俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

緑陰

2010年05月07日 | 俳句

夏来る よせばいいのに また雨が
(なつきたる よせばいいのに またあめが)
12609 【季語】 夏来る 【季節】 初夏


薄紅の 薔薇を手折りて 差さんとぞ
(うすべにの ばらをたおりて ささんとぞ)
12610 【季語】 薔薇 【季節】 初夏


風に乗る 我が夢遠く 夏来る
(かぜにのる わがゆめとおく なつきたる)
12611 【季語】 夏来る 【季節】 初夏


京地図の 膝掛け涼し 壁飾る
(きょうちずの ひざかけすずし かべかざる)
12612 【季語】 涼し 【季節】 三夏


花菖蒲 首一つ出して 咲きにけり
(はなしょうぶ くびひとつだして さきにけり)
12613 【季語】 花菖蒲 【季節】 仲夏


緑陰や 眩しき外へ 風の吹く
(りょくいんや まぶしきそとへ かぜのふく)
12614 【季語】 緑陰 【季節】 三夏


五月晴れ 三日と保たず 雨の朝
(さつきばれ みっかともたず あめのあさ)
12615 【季語】 五月晴れ 【季節】 仲夏


コメント
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