俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

寒鯉

2010年01月18日 | 俳句

寒鯉の 餌を投ぐるに 跳び跳ねし
(かんごいの えさをなぐるに とびはねし)
11467 【季語】 寒鯉 【季節】 晩冬


寒鯉の 口は大きく 髭長く
(かんごいの くちはおおきく ひげながく)
11468 【季語】 寒鯉 【季節】 晩冬
人面魚にもなったくらいグロテスクです。


携帯は 嫁の目覚まし 寝正月
(けいたいは よめのめざまし ねしょうがつ)
11469 【季語】 寝正月 【季節】 新年


不精ゆえ 未だに続く 寝正月
(ぶしょうゆえ いまだにつづく ねしょうがつ)
11470 【季語】 寝正月 【季節】 新年


木葉髪 年経るごとに 増えにけり
(このはがみ としへるごとに ふえにけり)
11471 【季語】 木葉髪 【季節】 初冬


廉価かな アラの塩焼き 今日も出て
(れんかかな あらのしおやき きょうもでて)
11472 【季語】 アラ 【季節】 三冬


渋柿の たわわに残る 明日香道
(しぶがきの たわわにのこる あすかみち)
11473 【季語】 渋柿 【季節】 晩秋
まほろばさんの明日香の写真に魅了されて


蝋梅の 透けし彼方の 屋敷跡
(ろうばいの すけしかなたの やしきあと)
11474 【季語】 蝋梅 【季節】 晩冬
まほろばさんの明日香の写真に魅了されて


コメント
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