昨日は、経済環境常任委員会のため、ユーカリが丘4丁目震災時初動訓練には出席出来ませんでしたが、
参加者は92名と昨年並み 安否確認板の掲示は約65%と昨年の85%以上に比べると大幅減になったようです。
勤めに出る家庭が平日訓練のため、防犯上の理由から安否確認板が1日中放置されるのを嫌った結果かもしれないとのこと。
原因については委員会で協議する予定です。
3-11以前から自助・近助・共助を推奨されていると山村武彦防災危機管理アドバイザーは、
大地震は起きるという認識は皆持っているが、今夜は起きないと思っている人が大多数であり、
阪神淡路大震災では、建物、家具の下敷きで87パーセントが亡くなっていることを踏まえ、
カタカタ揺れたら、
小さい揺れを感じたら、
緊急地震速報を聞いたら、
我が家の安全ゾーンへ避難するくせを付ける訓練が
必要だとおっしゃっています。
避難する後ろから津波が押し寄せて来ても、凍りつき症候群で動けない人が多かったそうです。
命捨てるな物捨てろ、捨てることが出来ないなら家具部屋をつくれ!です。
人間は、都合の悪い情報を無視し、自分の都合良く考えようとする認知心理バイヤスがあるので、
防災に対して悲観的に準備し、楽観的に生活することを
山村武彦防災危機管理アドバイザーが以前の講演会で強調されていました。
また、阪神淡路922人、3-11東北の地震では1805人避難所で亡くなっていることを踏まえ、
これからの防災訓練は、
命を守ることを優先し、
ドアを開けくつを準備、
災害予防訓練では命を守る訓練、
避難訓練から生き残り訓練へシフトする、
火を出さない 訓練、
夜間の防災訓練、
在宅避難生活訓練では自宅で電気ガス水道を止めて生活する訓練を示されました。