先日、約1ヶ月後に迫った「湘南藤沢市民マラソン」のコースR134号をなぞってみたが、書き物自体は何か「思い出ノート」のようになってしまった。「普段、あまり運動しない人がコンクリの上をいきなり長距離走ると膝を痛めますよ」と言いながら先日、所沢マラソンでハーフ2時間で走った同セクションの「船長」(仮称)が親切にも「室内で行えるトレーニング本」を貸してくれた。どちらかと言うと「運動し過ぎ」に注意だし、筋力系はどちらかというと「過剰」な方なのだが、色々参考になることは教わったのだ。練習は週に1,2回、10キロくらい走ればよい。スポーツジムのはつかねずみマシンが腰や膝の保護にはよいが、やはり「床が動いてくれる」のは実際の負荷とは違うので、外で走った方がよいということだ。
この3連休、妻は仕事、息子はサッカーで忙しくいつもながら私だけが暇だったので、一度は「リハーサルに実際に走る」ことをしようと決めていた。ジョギングもだいぶ流行が盛り上がっており、それは深い世界で「走ることの楽しさを覚えて、他のスポーツ。はやめた」という同級生をここでも紹介したが彼は地方病院の医者なのである。しかしマシンジムでは何度も1時間くらい走っているのだが、いざコースを走るとなると我ながら巨大な障壁が立ち塞がるのを自覚していた。「退屈」という名の強敵である。条件は悪くないはずなのだ。江ノ島から海岸線、富士山を正面に見ながら爽やかな風に吹かれてジョギング。。。ランナー人口も増えているという。しかし(贅沢と言われるかもしれぬが)子供の頃から見慣れている私は「これは世間でも羨まれるような素晴らしいコースなのだ」と自分に言い続けても、あっと言う間に飽きてしまうのである。
性格的なものだが私はお出かけ先で「想定外」のトラブルに遭遇し、絶望してしまうリスクを「想定」してしまうので、その地に向かう目的なしに移動することができない。渋滞が嫌いでただ「流す」だけのドライブができない、パンクがイヤで走るだけの「自転車」などもっての他、ましてお腹や足が痛くなるリスクもある「ただ走る」だけなど自分の所業としては愚の骨頂にしか見えないのだ。「前の日に深酒していないこと」「陽気がよく富士山が見えること」「南北方向に風が吹いていないこと」「家族の予定がバラバラでやることがないこと」・・・奇跡的としか言えないような条件が重ならなければ実行しない「走らない理由を常に探している」ようなものだった。したがってコースは家を出て少し心拍数を上げ、一旦江の島に向かってスタート地点まで走り、その後折り返して本コースをなぞって我が家付近を通過、正規折返し点まで行く「往復攻撃」とした。
ジョギングに必須アイテムである時計と指先が冷たくなるのを防ぐため軍手をして家を歩き出した。スポーツジムのマシンでも経験的に分かっているのだが、走り始めて20分くらいがホントに辛い。「今日はこれくらいにしといてやろう」と何度思ったことか。。。しかし相当たらたら走ったのに意外と距離がないのか、我が家から20分かからずに江の島弁天橋まで到達してしまった。天気はよく風もなく絶好の行楽日和なのか遊歩道や橋は観光客で溢れている。また本格的なランナー姿の人もちらほら見える中で、半分サッカー選手のようなスタイルでいかにも「バテてこれ以上走れません」という顔で歩き出してはあまりにもカッコ悪い。その心理が働いてどうにか30分くらいは走り続け、スタート地点であるヨットハーバーで折り返してサイクリングロードへ入ると少しペースをつかめてきた。これから先は「退屈」との戦いである。
「目的がなければ走れない」というハンデを克服するために、走りながら実践するいくつかの「テーマ」を決めていた。まずはサーフポイントの細かいチェックである。海岸線をずーっと走るから、普段は入らない波乗りポイントの様子も細かく観察することができる。どこにどんなレベルの人が集まっているか、沖合の距離、波の向き・割れ具合などである。むろん波の様子はその日ごとにコンディションが異なるのだが、なんとなく具合の良し悪しは分かるものだ。ほぼ同時に「投げ釣り」に入れそうな場所もチェックする。湘南海岸は大体まんべんなくサーファーが浮いているものだが、ホントに波の無いポイントは数か所あり、竿を出している人もいるのである。そして最後は夜になると周囲に明かりがなくなるところ。。。つまり天体観測に適したポイント探しである。障害物はないが意外に海岸にも余計な光がたくさんある。北極星を補足でき、平らで空が広く近くに街灯のないポイントを探した。
走り始めて約1時間、距離的には10キロ走った計算だ。県民マラソンでも他でもこれ以上の距離は走ったことがない未知の世界だ。しかし身体は「まだイケル」と言っているようだ。折り返し点の「浜須賀」に到着したが、かまわずさらに西へ向かって走り続けた。この辺は投げ釣りOKだなと思われるTバー手前まで走って折り返したが、突如として向かい風の洗礼を受けた。なーるほど、前半調子が良かったのは追い風だったからか・・・しかし心拍数は結構安定しており、身体に痛いところもどこにもない。そのまま90分ちょっとほぼ同じペースで走り続け、そのままコースを外れて帰宅した。推定15km走ったことになるが、意外と大したことないじゃんか・・・(翌日はどうなるか予想もできないが)
2年ぶりくらいに走ったコースだから景色も新鮮で、行き交うランナーの様子も興味を持てたが、やはり何回かジョギングしていくにつれ「退屈」という敵が現れることは必定だろう。一つ気が付いたのだが、コースを走るランナーにはイヤホンをして音楽を聴ききながら走っている人が多い。友人の「しんさん」もジョギング用のアルバムを持っていると聞いた。「ジョギング用タイトル?どんな音楽が入ってるんだ?」例えば「Eye Of The Tiger」だそうである。なるほどねー、あの人はカタチから入るからなー。。。私にとってはどんな音楽がジョギングにはあうだろうか?まさかこればかりはモーツァルトというわけにはいかないだろう。
PCに入っているうち、昔から好きだった曲を何となくジョギング用に編集してみた。どういうわけか私は好みの曲がバラード調なものに偏っているのようで意外に選定に苦戦した。ウルトラ特撮ヒーロー編、80年代アイドル編などいくらでも頭に浮かぶのだが、ばったり誰かに会って「どんな曲聴いて走ってるの?」と言われた時にそれなりにカッコのつく曲が好ましい。浜田省吾、アリス、クリスタルキング、山下達郎、ハウンドドッグ・・・何せJALの機内エンターティメントのJPOP系がさっぱり分からなくなってきた年齢である。(もしかして落語ってあり?)
今度妻にウォークマンを借りて聴きながら走ってみよう。何か「これなら退屈しない」というお勧め曲があったら教えてもらいたいものだ。
最近はfbなどで自分のジョギングしたコースや距離などを自動的に記録、公表している人がいる。
磯辺太郎さんがハ―ロックの時計と鳩サブレ本社で買った軍手、Mr.MAXで買った無名のシューズを使用して、15kilometersをジョギングしました。
キロメートル minutes 分/km キロカロリー
だから15kmだって! 90分くらい 割算しろよ! 「ラーメンジロー」の半分くらい?
あれって一体何が楽しくてやってるんだろうな・・・・
この3連休、妻は仕事、息子はサッカーで忙しくいつもながら私だけが暇だったので、一度は「リハーサルに実際に走る」ことをしようと決めていた。ジョギングもだいぶ流行が盛り上がっており、それは深い世界で「走ることの楽しさを覚えて、他のスポーツ。はやめた」という同級生をここでも紹介したが彼は地方病院の医者なのである。しかしマシンジムでは何度も1時間くらい走っているのだが、いざコースを走るとなると我ながら巨大な障壁が立ち塞がるのを自覚していた。「退屈」という名の強敵である。条件は悪くないはずなのだ。江ノ島から海岸線、富士山を正面に見ながら爽やかな風に吹かれてジョギング。。。ランナー人口も増えているという。しかし(贅沢と言われるかもしれぬが)子供の頃から見慣れている私は「これは世間でも羨まれるような素晴らしいコースなのだ」と自分に言い続けても、あっと言う間に飽きてしまうのである。
性格的なものだが私はお出かけ先で「想定外」のトラブルに遭遇し、絶望してしまうリスクを「想定」してしまうので、その地に向かう目的なしに移動することができない。渋滞が嫌いでただ「流す」だけのドライブができない、パンクがイヤで走るだけの「自転車」などもっての他、ましてお腹や足が痛くなるリスクもある「ただ走る」だけなど自分の所業としては愚の骨頂にしか見えないのだ。「前の日に深酒していないこと」「陽気がよく富士山が見えること」「南北方向に風が吹いていないこと」「家族の予定がバラバラでやることがないこと」・・・奇跡的としか言えないような条件が重ならなければ実行しない「走らない理由を常に探している」ようなものだった。したがってコースは家を出て少し心拍数を上げ、一旦江の島に向かってスタート地点まで走り、その後折り返して本コースをなぞって我が家付近を通過、正規折返し点まで行く「往復攻撃」とした。
ジョギングに必須アイテムである時計と指先が冷たくなるのを防ぐため軍手をして家を歩き出した。スポーツジムのマシンでも経験的に分かっているのだが、走り始めて20分くらいがホントに辛い。「今日はこれくらいにしといてやろう」と何度思ったことか。。。しかし相当たらたら走ったのに意外と距離がないのか、我が家から20分かからずに江の島弁天橋まで到達してしまった。天気はよく風もなく絶好の行楽日和なのか遊歩道や橋は観光客で溢れている。また本格的なランナー姿の人もちらほら見える中で、半分サッカー選手のようなスタイルでいかにも「バテてこれ以上走れません」という顔で歩き出してはあまりにもカッコ悪い。その心理が働いてどうにか30分くらいは走り続け、スタート地点であるヨットハーバーで折り返してサイクリングロードへ入ると少しペースをつかめてきた。これから先は「退屈」との戦いである。
「目的がなければ走れない」というハンデを克服するために、走りながら実践するいくつかの「テーマ」を決めていた。まずはサーフポイントの細かいチェックである。海岸線をずーっと走るから、普段は入らない波乗りポイントの様子も細かく観察することができる。どこにどんなレベルの人が集まっているか、沖合の距離、波の向き・割れ具合などである。むろん波の様子はその日ごとにコンディションが異なるのだが、なんとなく具合の良し悪しは分かるものだ。ほぼ同時に「投げ釣り」に入れそうな場所もチェックする。湘南海岸は大体まんべんなくサーファーが浮いているものだが、ホントに波の無いポイントは数か所あり、竿を出している人もいるのである。そして最後は夜になると周囲に明かりがなくなるところ。。。つまり天体観測に適したポイント探しである。障害物はないが意外に海岸にも余計な光がたくさんある。北極星を補足でき、平らで空が広く近くに街灯のないポイントを探した。
走り始めて約1時間、距離的には10キロ走った計算だ。県民マラソンでも他でもこれ以上の距離は走ったことがない未知の世界だ。しかし身体は「まだイケル」と言っているようだ。折り返し点の「浜須賀」に到着したが、かまわずさらに西へ向かって走り続けた。この辺は投げ釣りOKだなと思われるTバー手前まで走って折り返したが、突如として向かい風の洗礼を受けた。なーるほど、前半調子が良かったのは追い風だったからか・・・しかし心拍数は結構安定しており、身体に痛いところもどこにもない。そのまま90分ちょっとほぼ同じペースで走り続け、そのままコースを外れて帰宅した。推定15km走ったことになるが、意外と大したことないじゃんか・・・(翌日はどうなるか予想もできないが)
2年ぶりくらいに走ったコースだから景色も新鮮で、行き交うランナーの様子も興味を持てたが、やはり何回かジョギングしていくにつれ「退屈」という敵が現れることは必定だろう。一つ気が付いたのだが、コースを走るランナーにはイヤホンをして音楽を聴ききながら走っている人が多い。友人の「しんさん」もジョギング用のアルバムを持っていると聞いた。「ジョギング用タイトル?どんな音楽が入ってるんだ?」例えば「Eye Of The Tiger」だそうである。なるほどねー、あの人はカタチから入るからなー。。。私にとってはどんな音楽がジョギングにはあうだろうか?まさかこればかりはモーツァルトというわけにはいかないだろう。
PCに入っているうち、昔から好きだった曲を何となくジョギング用に編集してみた。どういうわけか私は好みの曲がバラード調なものに偏っているのようで意外に選定に苦戦した。ウルトラ特撮ヒーロー編、80年代アイドル編などいくらでも頭に浮かぶのだが、ばったり誰かに会って「どんな曲聴いて走ってるの?」と言われた時にそれなりにカッコのつく曲が好ましい。浜田省吾、アリス、クリスタルキング、山下達郎、ハウンドドッグ・・・何せJALの機内エンターティメントのJPOP系がさっぱり分からなくなってきた年齢である。(もしかして落語ってあり?)
今度妻にウォークマンを借りて聴きながら走ってみよう。何か「これなら退屈しない」というお勧め曲があったら教えてもらいたいものだ。
最近はfbなどで自分のジョギングしたコースや距離などを自動的に記録、公表している人がいる。
磯辺太郎さんがハ―ロックの時計と鳩サブレ本社で買った軍手、Mr.MAXで買った無名のシューズを使用して、15kilometersをジョギングしました。
キロメートル minutes 分/km キロカロリー
だから15kmだって! 90分くらい 割算しろよ! 「ラーメンジロー」の半分くらい?
あれって一体何が楽しくてやってるんだろうな・・・・
お休みに突入でしょうか?そんなこと書きながらふと、、入院されたのはいつだったでしょう?確かこんなタイミングだったような気がします。
ふっふ、黄色い軍手~!可愛い玉子色ですね^^ハーロック時計と合わせて、流行りの甘辛コーデ(甘辛君じゃないよ)ですね!1つ聞いていいでしょうか?鳩ぽっぽ側はすべり止めの手のひら側でなくていいのですね?(ここにこだわってゴメンナサイ)
ただ今Eye Of The Tiger なる曲を聴きながら書いています。テンポよくって書き込みにもグッ^^そういえばあそこの奥もTiger(雑貨屋さん)行かれてとっても羨ましいです(笑)
師匠の驚異の三点盛り、、もといっお刺身じゃないっ、走る三点同時調査は恐れ入ります~。
音楽は松田聖子【制服】が抜けているような・・(笑)
富士山、いいなぁ~
そうそう、先日乗った新幹線で三河湾見てきました。
師匠の目を通したレポ読んでからですとまた新鮮です♪
昨晩の仕事納めスパークから川べりの散歩でようやく立ち直りました。そうそう、数年前でしたがちょうどクリスマス前に入院・・・初めて寂しい年末年始を過ごしました。
最近何かとお洒落っけがでてきた息子はこんなド派手な手袋しませんねえ。ちなみに手の平側?も同じ鳩がいて、どちら向きでも滑り止めになるようです。
Eye of the tigerはサバイバーの有名な曲でロッキーのテーマにもなりました。
なるほど「制服」はいいですねえ。編集に盛り込もう。「夏の扉」もよさそうだな。
寒い季節になると空気が澄んで、雪をかぶった富士山が美しいです。
先日、初めて見た三河湾、ホントに新鮮でした。一度訪れて間近で見てみたいものです。