超兵器磯辺2号

幻の超兵器2号。。。
磯辺氏の文才を惜しむ声に応えてコンパクトに再登場。
ウルトラな日々がまたここに綴られる。

発表の日

2009-04-14 23:07:40 | ヒーロー
我が家の息子甘辛はザリガニを取らせたらかなり上位にランキングされると思われるサッカー少年で今年小学校最上級生になる。
幼稚園からある教室でサッカーをやっていたが、色々あって自らお遊びサッカーに分かれを告げ、市内でもかなり強いチームに移った。
レギュラーすら危ぶまれたそのチームでがんばり、監督の推薦をいただいて5年生の市内選抜に選ばれたのだ。

5年生のトレーニングセンター(通称5トレ)は140人あまりの推薦選手が二日間にわたる選考会で45人ほど選ばれる。
5トレは戦術眼や高度な技術を学び、それを自チームに持ち帰って裾野を広げる役目もあり、各チーム一人ぐらいは選ばれていたものだ。
しかし、6年生になるといわゆるホントの「選抜」チームとなり、人数は半分の22人しか残れない厳しい世界だ。

今度の選考会は1日だけで、すべてが決まる。
5トレメンバーでなくても、転校してきた選手や5年生ですんごく伸びた選手もいるから、新たにチームからの推薦者も受け付け、総勢100名くらいの候補者が集まった。
甘辛もがんばっているが、やはり5人に一人じゃ難しいだろな。まあ、いい経験だ。

親子でたてた今年の目標は「選抜クラスに一つは合格すること。」
Jリーグ組織の選抜クラスのセレクションは万年一次落ちで今年もなかなか結果が出せないでいた。
しかし、カズのいるJ2チームのアドバンスクラスに見事合格!「やっとだよ~」と喜んでいた。

今度のやつは市のサッカー協会が主催する「選抜」だ。
同じ小学校やチームメイト、前にいたチームのメンバもいたので少し複雑な気分だったが、やっぱり正直残ってほしかった。

推薦を受けた候補どおしで「あいつは行ける、あいつはキツい」とか予想していたらしいが、コーチにも今年の厳しい実情を色々聞いたらしく、

「やっぱり選抜は厳しいや。。。」

珍しくおとなしくしていたようだ。
発表は市のサッカー協会4種委員会のHPに載るらしい。
会社でも閲覧してみたが、どうも夜、更新されるらしい。。。家に帰ってパソコンを上げたとき、自分の合格発表を見たときよりもドキドキした。

8時過ぎに「2009年度選抜メンバー」というページがアップされていて、恐る恐るクリックすると。。。

な、なーんと、この名前は。。。覚えありーっ!!(あたりまえだけど)

親が40年以上かかって、やっとインターネットデビューしたのに、息子甘辛はわずか11年あまりでその名を公の場に飾ったのであった。

しっかし、よくやったな。最近一番の感激だよ。。。ザリガニ捕ってる場合じゃないぞ。。。

「はじめの一歩」のお気に入りシーン

「努力したものが成功するとは限らぬ。しかし、成功した者はすべからく努力している」

という会長の言葉を思い出した。

「成功」というにはちょっと小さなドアだが、ともかくも開けば前に進めるもんな。
甘辛君、選抜合格おめでとう。今年は海辺の朝連、がんばろうぜ。