俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

膝掛け

2010年01月12日 | 俳句

途切れなく 音はすれども 北風見えず
(とぎれなく おとはすれども かぜみえず)
11433 【季語】 北風 【季節】 三冬


行く道の 細きに合わせ 冬の薔薇
(ゆくみちの ほそきにあわせ ふゆのばら)
11434 【季語】 冬 【季節】 三冬


陽を見れば 嚔飛び出す 冬の日よ
(ひをみれば くさめとびだす ふゆのひよ)
11435 【季語】 冬 【季節】 三冬


葉の光 有りて輝く 寒椿
(はのひかり ありてかがやく かんつばき)
11436 【季語】 寒椿 【季節】 晩冬


冬の日の 午前七時の 日の出なり
(ふゆのひの ごぜんしちじの ひのでなり)
11437 【季語】 冬 【季節】 三冬


飛鳥駅 明日が香る 冬一日
(あすかえき あしたがかおる ふゆひとひ)
11438 【季語】 冬 【季節】 三冬


冬の昼 パソコン前に 礼ばかり
(ふゆのひる ぱそこんまえに れいばかり)
11439 【季語】 冬 【季節】 三冬


膝掛けと 着崩れ褞袍 わが友よ
(ひざかけと きくずれどてら わがともよ)
11440 【季語】 褞袍 【季節】 三冬


コメント
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