中小企業の「うつ病」対策ー人、資金、時間、情報に余裕がない

企業の労働安全衛生、特にメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
拙著「中小企業のうつ病対策」をお読みください。

(参考)新社会人意識調査

2014年07月18日 | 情報
このような意識を持つ新入社員を、御社は将来の戦力として育成していかなければなりません。

新入社員「人並みに働けば十分」53% 生産性本部調査
朝日 2014年6月26日

がつがつより、ほどほど働くサラリーマンをめざしたい――。
日本生産性本部などの調査で「人並みに働けば十分」と答えた新入社員の割合が53%(前年比4ポイント増)になり、
バブル崩壊直後の過去最高の水準に並んだ。「将来が見通せず、リスクより堅実さを好む傾向の現れ」と担当者は分析する。

1969年から続く「働くことの意識」調査でわかった。今年は3~4月に47社の2203人に尋ねた。

「人並みで十分」はこの2年で8ポイント増え、これまでの最高だった91年と92年の水準に並んだ。
一方、「人並み以上に働きたい」は40%で、昨年より3ポイント、一昨年より8ポイント減った。

「堅実志向」は、残業への意識でも目立つ。「手当がもらえるからやってもよい」は69%(前年比6ポイント増)で過去最高だった。
一方、「手当に関わらず仕事だからやる」は24%(同5ポイント減)で過去2番目に低い水準だった。
生産性本部の岩間夏樹・客員研究員は「ブラック企業問題が注目され、
残業代が出ないサービス残業はしたくないとの考えが強まっている」と話す。(山本知弘)

新入社員「働くことの意識」調査(毎年6月発表)日本生産性本部

当本部「職業のあり方研究会」と社団法人 日本経済青年協議会は、新入社員を対象に「働くことの意識」調査を実施しています。
本調査は昭和44年度より毎年実施しており、この種の調査ではわが国で最も歴史のあるものです。
46回目となった2014年度の結果概要は以下のとおりです。

○「人並みか人並み以上か」では、「人並みで十分」が今年度さらに増加(昨年49.1→52.5%)。
「人並み以上に働きたい」(昨年42.7→40.1%)を大きく上回り、過去最高だったバブル末期と同様の売り手市場時の意識になってきた。
○「どのポストまで昇進したいか」では、昨年度「社長」が過去最低(12.7%)を更新したが、
今年度は「専門職<スペシャリスト>」が過去最低(19.9%)を更新した。
この10年の傾向として昇進志向とスペシャリスト志向双方の弱まりが見られる。
○「この会社でずっと働きたいか」とする回答は、「この会社に定年まで勤めたい」が一昨年度34.3%で過去最高の数値となったが、
昨年度は30.8%に減少し、本年度さらに28.8%まで減少した。ここしばらく増加していたが、景況感の好転とともに減少に転じている。
○「残業は手当てがもらえるからやってもよい」が急増し、昨年度の63.0%から69.4%と過去最高を更新した。
昨今のブラック企業・残業未払いのニュースをみて、残業はいとわないがそれに見合った処遇を求めている傾向がうかがえる。
○「デートか残業か」では「残業」(81.3%)、「デート」(18.3%)と、プライベートな生活よりも仕事を優先する傾向が伺えるが、
ここ数年は、やや「デート派」が増加(昨年15.7%)している。
○「第一志望の会社に入れた」は、一昨年度の60.9%から昨年度52.0%と大幅に減少し、
設問設定以来で最低だったが、本年度は55.0%とわずかに改善した。

http://activity.jpc-net.jp/detail/lrw/activity001381/attached.pdf#search=
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