俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

葉桜

2010年05月26日 | 俳句

葉桜や 撮りたい時に カメラなし
(はざくらや とりたいときに かめらなし)
12716 【季語】 葉桜 【季節】 初夏


葉桜や 川には鴨の 一家有り
(はざくらや かわにはかもの いっかあり)
12717 【季語】 葉桜 【季節】 初夏


ぼうたんを 手に受けて見る じっと見る
(ぼうたんを てにうけてみる じっとみる)
12718 【季語】 ぼうたん 【季節】 初夏
ぼうたん=牡丹


五月雨や 降っても止んでも 疎ましく
(さみだれや ふってもやんでも うとましく)
12719 【季語】 五月雨 【季節】 初夏


月夜には 雲など要らぬ 聖五月
(つきよには くもなどいらぬ せいごがつ)
12720 【季語】 聖五月 【季節】 初夏


長袖の シャツ手放せぬ 衣替え
(ながそでの しゃつてばなせぬ ころもがえ)
12721 【季語】 衣替え 【季節】 初夏


夏シャツの 左の肩に 痛みあり
(なつしゃつの ひだりのかたに いたみあり)
12722 【季語】 夏シャツ 【季節】 三夏


薄れ行く 虹の残り火 先に消え
(うすれゆく にじののこりび さきにきえ)
12723 【季語】 虹 【季節】 三夏


冷や麦の いまだに見えぬ 夕餉かな
(ひやむぎの いまだにみえぬ ゆうげかな)
12724 【季語】 冷麦 【季節】 三夏


嫁の食ぶ 夏のおやつの 柿の種
(よめのたぶ なつのおやつの かきのたね)
12725 【季語】 夏 【季節】 三夏


コメント
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