天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

4月20日の火星、21日の金星

2012-04-22 17:40:27 | 惑星
先回の撮影が1カ月以上前ですから、大分小さくなってしまった火星です。
春先はシーイングが回復する筈なのですが、今年は良くならず、細部が
写ってくれません。

火 星

2012年4月20日 19:22:10~19:25:10


2012年4月20日 21:13:10~21:16:10


金 星

2012年4月21日 18:52:47~18:55:47

【共通撮影データ】
火星
NGT-12.5 D317mm FL1420mm ToUcam
Pentax XP-8mm 、露出1/33秒
自作バリアブル大気色分散補正プリズム使用
Registax6で1440フレームスタック、ウェーブレット変換
ステライメージで画像復元

金星
NGT-12.5 D317mm FL1420mm ToUcam
Pentax XP-14mm 、露出1/500秒
自作バリアブル大気色分散補正プリズム使用
Registax6で1400フレームスタック、ウェーブレット変換
ステライメージで画像復元







今期初 4月15日の土星

2012-04-16 16:14:03 | 惑星
今期初の土星です。
眼視ではそこそこのシーイングと思ったのですが、撮影を始めると
常に揺らいでいて、おまけに透明度が悪いのか暗い像でした。
Registaxに取り込んでも、やっと輪郭が分かる程度の暗い像で、
コントラスト、明るさ調整でやっと見られるようになりました。
拡大率を落さないといけないかも知れません。
また、高度が低い為か、自作の大気分散補正プリズムの補正範囲を
超えているようで、色ずれが酷いです。
特に青画像が酷く、リングが二重になっていました。
掲載画像は色ずれをステライメージで修正していますが、
それでもリングの下側がボケて二重になっています。


【撮影データ】
2012/4/15  23h21m56s~23h24m56s
NGT-12.5 D317mm FL1420mm ToUcam
Pentax XP-14mm 、露出1/25秒
自作バリアブル大気色分散補正プリズム使用
Registax6で1500フレームスタック、ウェーブレット変換
ステライメージで画像復元