天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

11/25の木星 そろそろシーズン終了

2009-11-26 16:32:06 | 惑星
 昨夕撮影の木星です。NGT-12.5をセッティングし外気順応を待っている
10分位の間に雲が出て来て撮影は無理かなと思いましたが、粘っていると
雲の切れ間から木星が顔を出しまして数十秒間撮影出来ました。
シーイングは良くはありませんが、雲間からの撮影ですから仕方ありません。
900フレーム・コンポジットですが画像復元処理で少しは模様を再現出来たと
思います。

【木星】
2009.11.25 17h43m48s~17h44m20s
NGT-12.5 D317mm FL1420mm Sony TRV900
Pentax XP-8mm 、露出1/30秒 
Registax5で900フレーム・コンポジット




冬定番のM42です。

2009-11-25 19:08:26 | 星雲・星団
今日は日中良い天気で暖かかったのですが18時頃から雲が出て来て
折角木星撮影の準備をしていましたが数十秒の撮影で終わりました。

掲載は11/24撮影のM42です。この夜はとても透明度が良く条件が
良かったのでISO100で30分露出x2枚撮影しましたが赤緯方向に
すこし流れてしまい1枚しか使えませんでした。
この一枚も流れていましたが中心部トリミングしましたのでで余り
目立ちませんが・・・。
ダーク、フラット画像は使いまわしです。
1枚画像では流石にバックのノイズが目立ちます。


【M42】
2009.11.24
ε160+冷却&IRC換装改造KissD、ISO100、露出30分x1枚
冷却温度4.7℃、ダーク減算、フラット処理
PHDGuiding+DSI Pro、半自作オフアキシス・ガイダーによるオートガイド


11/8の火星と木星

2009-11-16 18:45:44 | 惑星
 11/8に撮影した火星と木星の画像処理が手付かずでしたが、
本日やっと処理しました。
どちらもシーイングが悪く写りは良くありませんが掲載いたします。
木星は視直径も小さくなり冬を迎えて気流も悪化してきましたので
そろそろシーズンの終わりです。
火星はこれから好期を迎えますのでシーイングの良い日を逃さない様
撮影したいと思いますが、寒くてNGT-12.5を屋外にセットするのが辛く
なって来ました。
何とかドーム内のJP160に搭載できないものかと再度考えています。


【火星】
2009.11.08 4h19m10s~4h19m52s
NGT-12.5 D317mm FL1420mm Sony TRV900
Pentax XP-8mm 、露出1/60秒 
Registax5で700フレーム・コンポジット


【木星】
2009.11.08 17h59m50s~18h01m08s
NGT-12.5 D317mm FL1420mm Sony TRV900
Pentax XP-8mm 、露出1/30秒 
Registax5で2000フレーム・コンポジット


ガイド星が2倍に・・・・

2009-11-15 10:04:45 | ε160用オフアキシス・ガイダー
 忙しかったのと天気が悪く撮影出来なかった事で更新をサボっていました。
先週NGT-12.5で試したニュートン用半自作オフアキシス・ガイダーですが、
2個張り合わせたプリズムの光軸が正確に一致していない為、ガイド星が
2個ずつ・・・・つまりガイド星の数が2倍になって見えます。
当初、暗い星では気付きませんでしたが、明るい星が数個視野に入ったら
全て2個ずつ見えて気が付きました。
プリズム一個の場合にギリギリで視野の外にある星も見えている事に
なりますのでガイド用としてはかえって具合が良いかもしれませんが・・・。

現状では星は近くに2個並んで見えますが、2個のプリズムの取り付け角度
を適当に調整し広い範囲のガイド星を捕らえる事が可能かも知れません。
NGT-12.5の焦点距離が1420mmあるのと、斜鏡が直焦点撮影用としては
小さい為かイメージシフトの位置が限定され、ガイド星が見つからない場合も
ありましたので、これは有効な方法かも知れません。

NGT-12.5にオフアキシス・ガイダー

2009-11-07 01:12:49 | オフアキシス・ガイド
 復元していたオフアキシス・ガイダーが取り合えず完成しましたので
NGT-12.5に付けてみました。

接眼部周りがごちゃごちゃしているので分かり難いですがDSI Proが
ぶら下がっている部分が今回復元したオフアキシス・ガイダーです。
フェザータッチ・フォーカサーには自作のモーターフォーカサーが装着
されていますので、干渉せずに取り付けるにはこの方向しかありません。

夜を待ってピント確認とガイドのテストをしました。
自作のガイド・リレーは貸し出し中でしたのでPHDGuidingの画面を
見ながら手動ガイドしてみましたがNGT-12.5赤道儀の特性もあって
難しいです。
「オフアキシス・ガイダー」の役割は果してくれましたがオートガイドが
上手く行くかどうかはまだ分かりません。
その他何点か問題も明らかになりましたので詳細はあらためて書き
たいと思います。