天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

ビクセン タイタンRP-150L鏡筒

2013-06-27 12:04:14 | 古い望遠鏡
先日のミード25cm F6.3 シュミカセと一緒に引き取らせて頂いた鏡筒は
ビクセンの「タイタンRP-150L」と言うD=15cm FL=1300mm(F8.6)の
ニュートン反射鏡筒と分かりました。
本来はピラー脚の経緯台に載っている物の様で、上下微動棒もありました。
頑丈な耳軸も付いていましたが、架台は無かった様です。
古い物で鏡筒にはキズや錆がありますが、主斜鏡は別に保管されていて
十分綺麗です。
重量は結構ありますので、EM-10には負担が大きいかもしれません。
折角の耳軸を利用してドブソニアンに仕立てるのも良いかも知れません。
この主鏡、ネット上にアストロ光学LN-6Eと同じ鏡との記事がありましたが、
真偽の程は定かではありません。
F値が大きいので月や惑星が良く見えそうな気がします。



6月23日はスーパームーンでした。

2013-06-26 10:40:27 | 
先のシュミカセで観望している時に、家族から今日は「スーパームーン」
と知らされました。
シュミカセは調整中なのでNGT-12.5 32cm直焦点で撮影しました。
こちらも斜鏡を交換したばかりで光軸が怪しいです。
確かにファインダーを覗いても大きく感じ、ギリギリで写野に収まりました。

カメラは5月の連休中に「1万円キャッシュバック」を当て込んで購入した
EOS Kiss X6iです。
もうKiss X7iが出てましたので一代前ですが、センサーも「DIGIC5」も
変わらないようです。



2013.6.23
NGT-12.5 D317mm FL1420mm 直焦点 + EOS Kiss X6i
ISO200 1/1000秒  やや硬調に処理しました。

こんどはミード25cm F6.3 シュミカセ

2013-06-25 11:38:15 | 古い望遠鏡
ミードの25cm F6.3 シュミカセを譲って頂きました。
同じ町に在住の方が使われていた機材ですが、亡くなられたとの事で、
奥様から有効に活用頂ければとお話を頂き、先日23日に引き取らせて
頂きました。
全く面識の無かった方で、生前にお知り合いになれていれば、一緒に
活動出来たと思うと残念です。

シュミカセを使用するのは初めてですが、組み上げて動作確認をした所、
電源も入り追尾も問題ない様で、思ったより像も良さそうです。
ただ、観望している途中、姿勢を変えた時に突然光軸が大きく狂って
しまいました。
日中、調整中の姿勢変化では問題なかったのですが・・・これからその
原因調査とシュミカセの光軸調整にトライしなければなりません。
やはりミラーシフトが大きいので繰り出し式接眼部が欲しくなります。


非常にガッシリした三脚です。


補正板も主鏡も綺麗な状態です。
D254mm FL1600mm F6.3と言うスペックで使いやすそうです。

前所有者のご冥福をお祈りすると共に、地元の観望会等で
活用させて頂きたいと考えております。

NGT-12.5 斜鏡交換(2)

2013-06-20 17:35:08 | NGT12.5  317mm反射
NGT-12.5の斜鏡交換はセルを止める台座部分の製作で頓挫しました。
φ60mm×7mm厚の真鍮丸棒を入手し加工していたのですが、
ボール盤での穴あけ時、アルミと違ってしっかり固定しないとドリルに
食い付き危険です。
小型の万力しかなく、φ60mmは固定出来ませんで中止しました。
固定方法を考えて、そのうちに製作を再開したいと思います。
仕方無いので、新斜鏡の周囲4箇所に2mm厚のコルクを両面テープで
貼り付け、オリジナルのセルに納めました。
結局、斜鏡は2mm小さくなりましたが、セルはそのままなので遮蔽率は
小さくなりません。




セルと斜鏡の間に隙間があり、直接触れ合わないので圧迫や放熱などに
有利かと思いますが、両面テープが剥がれて落下しないかと、なんとなく
不安です。


アスコ スカイルック210 見え味と赤道儀動作チェック

2013-06-18 09:50:52 | 古い望遠鏡
アスコ スカイルック210の見え味と赤道儀の動作をチェックをしました。
32cmと土星の見え方を比較しましたが、明るさと模様の濃さは
32cmですが、スカイルック210は屋外設置及びF8と言う長焦点が相まって、
像の安定度とシャープ感に勝りクリアな土星が見られました。
また、こと座イプシロンではエアリーディスクとジフラクションリングが
綺麗に見えていましたが、32cmでは絶えずチリチリした感じです。
やはり長焦点ニュートンは良いですね。
赤道儀は、赤経は古いシンクロナスモーター追尾のON/OFFのみですが、
手動の二重微動になっていて、自動追尾しながら微動が使え使い易いです。
赤緯は部分微動で、ややバックラッシュが大きく、クランプフリー時の回転が
少し重いです。

恐らく前々所有者が惑星観測をされていたのでしょうか、鏡筒窓蓋には
ファンが取り付けられており、ピントをずらした状態で見えていた筒内気流が
一発で除去されました。
ファンを回しながら観望しても振動は殆ど感じません。