佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



手をつなぐさくら主催の映画「逃げ遅れた人々-東日本大震災と障がい者」を観ました。

障がい者は「周囲に迷惑をかけるから」と避難所に入るのを自らあきらめる人が多かったと聞きますし、

映画でも視力障がい者が避難所内を歩くときに人の足を踏んだら迷惑をかける、と言って避難しなかった人の

体験談がありました。

また、津波で家が流された人が多い中で、障がいを持った方でも家があるなら避難所を出てほしいと言われ帰宅し、

支援物資の配給を受けることもできず、困難を極めた体験者のお話も伺いました。

お年寄りから乳児まで障がいのある方もない方も災害時に被災者となった場合、災害弱者と呼ばれる方々の支援体制を

どのようにしていくかについて、改めて再考したうえで具体策を立てる必要性を感じました。

また、被災者で障がいを持つ方を支援するために、当事者として障がいを持つ方が被災地に入り、

被災者のお話を伺っているのをみて、共助・互助の重要性を感じることが出来た勉強になる映画でした。

これは、先日の生活困窮者支援の勉強会で生活保護の方同士が支えあい、自立に向かう支援体制を運営している

NPOの実例にもつながる、共通の仕組みがあります。

国をはじめ地方自治体の歳入が減少する中、すべての行政サービスが現在の形で執行できないのであれば

どのような仕組みに組み替えるべきか、考えなければなりません。

子ども達、孫世代に負の遺産を残さないために!

 

今日の市民防災を考える会の例会で三角巾の使い方の復習をし、また、原点に立ち返りを繰り返し

防災対策について話し合いました。



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