天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

5/26の土星 再処理

2013-05-28 23:46:38 | 惑星
RegiStaxにお任せだとボケた画像も処理してしまうので、 目視で
1267フレームを厳選し再処理して みました。
前よりシャープになり、カッシニが何とか全周判ります。
ただ、コンポジット数が少ないと画像復元の効果は小さい様です。
この画像も、RegiStaxのウェーブレット変換の後、ステライメージの
画像復元処理を軽く掛けている程度で、自然な感じに仕上げました。



5/26の土星

2013-05-27 21:39:26 | 惑星
ここ数日、良いシーイングが続いています。
先週24日も良いシーイングで、眼視ではピタリと静止する瞬間が
ありました。しかし、拡大率を欲張り過ぎてイズが多く眼視程の
細部が出ませんでした。
昨日26日も良いシーイングで、24日の反省から拡大率を落とし、
露出も長めにしたところ、モニターでもカッシニがよりハッキリと
分かる様になりました。それでも露出不足ですが・・・
本来、画面いっぱいに写す為、拡大率を上げたいところですが、
それにはもっと高感度のカメラが必要です。



【土星】
2013.5.26 22h06m21s~22h11m21s
NGT-12.5 D317mm FL1420mm DFK21AU04
Pentax XP-14mm 、露出1/15秒
自作バリアブル大気色分散補正プリズム使用
Registax6で3000フレームスタック・ウェーブレット変換
ステライメージで画像復元



アスコ スカイホーク210 ファインダー脚修理

2013-05-14 19:25:23 | インポート
先日紹介したアスコ スカイホーク210のファインダー脚ですが、
実は転倒により破損していて、所有者により接着剤で補修されて
いましたが接着面積が小さい為、剥がれていました。
写真では良く分かりませんが、辛うじてファインダーが付いている
状態でした。
脚の材質はアルミ鋳物で衝撃が加わると割れてしまいます。
接着剤を剥がすと、見事に割れていました。(写真上)
しかも写真右上の脚は調整ネジ穴部分で割れています。

このままでは使用出来ず、新調も考えましたが、オリジナルの
雰囲気を壊したくなく、内側に厚さ1mm、幅10mmのアルミリングを
貼り付けて補強しました。
黒色塗装をして、パッと見はオリジナルですが、接合部は変形により
歪んでいます。(写真下)





5/12の土星

2013-05-13 16:41:02 | 惑星
久しぶりに良いシーイングで、カッシニの空隙が本体手前と向こう側の
全周見えました。
今回、惑星の眼視で常用のナグラーズーム3-6mmと古いタカハシの
Or12.5mm+テレビュー3倍バローと比較してみました。
ほぼ同等の見え味でしたが、後者がほんの少し明るくクリアに感じました。
以前に、ペンタックスSMC OrやTMBスーパーモノセントリック単体と
比較した際はナグラーズームは明らかに暗く感じました。
バローの有無の関係かと思います。

さて、撮影画像は眼視程の写りではありませんでしたが、
3/28、30よりはカッシニが明瞭かと思います。


【土星】
2013.5.12 20h59m56s~21h04m56s
NGT-12.5 D317mm FL1420mm DFK21AU04
Pentax XP-14mm 、露出1/15秒
自作バリアブル大気色分散補正プリズム使用
Registax6で約2800フレームスタック・ウェーブレット変換
ステライメージで画像復元