天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

ε160オフアキシス・ガイダー 別角度から

2009-08-31 22:01:32 | ε160用オフアキシス・ガイダー
 ε160用オフアキシス・ガイダー取り付けを別角度の写真でご紹介します。

モーターフォーカサーと干渉しないように反対側にガイド用DSI Proが
来るようにしました。


この状態から時計回りに90度回転出来ますので対象に応じて構図の変更が
可能です。反時計周りではドローチューブ固定つまみと干渉します。
昨日の2枚目の写真でも分かるようにイメージシフト部と接眼部との
位置関係が微妙で、ドローチューブを繰り入れた際のクリアランスは
2~3ミリです。

Off-AxisGuider for ε160

2009-08-30 23:58:28 | ε160用オフアキシス・ガイダー
 金土日の3日間、時間を見つけてε160用オフアキシス・ガイダーを製作、
今夜雲の合間からテストをしました。
雲が流れていてガイダー側のピント調節で手間取り、23分露出一枚のみの
テスト撮影です。赤経方向の流れがあります。
PHDGuidingのパラメータは640mmガイド鏡用のままですが、今回は
ガイド側スリーブに3xバローを内蔵していますのでパラメータの微調整が
必要と思います。しかしなかなか感触は良かったです。

ルミコン製ニュートン反射用オフアキシス・ガイダーのプリズム~
31.7mmスリーブ部分をタカハシ・ワイドマウントに移植したものです。
ビスが未塗装で光っています。


ε160にセットしDSI Proを取り付けた状態です。(ちょっとピンぼけです)
ガイド側31.7mmスリーブにテレビュー3xバローのレンズ部分を外して
内蔵し筒外焦点距離を稼ぎ、加えてガイド精度向上も狙いました。
この際、正規のバロー挿入方向ではピント位置がスリーブ内にありNGで、
思いつきで逆向きに挿入したらちょうど良い位置にピントが来ました。
この為、拡大率は3倍ではないと思いますが問題はありません。
スリーブ内の半分をバローが占めていますのでDSI Proのバレルを、
固定ネジでギリギリ固定出来る長さで切断しており少々安定性が悪い
です。この部分は改良したいと考えています。


ISO100、23分露出、中心部等倍切抜き、赤経方向の流れがあります。


「光軸調整+カメラマウント調整+新補正レンズ」の星像

2009-08-27 13:33:19 | ε160
 8/25のM31は、日中に光軸調整を行い「PHDGuiding+DSI Pro」による
オートガイドも上手く良き周辺星像がかなり改善されました。
全体画像では良く判りませんので等倍拡大切り出し画像を掲載致します。
8/1及び8/20掲載の画像と比べると雲泥の差があります。
ただし、赤のコマ集さは新補正レンズでもやはり見られます。


更にM31画像を下記URLにあるCCDInspectorという光軸解析ソフトへ
読み込ませて見ました。
http://www.ccdware.com/products/ccdinspector/
まだ使い方がよく分かりませんが、この結果は光軸はほぼ合っていると
判断して良いのでしょうか。
ズレて入る時の画像では確かに白十字線と青十字線がもっとズレて
Collimation値も大きな値でした。
因みにデフォルトのZoom33%表示ではズレが全く分からず、
100%表示切り抜きを掲載しております。




北アメリカ星雲 ISO100 60分露出

2009-08-26 09:56:38 | 星雲・星団
 北アメリカ星雲をISO100で60分露出撮影しました。
星像は少し流れていますがガイドの問題なのかそれとも鏡筒側の撓み
なのか判断が付きません。εでオフアキシスガイドを実現出来ればと
思います。
ダークを撮ったのですが引いたら変になりましたので、ダーク処理無しの
ISO100、60分露出一枚画像です。
すこし強めの処理です。


2009.8.25 22h41m06s~23h41m11s
ε160+冷却&IRC換装改造KissD
ISO100、冷却温度約8->6.6℃、露出60分
PHDGuiding+DSI Proによるオートガイド
コンポジット・ダーク処理等無しの一枚画像

P.S
60分2枚撮影の後にダークを撮ったので冷却温度が変化してしまい
ダークが合わなかったのだと思います。途中で撮るべきでした。


M31 光軸調整+カメラマウント調整+新補正レンズ

2009-08-25 02:54:53 | 星雲・星団
 昨夜は久々に透明度が良かったです。
光軸とカメラマウントを調整し、加えて借用のデジタル対応補正レンズの
効果で周辺像が大分良くなったε160で撮影のM31です。
フィルター換装により赤が強く出ますが、その色調の処理方法が
まだよく分かりません。
露出20分でもISO200に冷却でノイズは少ないようです。
改造で混入したのかゴミや周辺減光が目立ちますので、ダークや
フラット処理がこれからの課題です。
PHDGuiding+DSI Proによるオートガイドもまずまずでした。


2009.8.25 00h35m28s~00h55m28s
ε160+冷却&IRC換装改造KissD、ISO200、冷却温度約8℃、露出20分
PHDGuiding+DSI Proによるオートガイド
コンポジット・ダーク処理等無しの一枚画像