ニコン用ワイヤレスリモコンML-L3を改造しました。
2.5mmミニプラグメスを付けてインターバル撮影システムの
インターフェースへ接続する事により、NikonD40~80で
インターバル撮影が可能になります。
改造のみもお引き受けいたします。お問合せ下さい。
mail : neichi@cream.plala.or.jp
肉眼では発光が良く分かりませんのでToUcamで発光部を覗かせて
PCモニタで確認しています。
改造ML-L3をカメラの受光部付近に取り付け、ケーブル・リモコンを
繋げばニコン用ケーブル・リモコンとしても使えます。
勿論、改造リモコン単体でも改造前と同様に使用可能です。
写真はキャノンのケーブル・リモコンRS60-E3を繋いでテストしている
ところです。
掲載はホームページでも紹介のタカハシJP赤道儀をセッティングした際の
画面イメージです。
ToUcamよる測定星の南北方向のズレを5秒間隔(指定可)で約18分間、
リアルタイムにプロットしたものですが、色々な原因による位置の変動を
最小二乗法により直線近似し赤の直線で表しています。
極軸のセッティング不良があると赤直線が傾きを持ちますので、それを
水平になるように極軸の方位と高度を修正していきます。
シンチレーション等のセッティング不良以外に起因する変動はプロット数
が多いほど平均化されますので直線傾きの要因からは除外される事に
なります。
実際の極軸セッティングに要する時間は、求める精度と慣れによりますが、
5分前後かと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/75/fc5142ccffc27baf0921bfbadc36ec57.jpg)
群馬のO.O様より74セット目の「インターバル撮影システム」のご注文を
頂きました。Nikon D40Xでご使用との事で、合わせてリモコン改造の
ご依頼も頂きました。
写真は改造の為に三枚におろしたリモコンML-L3です。
リモコンよる長時間露出はバルブではなくタイムになりますので
インターバル撮影ソフトではバルブorタイムの設定が可能です。
今日は梅雨が明けたような暑さでした。
良シーイングを期待してNGT-12.5をセット、木星を見ましたが、
残念ながら揺らぎが大きく撮影を断念しました。
写真はセッティングしたNGT-12.5で、最近は惑星はもっぱら屋外で
撮影しています。もっとも今はドーム内にはタカハシJP赤道儀のみで
以前使用の25cmニュートン反射は有りません。
以前ドーム内25cmニュートン反射と屋外のNGT-12.5 32cm反射で
土星、木星を同時観望したところ、屋外のNGT-12.5が圧勝でした。
これは口径の差というよりも主鏡のクーリングとドーム及びその周辺の
温度差による気流が原因だと思います。
夜半過ぎから明け方に惑星が良く見えるのは、シーイングがその頃に
最も落ち着くのに加えて、鏡筒他周りの環境の温度も最も順応する
からなのでしょう。
今日も全く晴れてくれず、それどころか夕方はひどい雷雨でした。
と言うことでまたまた古い話題ですが、昨日の「マックノート彗星」に関連して
「尻尾」の写真を掲載いたします。
星仲間より1月15日に「彗星本体が地平線下に沈んでも、尾が地平線から
天空に向かって伸びる様子が見られないかと、ステラナビゲータで遊んで
みました。」と言うメールとシュミレーション画像を頂き、それから5日後の
20日に撮影したものです。
南半球に回ってしまい日本からは完全に見ることが出来なくなった頃です。
2007.1.20 18h24m
EOS KissD Nikon24mm F2.4開放 露出20秒