俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

探梅

2010年01月22日 | 俳句

大寒や 水差しの水 錆の色
(だいかんや みずさしのみず さびのいろ)
11503 【季語】 大寒 【季節】 晩冬


大寒や 河豚鍋ぺロり 雑炊も
(だいかんや ふぐなべぺろり ぞうすいも)
11504 【季語】 大寒 【季節】 晩冬


大寒や 上弦の月の 沈みごろ
(だいかんや じょうげんのつきの しずみごろ)
11505 【季語】 大寒 【季節】 晩冬


夕茜 丘の斜面の 水仙に
(ゆうあかね おかのしゃめんの すいせんに)
11506 【季語】 水仙 【季節】 晩冬


水仙花 花より蕊の 黄の強く
(すいせんか はなよりしべの きのつよく)
11507 【季語】 水仙花 【季節】 晩冬


隣家の 蒲団干す音 遠ざかり
(となりやの ふとんほすおと とおざかり)
11508 【季語】 ふとん干す 【季節】 三冬


冬菊や 渋き黄色に 陽のさして
(ふゆぎくや しぶききいろに ひのさして)
11509 【季語】 冬菊 【季節】 三冬


世は移り 洟垂小僧 昔人
(よはうつり はなたれこぞう むかしびと)
11510 【季語】 ー 【季節】 ー


どてら着て 膝掛けをして 冷酒飲む
(どてらきて ひざかけをして れいしゅのむ)
11511 【季語】 褞袍 【季節】 三冬


寒月や 鳥居の下の 狗の顔
(かんげつや とりいのしたの いぬのかお)
11512 【季語】 寒月 【季節】 三冬


探梅や 夢の列車の 西へ行く
(たんばいや ゆめのれっしゃの にしへゆく)
11513 【季語】 探梅 【季節】 晩冬


寒鴉 三足鴉 韓ドラマ
(かんがらす さんそくからす はんどらま)
11514 【季語】 寒鴉 【季節】 晩冬


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする