天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

金環前後3分間のアニメーション

2012-05-23 22:40:25 | 日食
金環の前後07h37m40s~07h40m40s 3分間の変化を
アニメーションにしてみました。
月が太陽に内接して移動して行く様子が分かります。
写真判定では07h38m46s~07h39m36sの間、完全に
リングになっていますが、前後の07h38m32sと07h39m52sの
画像ではリングは途切れています。
ビデオでも捉えていますが、カメラと時刻は正確には合わせて
いませんので、余り細かく検証しても意味が無いと思います。


北限界線の通る南相馬市、日本で最も遅い金環日食

2012-05-22 22:26:17 | インポート
5月21日の金環日食は北限界線の通る南相馬市へ行ってきました。
前日に入ったのですが、その時から曇り空で、翌朝も曇り・・・
食の開始時刻になっても太陽は顔を出さず、諦めムードが漂い始めた
頃に突然雲越しに欠けた太陽が見え、慌てて撮影に掛かりました。

残念ながら食の始めは曇で見れませんでしたが、その後雲も切れ始め、
途切れ途切れですが、何とか最後まで撮影できました。
同時撮影のビデオを観ると、金環になったかどうかの判断が難しく、
限界線上にいることを実感します。
薄雲のお陰でノーフィルターの肉眼ではっきりと細いリング状の太陽を
確認しました。 これが一番感動しました!
日本で最も遅い金環日食でした。



【撮影データ 】
2012/5/21 7時38分24秒
ビクセン13cm反射FL720mm + 2倍テレコン
改造EOS KissD 露出1/3秒


福島県南相馬市 東ケ丘公園


撮影機材




5月7日の火星

2012-05-08 22:40:54 | 惑星
5月7日の火星です。
視直径も10秒を切ってしまった様です。
気流がピタリと止まればまだ細部が写るんでしょうが、
なかなか好条件に恵まれません。
尚、今回は自作バリアブル大気色分散補正プリズムを
使用していません。



【撮影データ】
2012/5/7  20h17m48s~20h20m48s
NGT-12.5 D317mm FL1420mm ToUcam
Pentax XP-8mm 、露出1/25秒
Registax6で1440フレームスタック、ウェーブレット変換
ステライメージで画像復元