天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

インターバル撮影ソフトとフォーカシングソフトの連携 2

2008-07-19 15:11:29 | フォーカス自動補正
温度によるフォーカス補正のプログラムですが、ダミーデータで温度を変化
させ、セットした補正量に応じたフォーカサー移動のテストをしました。
温度変化1℃当たりの補正量は画面右下で13Stepと設定されていますので、
以下の通りの補正量となります。1℃当たりの補正量は+-で入力可能です。

1:撮影開始前   温度= 24℃ / フォーカサー位置= 5000    
2:インターバル1  温度= 27℃ / フォーカサー位置= 5039
    温度変化(27-24)x移動量13Step=39Step
3:インターバル2  温度= 22℃ / フォーカサー位置= 4974
    温度変化(22-27)x移動量13Step=-65Step
4:撮影終了時   温度= 29℃ / フォーカサー位置= 5065
    温度変化(29-22)x移動量13Step=91Step

この例では、一つ前との温度変化を元に補正していますので、きりの良い
温度変化では良いのですが、通常は各段階で誤差が生じてしまいます。
そこで、常にスタート時点との温度差からフォーカサーの位置を算出する様に
プログラムを修正しています。



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