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俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

秋茄子

2008年09月21日 | 俳句

『秋茄子の 包丁さばき 秘技のあり』
(あきなすの ほうちょうさばき ひぎのあり)

『老いたれば 草と間違う キリギリス』
(おいたれば くさとまちがう きりぎりす)

『秋の夜や 大臣なんぞ 要るかしら』
(あきのよや だいじんなんぞ いるかしら)

『玄関まで 出迎え受けて 月見かな』
(げんかんまで でむかえうけて つきみかな)

『変わるまじ 男心と 秋の空』
(かわるまじ おとこごころと あきのそら)

『糸瓜を へちまと読めねど へっちゃらよ』
(いとうりを へちまとよめねど へっちゃらよ)

『露の玉 摘まんでみれば ただの水』
(つゆのたま つまんでみれば ただのみず)