天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

1万円を切るNikon ED180mm

2008-04-30 23:55:38 | インポート
 Nikon ED180mmを天体用に1万円を切って入手しました。
勿論中古でフード等外観はキズが多いです。加えて絞りが異常に重い
と言う事で9800円でした。実際にはそれ程でもなく、カタカタとは
回りませんがクニュ~という感じで回ります。
天体用には不用意に回らずかえって良いと思います。
これにニコン->EOSマウントアダプターを付けて使いたいと思います。

レンズは保護用フィルター付きで、少々の埃と端に2~3mmのヤケが
ありますが概ね綺麗です。
EOS KissDで軽いカメラやレンズに慣れたせいでしょうか、
このNikonED180mmがとても重く感じます。

焦点内外像が同心円になりました。

2008-04-28 20:11:03 | NGT12.5  317mm反射
 やっとNGT-12.5の焦点内外像が同心円になりました。
まだ少し調整が必要ですが、これまでの様に「あちら立てれば
こちら立たず」という状態からは抜け出せたようです。
当たり前の事なのですが、これがなかなか難しかったです。
生憎風が強くシーイングも悪いので土星の細部は見えませんが
ピントをずらした際のボケ方も均一になり、恒星像のボケ方向が
直交する現象もなくなりました。
筒外焦点位置が数ミリ伸びたようで延長環をすこし長いものに
換えましたが、短くなって直焦点でピントが出なくなるよりは益しです。
良シーイングでこれまでよりもシャープな土星像が見られる事を期待
しています。


New NGT-12.5

2008-04-27 16:03:30 | NGT12.5  317mm反射
トップリングとトラス棒を連結し斜鏡をつけたNew NGT-12.5の姿です。
苦労していた光軸調整も数分で完了、これまではセンターリング・
アイピースとレーザーコリメータで一方が合えば一方が狂っている状態
でしたが、今回はどちらも良い感じに合いました。
やはり接眼部周りの立て付けが悪かったようで、以前は接眼部ベースの
スクェアリング調整ネジで無理やり合わせていましたが、今回はこれを
使用せず、ベースを鏡筒にしっかりフィットさせ固定しただけです。
恒星像で最終チェックし焦点内外像が同心円になってくれる事を祈ります。

主鏡が納まっている部分はオリジナル色ですが、
そのうちトップリングと同色に塗装したいと思います。

この角度から見る筒先の絞りやスパイダーの感じが、どことなく○鷹光器の
鏡筒に似ています。


組み立て後にトラス棒やファインダー台座、接眼部固定ナットに
光学用黒色つや消し塗装を施しました。
植毛紙ではこの辺の細かな処理は困難ですので、仮に植毛紙を
使ったとしても自作にはやはりつや消し塗料は必需品です。
因みに、内側からの接眼部固定補強L型アルミ材には植毛紙が
貼られていますが、写真では周囲のつや消し塗装と区別が
付きません。
今回入手の斜鏡&セルですが、通常は3本の光軸調整ネジが
4本あり、初めは戸惑いましたが慣れるとかえって調整し易く、
工具無しで手で回せるようになっているのも便利です。

NGT-12 トップリング完成

2008-04-26 15:12:18 | NGT12.5  317mm反射
  昨夕から今日の午前中に内側黒つや消し塗装と、再度仕上げに
外側を塗装しました。電動部自作のフェザータッチ・フォーカサーと
ファインダーを装着してとりあえず完成です。
今回使用した遊馬製作所さんの「光学用黒つや消し塗料」ですが
とても塗りやすく仕上がりも良好で「光学用」を謳っているだけあります。
植毛紙も考えたのですが、筒先や接眼部穴など細かい所へも
塗れるので此方にしました。スパイダーもリフィニッシュしました。

接眼部から先を長く取ればフード代わりになったのですが、重量バランスと
後日のトライ棒固定補強を考えて後側を長く取りました。
取っ手右にトラス棒固定穴が有ります。


斜鏡はまだ装着していません。
スパイダーの塗装も良い感じに仕上がりました。

斜鏡のサイズアップ

2008-04-24 23:04:53 | NGT12.5  317mm反射
 NGT12.5のオリジナル斜鏡は短径65mmで主鏡直径比約20%と
小さめで眼視には好適ですが、直焦点撮影では恐らく周辺減光が
出ると思います。今回中古で短径78mmの斜鏡を入手しましたので
眼視及び惑星撮影、そして直焦点撮影で違いが有るかテストしたいと
思います。本当は対象により使い分け出来れば良いのですが・・・。
写真は2つの斜鏡の比較で、左が短径65mm、右が78mmです。
78mmはディスカバリー社製との事で、セルの作りがとても良く似ていて、
恐らく同一メーカーと思います。確か主鏡もディスカバリー社製の筈です。
13mmの違いは結構大きく、重量でも380gに対して710gと330gも
重くなりました。スパイダーが薄いので強度が心配でしたが、何とか
大丈夫そうです。しかし場合によっては補強が必要かもしれません。


また、本日、遊馬製作所さんより「光学用黒つや消し塗料」が届きましたので、
やっと週末にはトップリング内側の塗装が出来そうです。