳しい修行を行うことにより
「悟り」を得ることを目的とする
日本古来の山岳信仰が
仏教に取り入れられた日本独特の宗教である。
修験道の実践者を修験者または山伏という。
明治元年(1868年)の神仏分離令に続き
明治5年「修験禁止令」が出され
修験道は禁止された。
また廃仏毀釈により
修験道の信仰に関するものも破壊された。


ウィキペディアより ↓↓↓



修験道とは
日本古来のきわめて漠然とした宗教的心情を
主に仏教の思想体系によって整理し
さらにその他の宗教をも換骨奪胎して
形成されてきた「日本独自の宗教」である
と捉えるのが妥当かもしれません。


役行者霊蹟札所会↓↓↓



平成16年7月1日
大峯山・熊野三山・高野山の三つの霊場と
大峯奥駆道・熊野古道・高野山町石道の三つの
参詣道が「紀伊山地の霊場と参詣道」として
ユネスコの世界遺産に登録されます。
これを期に、全国各地の修験道諸派を集結して
「修験道大結集(しゅげんどうだいけつじゅう)」
が催され世界の平和を祈ると共に
今後も修験道が社会で活動を展開し
共に発展していくことを確認しあいました。
修験道は、日本古来の
そして現代にも息づく宗教であり
日本文化の一端を担う存在でもあるのです。


修験道大結集↓↓↓



広島市内で先日
「広島に山伏がやってくる!」
という会が57名の参加をもって催されました。
ご縁があり、どんな講師や観客が参加するのか
興味深々で当日を迎えました。
山伏の生き方が女性の感性にヒットするのか
参加の半数以上は女性でしかも
比較的若い方(30代~?)が多いことに驚きました。


あわせて
参加者の多くに何かを求める姿勢というよりは
今日のこの場を楽しみたいという雰囲気の方が
多く見受けられ“ガツガツ感”のない
アットホームな良い場になったような気がします。


それはひとえに現代の山伏
星野文紘先達の持つ存在感によるところが大きく
その風貌とは異なる親しみやすい語り口が
とても魅力的に感じました。


星野先達は
昨年、天河神社の節分祭において
その姿を初めて拝見しました。
参加された多くの修験者にはない
その圧倒的な存在感は特別なものでした。


〜星野文紘(山伏・「大聖坊」十三代目) プロフィール〜
1946年山形県出羽三山羽黒山宿坊「大聖坊」に生まれる。1971年「大聖坊」十三代目を継承し、2007年には出羽三山の最高の修行である「冬の峰百日行」の松聖を務める。出羽三山や全国の修験の山でも山伏修行を実施する。また全国各地で山伏の知恵を活かすべく生き方のトーク活動を「羽黒山伏の辻説法」として展開している。
→もっと羽黒山伏 星野先達のことを知りたい方:インタビュー記事があるので御覧ください。
「山の思想」↓↓↓



修験道は所謂、一神教的な信仰とは異なり
自然そのものに神を観るという自然崇拝が
教義の基になっています。
従って聖典は存在せず口伝と体験のみで
歴史を刻んできた存在です。
神道の流れを汲みつつ密教的な修行の
在り方が日本の文化に溶け込んでいき
多くの実践者を生んだことが
今日まで続いた理由だと思います。


会の当日は
お弟子さんとのディスカッションで
2時間があっという間に過ぎました。


ー本来人間には見えないものを
見るチカラがあるのにも関わらず
余りにも自然からかけ離れた生活によって
病気や様々なトラブルの元凶になっている。

ー自然のなかで自分を解き放つ経験が必要。

ー自分らしい暮らしを取り戻すために
山伏修行体験はおすすめ。

などなど

それぞれのパネラーの思いを
先達が肉付けするカタチの内容に
観客は頷きで応えていました。



ちなみに宮島での
今年の山伏修行体験会は
すでに満席になりキャンセル待ちの
状況です。
エントリーは可能のようです。



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