天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

ピント位置の復元

2010-01-30 19:06:04 | フォーカシング支援ソフト
 ε160の鏡筒を90度回転させてカメラ取り付け方向を赤緯軸と平行に
極軸側に来る様にしました。これで赤道儀のバランスが取りやすくなり
ガイドが安定したのですが、撮影を終えてフォーカサーの電源を切ると
モーターの制動が切れ、カメラの重みでピントがズレる様になりました。
先回撮影のままで恒星を撮影すると写真左のように明らかにピントが
ズレています。当然、フォーカサーコントローラは先回のピント位置を
示していますので単純にピント位置へ移動させる事は出来ません。
そこでフォーカシング支援ソフトのバックラッシュ補正機能を働かせます。
フォーカシングは常にドローチューブを繰り入れる方向で行っていますので
一旦少しだけ繰り入れるようにポジション指定します。
次に再度正しいピント位置を指定して移動させますと、直前の移動方向
と逆向きに動く事になりますのでバックラッシュ補正機能が働き、目的の
位置をバックラッシュ量の2倍だけ超えて移動した後に目的の位置へ再度
位置づけられます。つまり繰り入れる方向でピント位置へ移動される訳です。
その様にしてフォーカシングした後に撮影したのが写真右で、ピントが復元
されているのが分ります。
その後、念のため前後数十μmの範囲でピント位置を探しています。


1/28 最接近の火星

2010-01-29 15:28:09 | 惑星
 寒くてなかなか撮影意欲が沸きませんが、「最接近」だからと自分に言い
聞かせて撮影しました。撮影時刻は29日に少しまたがってしまいましたが
「最接近」そのものには然程意味は無いと思います。
シーイングは良くはありませんでしたが、東北のこの季節としては高度に
助けられてまぁまぁでしょうか。
大シルチスがちょうどこちらを向いて火星らしい姿を捕らえる事が出来ました。


【火星】
20010.1.28 23h58m57s~24h00m21s
NGT-12.5 D317mm FL1420mm Sony TRV900
Pentax XP-8mm 、露出1/90秒 
Registax5で2200フレーム・コンポジット
ステライメージによる画像復元処理

ステライメージによる画像復元処理は、元画像をモノクロモードにして
パラメータを変えて3段階処理してL画像とし、カラー調整した元画像と
LRGB合成しました。
モノクロモードの方が強めの画像復元に耐えるようです。




サーバーを復旧しました。

2010-01-18 01:01:49 | インポート
 天文ソフト頒布サイトのサーバーをやっと復旧致しました。
なぜかHDDもダメージがあったようで、HDD乗せ換えだけでは起動せず、
Windows2000Serverを復旧インストールしました。
幸いデータや設定はほぼ生きていましたので大事には至りませんでしたが、
上手く起動せず数回インストールし直しました。
http://isp.aa1.netvolante.jp/int_timer/

サーバーがダウンしております。

2010-01-09 18:06:00 | インポート
 ちょっとおそくなりましたが、明けましておめでとう御座います。
本年もよろしくお願いいたします。
話題がないのと忙しいのとで大晦日から更新出来ずにおりました。
また、天文ソフト頒布サイトのサーバーが、余計な事をしたばかりに
起動しなくなっています。
余計な事とは訳あってCPUを外してまた取り付けただけなのですが・・・。
HDは大丈夫だと思いますので出来るだけ早く復旧したいと思います。