天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

NGT-12.5 赤緯軸を交換しました。

2011-07-29 00:01:40 | NGT12.5  317mm反射
NGT-12.5の自動導入改造時に赤緯軸を継ぎ足し延長してウォーム・
ホイールを付けていましたが、接合部のセットビスが緩み、逆回転する度
に大きなバックラッシュが発生していました。
状態が更に悪化した為、以前から考えていた赤緯軸一体製作をお世話
になっている鉄工所にお願いし交換しました。
軸径もオリジナルの16mmから22mmにサイズアップし剛性も増したと
思います。
この22mmは無加工で収まるベアリングの外径42mmから来たもので、
本当は30mm程度欲しいのですが仕方ありません。
赤緯軸に合わせてウォームホイールの穴径(元は10mm)も広げ、軸に
固定するセットビスを1本から4本にしました。
赤緯軸継ぎ足しはなくなりましたので、緩む可能性があるとすれば
ウォームホイール固定部ですから。

赤緯軸とウォームホイールに印をつけて緩みが無いかを確認。


オリジナル赤緯軸に被せるように取り付けた新赤緯軸フランジ部(銀色部分
外径40mm)、新赤緯軸とベアリングは右側の黒い部分に収まっていて
見えません。

一夜だけのテストですが、微動のレスポンスも良くなり、自動導入は
1100mm直焦の写野に対象が入ってきます。
オートガイドでも反応が良くなりましたが、何故か赤経方向の流れが
大きく発生しました。今回の改良とは無関係と思いますが・・・


オートガイドのテストて゜撮影したM27画像です。赤経方向(左右方向)の
流れが大きく、拡大してみると星像が二重になっています。

【撮影データ】
2011/07/22  01h07m~01h12m
NGT-12.5 FL1420mm+0.8X自作レデューサー(合成F3.6)
IRC換装改造KissD、ISO1600/露出118秒 3コマコンポジット
ルミコン・オフアキシスガイダー + DSI Pro + PHD Guiding でオートガイド
ノートリミング



フォーカシング支援ソフト Windows7対応

2011-07-13 19:14:46 | フォーカシング支援ソフト
本業が忙しかったので3ヶ月ぶりの更新になりました。
Windows7が出てから暫く経ちますが、いまだにメインはXPを使っています。
そろそろWindows7への移行を考えなければと、ノートPCをXPと7の
デュアルブートにしました。
インターバル撮影ソフトはそのままで、フォーカシング支援ソフトはWindows7
に対応修正して動作しています。・・・が、何故かXPで使用中にPCがフリーズ
するようになりました。
ソフトではなくPC全体が固まります。前バージョンでも同じですのでPC側の
問題のように思います。
WIndows7に前面移行と行きたいところですが、極軸セッティング支援ソフト
はToUcamが7で動きませんので、XPも併用になります。

掲載が画像はフォーカシング支援ソフト・テストのついでに撮影したM13です。
月があったのと、赤緯微動の不調でガイドが出来ませんので28秒露出です。




【撮影データ】
2011/07/10  21h29m
NGT-12.5 FL1420mm+0.8X自作レデューサー(合成F3.6)
IRC換装改造KissD、ISO800/露出28秒 1コマ
中心部切抜き