天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

ルーリン彗星

2009-01-29 22:40:52 | 彗星
ルーリン彗星を撮影しました。冷却の結露防止用乾燥空気ポンプが
寒さで電池の能力が低下し停止していて、CMOSに霜が付いたようです。
黒い影が出ています。3分露出では冷却する必要は無かったのですが、
それまで別の対象は撮影していましたので・・・・。
尾かどうか判りませんが伸びた姿です。
ポンプの電源はACアダプターに改造するつもりです。

ε160 冷却KissD
04h33m~04h43m ISO800 3分露出x3枚コンポジット
中心部等倍切抜き


再度「しし座M66銀河群」

2009-01-28 15:50:13 | 星雲・星団
 再度「しし座M66銀河群」を撮影しました。
今回はISO200、20分露出で、ISO400~800との違いを見ました。
結果は冷却-12℃の効果もあるのでしょうか、とても滑らかで色乗りも
良さそうです。
しっかりガイドしてコンポジットとダーク処理を施せば初代KissDでも
結構行けそうに思います。
シーイングも良かったので先回よりも銀河の細部が写りました。
掲載はステライメージ6で現像のみ、等倍トリミングです。

【しし座M66銀河群】
2009.01.28 01h54m~02h14m
タカハシε160(FL=530mm F3.3)
自己冷却改造KissD(-12℃冷却) 
ISO200、露出20分x1枚
タカハシJP ケンコー8cm屈折+DSI Pro+PHD Guiding オートガイド
FocusCheckerPro3.5でフォーカシング、温度補正機能はOFF
ステライメージ6で現像、等倍トリミングのみ

1/17のバラ星雲を再処理しました。

2009-01-23 11:38:52 | 星雲・星団
 1月17日のバラ星雲をステライメージのマスクを使い再処理しました。
星雲部分へのアンシャープマスク、赤色の強調の二段階で処理しました。
以前の画像では中心部も含めて星雲全体が赤くなっていましたが、今回は
中心はそのままで星雲周辺の赤だけ強調され、全体にはソフトでありながら、
星像もシャープで色彩にもメリハリが付いたと思います。


バラ星雲by冷却改造KissD(乾燥空気法による結露対策済み)

2009-01-18 09:53:37 | 星雲・星団
 乾燥空気法結露対策した冷却改造KissDでの初撮りを行いました。
その中のバラ星雲ノートリミング画像です。
やはりフィルター未改造では赤色が出ませんが、そこそこに写ったと思い
ます。この対象にはε160のFL530mmはちょうど良い画角ですね。
ダーク減算していませんので冷却とはいえノイズが見えます。
また、CMOSを清掃したのですが中央下部やや右よりに大きなゴミが
見えます。
今のところテストも含めて結露は見られませんが、夏場の湿度の高い
時期はどうでしょうか。
ヒーターよりも簡単で効果は高いと思いますが・・・。

【バラ星雲】
2009/01/17 23:08:45~2009/01/17 23:32:48
タカハシε160(FL=530mm F3.3)
自己冷却改造KissD(-8.6~-10℃冷却) 
ISO800、露出6分x4枚コンポジット
インターバル撮影ソフトで5枚撮影の内の4枚使用
画像処理ソフト「YIMG」によりコンポジット
タカハシJP ケンコー8cm屈折+DSI Pro+PHD Guiding オートガイド
FocusCheckerPro3.5でフォーカシング、温度補正機能はOFF
フォトショップによるレベル補正、トーンカーブ補正、ノートリミング

ステライメージでRGB分解後、R画像のみカラー補正し再度合成しました。
幾らかそれらしくなったと思います。