天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

ミードDSI Proによる月面

2007-08-31 20:29:47 | DSI Pro

時々お邪魔している掲示板でDSI Proの話題があり、そちらにDSI Proで
撮像した月面画像を掲載させて頂きましたのでこちらでも紹介いたします。
DSI Proはもともとはオートガイド用に昨年夏に購入しましたが、試しに月面
を撮ってみると、速いシャッター速度とダイナミックレンジの広さでデジカメ
より月面に適しているように思いました。

2画像とも約30フレームの自動Align & Combineで、50フレーム以上を
Combineしたいところなのですが、月の固有の動きが速く困難でした。
画面右に月が逃げていきますので、右端にコンポジットの不良が見られます。
画像処理でほんの少しぼかすと滑らかな自然な調子になりますが、あえて
行っておりません。
付属ソフトの「オートスタースイート」が使えるオートガイダーが有れば
撮像しながら月の動きを追尾できますのでもっと多数のコンポジットが
可能になると思います。



何れも25cmニュートン反射 直焦点撮影


水瓶座57σ星食アニメーション

2007-08-30 10:57:51 | 月食

28日掲載の皆既月食中の水瓶座57σ星食をアニメーションにしてみました。
もっとコマがあれば良かったのですが、ブレがあったりで5コマしか使えませんでした。
別のカットもありますので後ほど追加掲載出来ればと思います。
あとビデオ撮影もしたのですがまだ編集出来ていません。


皆既月食中の水瓶座57σ星食

2007-08-28 22:49:35 | 月食

夕方早目に32cm反射とビデオカメラを準備し、デジカメとビデオ撮影を
並行して行いました。32cm反射の方はEOS KissDを付けて撮影したの
ですが、東の建物の影からなかなか現れず、やっと撮影出来た時は
水瓶座57σ4.8等星を隠す直前でした。
その後は少しだけうす雲が掛かった瞬間もありましたが、
皆既終了までの経過を撮影出来ました。

2007.8.28 19h53m
NGT-12.5 317mmF4.5ニュートン反射 直焦点
EOS KissD 露出3秒 ISO800


20h11m その他データ同じ
左下の恒星は水瓶座58 6.4等星


望遠レンズのピント合せ

2007-08-25 12:42:50 | フォーカシング支援ソフト

ここ数日とても良い天気が続いています。
昨夕は木星を観望しましたが、低空ですので大きな揺らぎがありました。
しかしその揺らぎの下に時折細部が見え隠れしていました。

夜半過ぎに月も沈み、透明度の良い空が広がりましたので、
M31をペンタックス67用165mmF2.8で撮影しました。
写真レンズのピント合せはカメラの液晶モニタでは拡大率が小さく
なかなか面倒なので「フォーカシング支援ソフト」を用い行いました。
このソフトはEOS KissDのリモートキャプチャーでPCに画像が転送される
度に画像を読み込んで表示し、さらにピントの程度をグラフ表示してくれます。
レンズの収差が大きいので輝星ですとピント判定が正確では無く、
結構暗めの星で行いました。
PCが必要なので少し面倒ですが、カメラ・モニタを用いるよりずっと速く
正確にピント合せが出来ます。
ダーク処理等していませんので右側に熱ノイズが出ています。

2007/8/25 EOS KissD Pentax67 165mmF2.8(絞りF3.0)
       露出7~10分の8画像をコンポジット ノートリミング       


中心部をトリミング


プロダクト3点を発送しました。

2007-08-21 21:25:42 | インターバル撮影システム

千葉のY.K様よりご注文頂いてました当方のプロダクト3点を本日発送致しました。
「極軸セッティング支援ソフト」、「フォーカシング支援ソフト」、「インターバル撮影
システム」の3点に、更にNikonD70用改造リモコンが加わります。
赤道儀の極軸を合わせて、カメラのピントを合わせて、そして撮影を自動化します。
天体撮影「三種の神器ソフト版」ですね。

因みにそれぞれ66本目、23本目、76セット目の納品になります。
有難う御座いました。