天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

2月4日、12日の木星

2016-02-13 11:54:40 | 惑星
「Windyty」と言うサイトで気流の状態を予測する事が
出来るのですが、それをもとに2月4日と12日に木星を
撮影しました。
私の住む青森県は関東以南に比べてシーイングは悪く、
特に冬場は最悪ですが、この両日はこの時期としては
良い方でした。
12日は4日よりいくらか良いシーイングでした、
残念ながら大赤斑は隠れるところでした
寒いので惑星撮影にはこのサイトを有効に使いたいと
思います。



2016/02/04 00h26m46s~00h28m46s 


2016/02/12 00h07m06s~00h09m06s

【撮影共通データ】
NGT-12.5 (D317mm FL1420mm) Pentax XP-14mm
ImagingSource DFK21AU04  露出 1/30s
大気色分散補正プリズム使用
AutoStakkertで2880フレームスタック
Registax6でウェーブレット変換
ステライメージで画像復元処理


P.S
12日の撮影直後、「Yahoo!ニュース」で重力波の
直接観測のニュースを見ました。
「新型連星パルサーの発見」で間接的には重力波の
証拠は見つかっていたのですが、今回の直接観測の
意義は大きいですね。

1/31の木星

2016-02-02 10:23:25 | 惑星
今年も1ケ月が過ぎ、ブログもやっと初更新です。
この日はシーイングが悪く、眼視でも詳細は
見えませんでしたが、画像処理でなんとか模様を
あぶりだしました。
晴れると特に寒さが厳しく撮影が億劫ですが、
火星もぼちぼち撮りたいと思います。
新しい惑星用カメラも欲しいところです。



【撮影データ】
2016/01/31 01h48m42s~01h50m42s 
NGT-12.5 (D317mm FL1420mm) Pentax XP-14mm
ImagingSource DFK21AU04  露出 1/30s
大気色分散補正プリズム使用
Registax6で1799フレームスタック
ステライメージで画像処理

今期初 11/30の木星

2015-12-02 16:37:41 | 惑星
何かと忙しく、2ケ月半ぶりの投稿となりました。
11/23には初雪も降り、早朝の撮影はつらいのですが、
ぼちぼち木星のシーズンとなって来ました。
雲が多めでしたが、6時前から青空が多くなりシーイングも
幾分良くなりました。



【撮影データ】
‎2015年‎11‎月‎30日、‏‎6:04:39~‏‎‏‎6:06:39
NGT-12.5 (D317mm FL1420mm) Pentax XP-14mm
露出 1/30s 3000フレームスタック
ImagingSource DFK21AU04
Registax5.1、ステライメージ6.5使用

Registax6では何故かアライメントに失敗しますので5.1を使っています。

7/21の土星

2015-07-24 12:08:27 | 惑星
予報に反して晴れたので、光軸調整の確認も兼ねて
土星を撮影しました。

これまで、写りの悪さを低空のシーイングの所為に
していましたが、光軸不良もあった様で、大分改善されました。
それでも焦点内外像はまだ同心円になっていませんので、
もう少し改善できると思います。

Registaxではアライメント中に固まる時があるので
AutoStakkert2を試してみました。
使い始めたばかりですので、まだ要領が掴めませんが、
処理スピードが速いです。
スタックまでのソフトですので、出来たファイルに
Registaxでウェーブレット変換を施し、ステライメージで
仕上げました。
また、これまでIRカットフィルター無しで撮影していましたが、
アマゾンからAstroStreet IRカットフィルターを入手し使用しました。
その効果か、発色が良くなった様に思います。
もっとも、透明度も良かったのですが・・・

土星は暗いので拡大率を上げられず、もっと感度の高い
カメラが欲しいところです。



【撮影データ】
2015年7月21日 22h33m26s~22h47m53s
NGT-12.5 (D317mm FL1420mm) Pentax XP-14mm
ImagingSource DFK21AU04
露出 1/15s 約2000フレームをAutoStakkert2で
スタック後、Registax6 & ステライメージで
画像処理

4/23の火星

2014-04-24 16:10:42 | 惑星
4/14の最接近は過ぎましたが、シーイングが改善し、
少しだけ良い像が得られました。
ずっと懸案だった、焦点内外像が同心円にならない
と言う光軸の問題も、ここ数日、斜鏡の取り付け位置
を調整し、もう一歩の所まで来ました。
ただ、光軸は鏡筒の向きによって結構狂いますので、
こまめな調整が必要です。


2014.4.23  20h32m29s~20h34m29s
5500フレームスタック


2014.4.23  22h23m55s~22h25m55s
3000フレームスタック

共通データ
NGT-12.5 (D317mm FL1420mm) Pentax XP-8mm
露出 1/30s
ImagingSource DFK21AU04
Registax5.1、ステライメージ6.5使用