茨城で、どどんぱっ!

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

年老いた親。

2017-01-27 20:24:21 | Weblog
久しぶりに実家に帰った。

先日、父、母、二人で脳のMRI検査を受けて健康だった!
と嬉しそうに言っていたが、
後で母親が父のいないところで、
内緒だけど、父の方は脳の血管が詰まり気味で
脳梗塞の部分もあると言っていた。
ま、年なんだから、それは仕方ないと思うが、
とりたて深刻に聞く話でも、、


最近、片目があまり見えてないと聞いたが、
それは脳の血管が詰まっていることが影響してるのかも。。

そんな父親の運転する車は非常にコワイ。
それでなくても高齢者の運転の車でコワイのに、
片目が見えてない。。

日頃、父親の運転する車は必ず母親が助手席大丈夫、
一緒に右左確認、と、父親を補っていたのだが、
今日は助手席に私が乗る羽目に。。。

コワイ。。
目の前の信号がだ!!
危ないっ!
思わず叫ぶ。
わかってるよ。
呑気に父は言うが、
だったら早めに減速してくれよ、
心でボヤく。

本当は父親の運転を止めたいのだが、
運転しなくなって家にこもり、
社交ダンスの練習もいかなくなったら、
それはそれでボケちゃいそうで免許を取り上げられない、、
と私と同じコトを母親も考えていた。

どっちもどっちで心配はつきぬ。。

高齢者が世の中に増えているが、
こんな心許ない不自由な年寄りたち。
年を取るって、ネガテイブな事しか思い浮かばない。
年をとるって哀しい事だけなのかな?
若い事が素晴らしくて、年寄りには明るい希望は何もないんだろうか?

年寄りが誇りと自信を持って生き、
人から敬られることって、ないんだろうか?



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読書。

2017-01-23 23:14:27 | Weblog
今、同時進行で二冊の本を読み進めている。

一つは池井戸潤の「陸王」
もう一つは川上弘美の「水声」

なぜ二冊、同時進行してるかというと、
たまたま借りてた本と予約の本の貸出しが重なってしまったから。

池井戸潤の本は予約から一年待った。

同時に読んでいるから感じるのだが、
同じ小説でも、全く性質が違うもんだ、と思う。

池井戸潤の本は物語だ。
これは誰が読んでも間違いなくその内容を寸分たがわず理解しえる。
そう、日本語が理解できる人なら万人にその中味はちゃんと伝わる。

でも、川上弘美の小説はどうだ?
これは誰でもが、この小説の世界を理解するのはむづかしい。
書いてある事は一部であり、その小説の韻である部分は、
文と文の行間に潜んでいるから、
もしかすると読んだ半分以上の人が、その韻の部分を読みほどけないかもしれない。

それにしても川上弘美のこの感性に触れると、
あぁそうだった、こういう感覚、感情ってあったよなぁ、
と自分の中に縮こまっっていた感情がモソモソと伸びあがってくる。
狭い箱の中に押し込められていた、
チリチリの丸まった糸が、一直線に伸びていく感じ。
そんな感覚にとらわれる。

世の中で感情として名前のある、
喜び、怒り、悲しみ、切なさ、嬉しさ、驚き、などなど、
名前のついてる感情では、全く足りない。
人間の感情には、まだまだ無数の名前のついてない、
様々な感情が埋まっているのだ。

何かの言葉を聞いたとき、何か出来事にでくわした瞬間、
自分の中から湧き出した感情。
それが何ていう感情なのかわからない。
でも、何か胸がいたくなるような感情や、
何か胸がドキドキするような感情が確かにある。
それが良いコトか、良くないコトか、
どういう感情なのか自分でもわからずに。

前も川上弘美さんの小説読んでいて、
自分の中に湧き上がる感情で、
全く何の価値もないゴミのような感情だと思っていたものが、
彼女の小説の中で、見事に美しく綴られていて、
あの感情って、価値、あったんだ、
とびっくりしたこともあった。

そんな人間がロボットとは決定的に違う、
感情のあらゆるとこ、
それを川上弘美は隠れていた感情を呼び覚ましてくれる。

面白いです。
どちらも。

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家族。

2017-01-16 22:37:55 | Weblog
本日、職場の同僚の学習院大卒のO嬢の娘さんの結婚がとうとう決まった話を聞いた。
O嬢の子供さんは息子2人、娘1人、三人いるが皆、いい年なのに誰一人結婚しない!
未だに家族揃って毎日一緒に生活してることに、人生計画と違った、
と、こぼしていたものだが、、、

O嬢は、これっぽっちも邪推な心を落ちあわせていない、
100%ピュアな心の持ち主。
人を陥れよう、とか、人を疑う、とか、
そういうことをしたコト、間違いなく無い人。

そういうO嬢をご主人が大切に思っていることは、
話の端々に感じる。
そんな夫婦の元で育った子供達が心健やかに育ったコトは
間違いないと私は確信していたので、
多少、結婚が遅くても間違いない幸せな家庭を持てる子たちだろう、
そう思っていた。

そして、やっぱり私の思っていた通りだった。
求婚した未来の夫の結婚のご挨拶にきたときの話は、、
素敵な話過ぎて、書けない。

やっぱり娘もそんなに愛されているんだ、、
言葉に、それが感じられる素敵なご挨拶だった。
そしてその言葉を受けて娘の父親の贈った言葉も又素敵過ぎた。

憲法24条の話をしようと思う。
そう父親は母親であるO嬢に話す前に耳打ちしたそうだ。
え?憲法24条って、どういう条文だっけ?
一緒に話を聞いてた同僚と首を捻ったが、、、
そうか、24条から、そういう言葉にして贈ったのか、
なんてエスプリ効いた素敵な言葉にしたものかと感嘆。
インテリジェンスのある夫妻だ、やっぱり。

このご挨拶の日にO嬢は、鯛ののったチラシ寿司、
ローストビーフ、昆布の煮しめ、グラタン、etc.
そんなに手作りを振る舞ったと聞き、
ここにも厚い愛情を感じる、娘と相手に対して。
普通は外に食べに行っちゃうだろ。
少なくとも我が実家では、こんなご馳走で客人をもてなすことはなかった。

O嬢の家族の結婚のご挨拶のときの話は、
皆んなが互いに相手を敬い大切に思っている事が感じられ、
胸が温かいもので一杯になった。

折しも、私は年始に読んだ本、
「鬼畜の親たち」
実際に最近事件になった親が我が子を殺した事件を
3件、ドキュメンタリーで追ったもの。

読み終わった後の何とも言えない、
ザラザラした灰色の重い、心に残った塊。。

虐待は虐待を産む。
劣悪な環境で育った子供は劣悪な環境を繰り返す。
負の連鎖。
自分の知っている世界が全てだから、
それが良い悪い、ではなく、
それが当たり前の生き方になってしまうのだ。

子供を殺してしまった親たちは彼等なりに愛してはいた、
その事実に一番驚いたが。。

考えていると、人間は生まれた瞬間では、
既にもうその先の人生は決まっている気がする。

親のDNAを受け継いで、知力、体力、性格が決まっており、
その家庭環境の愛情、財力で、その進める道が決まってくる。

例えて言うなら、DNAは電車。
高速の新幹線であったり、中古の全然スピードも出ないオンボロ電車。
それぞれ性能が違う。
そしてその電車の走るレールが、それぞれの置かれた環境。
整備されたレールそスイスイ走れる場合もあれば、
ボロボロの錆びたレールを脱線しないようにノロノロしか走れないこともある。
そして、そのレールの軌道も様々。
遥か遠く、夢のような目的地に伸びているものもあれば、
僅か数百メートルの何もない所で突然終わっているものもあるかもしれない。

新幹線&整備されたレールの組み合わせであれば、
何もせずに自動的にバラ色の人生が決まっている。

でも、その逆の組み合わせの場合は、、、

人生は実は生まれた瞬間に決まっている、
そんなコトに今さらながら気づく。

だけど、やっぱり最後に思うのは、
運転手は自分自身なのだと云う事。

惰性で走るだけなら既に決まっている人生も、
オンボロ電車で突然に終わるガタガタのレールであっても、
すごく大変だが運転手の頑張りで、夢の様な目的地に到達することは不可能ではない。
運転手という主体がちゃんとあるのだもの。
そこにまだ微かな可能性あると思う。

眠くなってきて何書いてるのか、よくわからなくなってきたから、
もうやめよう。。






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お金に困ってますか?

2017-01-11 21:36:51 | Weblog
昨日、ニュース番組で今や若者、特に大学生が
金銭的に苦しい生活をしてるのでは?
と街の若者に聞いてみたら、
以外にもお金に困っている若者というのは少なく
全体の半分以下であるコトに驚いた。

そんなに見た目お金に困ってなさそうな大学生に
インタビューしてた。
やはりお金には困ってないと答えていた。
ちなみに最近一番大きな買い物したのはいくらか?
という問いに2人とも、三千円。
そう答えていた。

え!?三千円?
それが一番大きな買い物?
ホントか?
そんな生活で満足してるのか?
とワタシの目は釘付け。
2人とも、CD買ったのかな、、
と、平穏に語る。
特にそれしか買えない!
という悲壮感もなく、満足してるようであった。

うーん、、
おかねがない!
と年中騒いでいるワタシは、、、

この大学生の金銭感覚をみならうべき!
と強く反省。。
三千円なんて、バカスカ使っていたら、
お金はないよね。。
もう一度、原点に帰り、
三千円が最近の一番大きい買い物といえるえように
お金の使い方を改めなくては、と思った。

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冬将軍。

2017-01-11 21:04:03 | Weblog
冬将軍、という言葉を聞く度、
ホロ苦い思い出が蘇る。。

自分が小学校6年生のときの話だ。
国語の教科書をつっかえずにスラスラ読む、
というコトに関して私はクラスでもトップクラスだった。

ことごとくつっかかり、
読めない字が次々と発生し、皆に教えてもらいながら先に進む、
そういうコトに頻繁に陥る子もいた。
八百屋の息子のYくんは、
いっつも、あ〜、う〜、、
と、つっかかってばかりいた。

だが今でも不思議なのだが私には読めない字に
ほとんど遭遇するコトはなかった。
読書家であれば漢字に強いのはわかるが、
読書も全くしてなかった。
何故、読めたんだろ?
その謎は未だに不明だが。

ある日、国語の授業で、
クラスを二つに分けて、物語を
どっちが早く突っかかるコトなく読み終えられか?
という競争をした。

私の番になり、いつものようにスラスラ文章を読む私の目に突然、
飛び込んだ「冬将軍」という文字。
もちろん、その字は読める。
だが、文脈から突然にフユショウグンという言葉は
全くあり得ない!
ここで、こんな将軍が出てくるハズがない!
何か特別な読み方があるに違いない!
ナンテ、ヨムンダ?
私はフリーズしてしまった。

まさかの私のところでのロス。
大きく勝負は後退してしまった。。

そう、私は、冬将軍という慣用句を知らなかったのだ。
将軍が突然出てくることのあり得なさに頭が混乱した。
その時の動揺を
「冬将軍」という言葉を聞く度に思いだしてしまう。




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60点かな、、自分の人生。

2017-01-11 20:48:39 | Weblog
ライフというNHKの番組で、
自分の人生に点を付けると?

という問いに、イカ大王の塚地さんは
確か、10点ぐらい?
めちゃめちゃ低く、
「だって、いい事何もないもん、、」
と言っており、
内村くんが、70点、
という自己採点をしてた。

じゃあ自分は?
と年の始めに、ふと、考えてみた。

60点ってとこか、、、
まあ半分より上なのは、
そう悪くもないが、
でも全然満足してる人生ではない。

かといって残っているこの先の時間を考えると、
今さら挽回のしようもない。。。

とりあえず平穏で食べるとこ、寝るとこ、
あって、人間関係も悪くない。
生まれてきて後悔はしてないし、
産んでくれてありがとう、
そう思えるので。

諦めの境地ではあるが、
そんなとこで60点。

でも次に生まれてくる事あれば、
99点!
と胸張れる人生、
送ってみたいなぁ、、

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ためにならない観戦記。。

2017-01-01 14:52:48 | Weblog
それにしても鹿島アントラーズはレアル戦以降、
いや、クラブワールドカップを勝ち抜いていったごとに、
強くなったなぁ、と実感。

満男のあの口論は、わざとか?
あんなに怒るほどの事でも。。
監督が指示を与えるための時間稼ぎ?
とワタシは見たが。。

西、ヘディングでジャンプした時のスパイクが
相手の肩に乗ってる!
スゴイ、ジャンプ力だ!!
サッカーという足元の競技であのジャンプ力はもったいないぞ。
バレーやっても、アタッカーで通用するのでは?
と思ったが。

解説の福西さんは薄々思っていたが、、
鹿島アントラーズ、嫌いだよね、きっと。
磐田というチームで鹿島に競り負け続けてた恨みでも?

さぁ後半戦だ。

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