茨城で、どどんぱっ!

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

楽しかったフットサル。

2011-09-08 02:21:03 | Weblog
眠れないついでに、こないだのフットサルも書いちゃおうっと。

最近は月に1~2回ぐらいしか出来ないフットサルに何となくなってしまっているので、
筋肉が退化し、やりだすと足はツルわ、息は切れるわ、で、
レベルの低下も甚だしく、前はもっと出来たよな、、、
と、自分のプレイにがっかりすることが多かったのだ。

だが、
こないだは久しぶりに楽しかった。
理由は、、、
たまたま同じチームになった人たちとのプレイが自分のプレイスタイルにあっていたから。

今まで気づかなかったけど、
自分が空いてるポジションに駆け込むと、
ちゃんとそれを察知して、ボールが出てくると楽しい。

今までも、同じ動きを自分はしてたんだけど、
そこでボールが出てこないから、私はあんまり楽しくなかったんだ!
と気づいた。

そのたまたまチームになった人たちは、スペースに動くと、
どんどんそこにパスがやってきて、
そこで、すぐボールをはたくと、又、次にパスが回る、
と、パス、アンド、ゴーが自然に皆、出来ていたのだ。

いつもゲーム中ずっと、動きを声を張り上げて、注意しているスタッフも
思わず絶賛の「パス回しが見事!」なチームになっていた。

そしてその中でも皆を唸らせたのが、、、
ゴール前、スペースに自分が猛ダッシュで走りこむと、
そこへやってきた高速のパス。
走りながら足裏でピタっ!と自分の足元にトラップ出来たことに自分でも驚いていると、
周りの男子からも「オォォっ!」と驚きの声が。
そして、それを振り向きざま、すぐシュートを放つと、そこでも、「オォォっ!」という歓声が。
残念ながらシュートはへなちょこのボールだったのだが、
うーん、男子に驚きの声を上げさせた自分のプレイに大変満足であった。

これは昔、フットサルスクールのコーチのケンジ君が練習で何度もやらされた、
走りながらのトラップ&反転してのパス。
まさか、ゲーム中にそれが出来るようになるとは、、、
ケンジ君、ありがとよっ!!!

その日のフットサルのゲームは何故そんなにパス回しが見事に回ったかというと、
その中の一人、パサー(サッカーでいうとこの遠藤や中村憲剛的なポジションの人)が、
とっても上手かったから。
周りの動きをよく見ていて、ここ!っていう見事なタイミングで素晴らしい位置にボールが来る。

こういう上手い人って中々いなかったなぁ、、、
ドリブルだの個人技が上手くてボールを持ちすぎる人はたくさんいても、
パスがこんなに上手い人はいなかった。

その人がボールを持つと、もう無意識に「いいパスが来る」
と確信してスペースに走りこんでいる自分。
いつもは、ボールを持ちすぎる人ばかりだから、
せっかく空いたスペースに走りこんでも、
その人がDFにどんどん囲まれてパスコースが無くなり、
ボールが出せなくなることばっかりだった。
それに気づいたよ。

ワタシはボールはキープできないし、個人技は下手くそなんで、
持ち味はパス、アンド、ゴー。
でも、それって、私だけがやっても周りも、そうしてくれないと、
繋がらなくてつまんない。

今回は、とっても楽しかった!!!
スタッフも、「私を中心にボールがよく動いてる」と、
そこまで誉めてくれなくていいよ、ってぐらい誉めてくれたし。

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恋愛小説

2011-09-08 01:32:40 | Weblog
図書館から、「予約した本が準備できました。」
のメールが届く。
その本のタイトルは「グッバイ艶」

え?
全く記憶にない。
私、そんな本を予約したっけ?
記憶の糸をたぐりよせる。
あぁ、そういえば新聞の広告を見て、
これ詠みたい!って、即効、図書館に予約を入れた本が
数週間前にあったなぁ、、、
と何となく思いだしてきた。
でも、何で読みたいって思ったんだろ?
もう、すっかり読みたいと思った理由も、
どういう本だったかも忘れている。。

とにもかくにも読みだした。
どうやら恋愛小説らしい。
読み進むにつれ、熱烈な恋愛の本、
みたいな広告だったような記憶が蘇る。

3日かけて寝る前に読み進み、
本日、読み終えた。

感想。
確かに激しい恋愛の物語だった。
たぶん私小説?
でも、つまんない。

作者を見て、やっぱり、
と納得。
男。
今まで恋愛小説で男の作家で
面白い!
凄い!
と、感じられたこと、一度もなし。
例え巷で評判のいい恋愛小説であろうと。

私が恋愛小説の神様!
と崇めるのは「山田詠美」

男と女の間にある、ほとばしる情熱と脆さの
微妙な空気。
皮膚の細胞の一つ一つで感じとる研ぎ澄まされた触感。
理屈や知識、形や思想に一切囚われない
人間本来の感性から生まれる愛。

恋愛小説ではないけど、「ジェシーの背骨」
を読んだときの衝撃と言ったら、、、、
凄い、と思った。

鏡のような静かな湖面に美しい音楽の調べで
水面に幾重にも重なる波紋が紡ぎだしてくような美の世界。
そんな愛の姿が描けるのは山田詠美と、もう一人、
川上弘美ぐらい。

そう、川上弘美も素晴らしい。
「センセイの鞄」
あれは、凄い。
恋愛小説、と言ってしまったら、あの作品に申し訳ない。
巷に溢れる恋愛、恋しただの、愛しただの、
そういう次元の男女の恋愛を超越した、
男と女の間にある、
愛でもない、
友情でもない、
もっと深い関係がある。

好きだよ、とか、
愛してる、とか口にすることの陳腐さを痛感する。
愛が何であるかを語る究極の物語。

そんな世界を男性作家の方々が描いた作品を読んだことがない。
評判で最高の傑作という恋愛小説でも、
はぁ、、、これが?

つくづく思うのは、
男と女では愛の感じ方、まるで違うんだなぁ、
という男女の性差。

よって、これからもきっと男性作家の恋愛小説で、
ガツン!と頭をうち叩かれるような衝撃を受けることはないだろうなぁ。

ちなみに映画で最高の恋愛映画は、
「髪結いの亭主」
あれは、もう、言葉は要りません。
恋愛の本質そのものが映画になってる。

と、本を読んでいたら、目が冴えて眠れなくなってしまったので、
だらだらと、ワタクシの極めて個人的な恋愛についてのレビューをぶちまけてみました。

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