8月28日の木星 再処理

8月28日の木星画像を、少し滑らかになるように再処理してみました。

9月23日の木星

今日は先週までの暑さが嘘の様に涼しいです。
今朝の撮影はセーターを着込んで行いました。
昨夜から今朝に掛けては透明度も良く、星雲・星団の直焦撮影も
行いたかったのですが、朝の木星に絞りました。
シーイングは比較的良く、今期で最も細部が写りました。
更にもう一歩、良い条件を期待したいところです。




【木星】
2012/9/23 　03h52m58s～03h55m28s
NGT-12.5 D317mm FL1420mm ToUcam
Pentax XP-14mm 、露出1/25秒
自作バリアブル大気色分散補正プリズム使用
Registax6で1400フレームスタック、ウェーブレット変換
ステライメージで画像復元


画像処理で一言・・・・
Registax6でウェーブレット変換後、ステライメージの「最大エントロピー法」
で画像復元を行っています。
この際、PSF半径を0.5～3の間で変えて、数回行っていますが、
「大-->小」よりも「小-->大」の方向へ変化させて行った方が良い結果が
得られました。
今回はPSF半径=(0.5 , 1 , 1.5 , 2)の4回行いました。
ノイズは設定出来る最大値の「9999999」を使いました。
ノイズの値でも結果は微妙に異なります。
シーイングや拡大率、撮像デバイスによっても最適値は異なると思います。
ただ、ウェーブレット変換、画像復元共にあまり強い処理は避け、
自然な感じになる様にしています。

9月22日の木星

3時にアラームをセット、3時20分頃から5時頃まで粘りましたが、
シーイングは良くなりませんでした。
5時前には雲が出てきて、150秒×2ショットのみで終了となりました。



【木星】
2012/9/22 　03h45m48s～03h48m18s
NGT-12.5 D317mm FL1420mm ToUcam
Pentax XP-14mm 、露出1/25秒
自作バリアブル大気色分散補正プリズム使用
Registax6で1500フレームスタック、ウェーブレット変換
ステライメージで画像復元

9月12日の木星

何故か夢の中で木星が気になり、4時頃に目が覚めました。
外を見ると木星、金星、そして細い月が輝いていました。
そう言えば木星面で閃光現象が観測され、12日の朝4時頃に
中央付近に見える、との情報が昨夜ありました。
その時は特に撮影するつもりはなかったのですが、それが気に
なっていたのかも知れません。
場所は掲載画像では中央左の様ですが、何も観えません。


【木星】
2012/9/12 　04h39m50s～04h42m20s
NGT-12.5 D317mm FL1420mm ToUcam
Pentax XP-14mm 、露出1/25秒
自作バリアブル大気色分散補正プリズム使用
Registax6で1500フレームスタック、ウェーブレット変換
ステライメージで画像復元

9月8日の木星

恒星ではジフラクション・リングが見えて、シーイングは良さそうでしたが、
木星面の詳細は眼視でもいまひとつ見えませんでした。
明るくなってからも暫くシーイングの回復を待ったのですが、駄目でした。


【木星】
2012/9/8 　05h25m13s～05h27m43s
NGT-12.5 D317mm FL1420mm ToUcam
Pentax XP-14mm 、露出1/33秒
自作バリアブル大気色分散補正プリズム使用
Registax6で1500フレームスタック、ウェーブレット変換
ステライメージで画像復元