ホトトギスと高原モズをパチリ！

　戦国時代に天下統一を成し遂げた３人の武将「織田信長・豊臣秀吉・徳川家康」の性格を表した「鳴かぬなら*******ホトトギス」という有名な３つの句がありますね。
“あなたならどうする？”ってとこですが、この日は嬉しいことに何もしなくてもホトトギスは盛んに鳴いてくれていたんですよね。

この日はホトトギス以外にもツツドり、ジュウイチ、カッコウの声が聞こえていましたので、トケン４種はすでに県内に入ってきているようです。
緑が濃くなっている中でトケンの姿を見つけるのはなかなかキツイのですが、運良くホトトギスが姿を見せてくれました。



証拠写真ですけど、一瞬だけ見やすい枝に留まってくれたところをパチリ！

“撮らぬなら、姿は見せぬぞ、ホトトギス”
．．．なんて句をホトトギスが詠んだかどうかは分かりませんが、

当方からは“鳴くけれど、姿が見えぬぞ、ホトトギス”
．．．って詠みたい気分だよ。

後は遠くの枝影に姿がチラ見えするだけ。
ピンポイントの視界しかなく証拠写真にもなりませんわ。



そうこうしている時に近くの枝に何やら留まった鳥がいる。
“モズかぁ～。でもちょっと変わってるね”と一緒にいた方と話していると．．．。

“ああいうのは撮っておこう。珍鳥かもしれないよ！”
．．．ということでパチリしていると、微妙に心が踊る。



こいつが飛んでしまった後に、現地で図鑑を出して調べてみたんだけど、結論は“ああいう感じのモズもいるみたいやね！”ということで落ち着きましたけどね。
まぁそんな事の繰り返しが鳥見なんだけどね。



帰宅してからもう一度調べてみたら、これは通称“高原モズ”って呼ばれているモズ（一般種）のようですね。
以前にもこういう個体を見つけて悩んだことがあったんだけど、珍モズを見てみたいよな。



トケンの声がするすぐ近くからは夏の小鳥たちの囀りが聞こえてくる。
でも気を付けないと知らない間にトケンに托卵されてるかもよ！