天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

岩手県袖山高原へ遠征

2013-08-12 13:23:14 | ライトシュミット LS-12C
8月10日夕方から11日の朝に掛けて、星仲間のT.Mさんと岩手県の袖山高原へ
遠征しました。
この場所は全国の光害マップでも日本屈指の所の様で、一晩中素晴らしい
星空を堪能してきました。
ただ湿度が高く、そのせいかT.Mさんによるとやや透明度が悪かった様です。
掲載の「M8~M20付近」や網状星雲、M31、M33そして明け方のスバルまで
撮影しました。
EM-10ノータッチガイド で、カメラモニターでは判かりませんでしたが、
やはりガイドの流れがありました。
今回はPCを使わず、Androidスマホの自作アプリでインターバル撮影しましたが、
スマホのバッテリーは一晩でも十分持ちました。(車で充電できますし)
確認の為、スマホに画像を転送できればさらに便利でしょう。
カメラがWiFi対応で無ければFlashAir等のWiFi対応SDカードを使えば可能です。

他の画像は後ほど掲載したいと思います。


【M8~M20付近】
JSO 125mmライトシュミット FL475mm(F3.8)  タカハシEM-10 ノータッチガイド
EOS KissX6i(未改造)  ISO1600 露出90秒×5コマ合成
ライブビューでピント合わせ時、回転ヘリコイドの為カメラが回ってしまい、
構図がおかしくなってしまいました。M8が切れてしまい残念です。


【セッティング風景】
左が私のJSO125mmライトシュミット+EM-10
右はT.MさんのFSQ106ED+EM-200+FLI PL16000

【同じくFSQ106ED+EM-200+FLI PL16000】
ガイド鏡やモーターフォーカサー等フル装備。
まだ調整中で、特にスケアリング調整が大変との事でした。


【月齢4の月と金星】
セッティングの合間に撮影

ライトシュミットLS-12C ピント合わせ

2013-03-03 12:09:03 | ライトシュミット LS-12C
先日入手したライトシュミット LS-12Cですが、Φ140mmの鏡筒バンドを
入手し、八戸天文同好会所有のEM-10に載せることが出来ましたので、
ピントを合わせてみました。
合焦部は回転ヘリコイドで、カメラごと回ってしまいやや使いにくいですが、
ピッチが細かく、正確なピント合わせが出来ます。
カメラの回転は合焦・眼視ユニット着脱部のネジを緩めて行います。
本来はカメラマウントを回転させる様ですが、事情でマウントは固定しました。


ピント合わせとスケアリング確認の為、写野中心と四隅の星像も
撮影しました。
対象位置の撮影ではないのですが、左上と、特に右下の星像が
乱れています。


「日本特殊光学LS-12C」を入手

2013-02-18 16:36:09 | ライトシュミット LS-12C
今は無き日本特殊光学のライトシュミット「LS-12C」を入手しました。
シュミットカメラも製作していたメーカーです。
ライトシュミットはシュミットカメラに比べて星像はやや甘いのですが
像面は平面ですからデジカメが使えます。
輝星があるとゴーストが発生する様です。


有効径125mm、FL475mm(F3.8)で、筒先の着脱式補正版を外すと
FL940mm(F7.5)のニュートン式になり、これを「NCT-12」と呼びます。
手前はヘリコイドユニットと交換できる眼視ユニットです。
24.5mmサイズで、ドローチューブが細くアメリカンサイズは無理かな?
この鏡筒、小さいのですが頑丈なつくりでズシッと重いです。

※背景が汚くてすみません。
テレビのリモコンやツタヤの袋、右上にはスマホをいじる娘の手まで
写っています。