天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

5月15日の土星 3つのAVIファイル一括処理

2010-05-24 00:19:05 | 惑星
 先回の再処理では、3つのAVIファイルをそれぞれ処理した結果の
3画像をコンポジットして合計4500フレーム・コンポジットとしましたが
今回は3つのAVIファイルを同時に読み込ませて一括処理しました。
コンポジットに採用したフレーム数は約6300のうち2000フレームで
更にシャープな画像が得られました。
また控えめな画像処理で、模様は濃くはありませんが滑らかなイメージ
かと思います。
先に掲載の画像と比べて頂ければ、環および環と本体の間隙が
更にシャープに表現されていると思います。


【土星】 
2010.05.15 20h31m00s~20h35m00s
NGT-12.5 D317mm FL1420mm Sony TRV900
Pentax XP-8mm 、露出1/15秒 
自作バリアブル大気色分散補正プリズム使用
Registax5で2000フレーム・スタック、ウェーブレット変換
ステライメージで画像復元、Photoshopで仕上げ処理
※3つのAVIファイルをRegistax5で一括読み込み
(2000/約6300)フレームをスタック


ホームページURL 変更しました。

2010-05-22 21:47:57 | インポート
インーターバル撮影ソフトやフォーカシング支援ソフト、
極軸セッティング支援ソフトの紹介サイトURLを変更しました。
http://berg.dip.jp/int_timer/

これまではYAMAHAルーターのDNSサービスを使用していましたが、
古いルーターで光回線の本来の速度が出ない為、無料のDNSサービスを
使う事しました。


5月15日の土星 再処理

2010-05-17 14:03:30 | 惑星
5月15日の土星ですが、良いシーイングの割にはシャープ感が
もう一歩物足りなく感じていましたが、どうも自作ソフトでの
コンポジット処理が失敗していたようで、その為に細部が潰れて
いました。
原因は後で調査するとして、Registax5で再処理しました。



よりシャープになりカッシニの空隙も微かに分ります。
ただ土星本体のリムが不自然なのが気になります。


さらに1500フレームコンポジット画像を3コマ合成し合計4500枚コンポジット
としました。
気になる土星本体リムの不自然さもあまり気になりません。
シャープ感も増して色調も良い感じかと思います。
カッシニも何とか判ります。



5月15日の土星

2010-05-16 21:18:24 | 惑星
昨夜15日は非常に良いシーイングで、今期で最も良いイメージが
得られました。
しかし、もう少し細部が出るかと思ったのですが・・・。



【土星】 
2010.05.15 20h31m00s~20h35m00s
NGT-12.5 D317mm FL1420mm Sony TRV900
Pentax XP-8mm 、露出1/15秒 
自作バリアブル大気色分散補正プリズム使用
自作ソフトで1500フレーム・コンポジット、Registax5でウェーブレット変換
ステライメージで画像復元、Photoshopで仕上げ処理





ついでに本日5/16の月と金星の接近です。
IRC換装改造EOS KissD、Nikon ED180mm+ケンコー2xテレプラス
ISO200、露出4秒、Photoshopでカラーバランス補正