原発がコワイ、、、
とボヤいた数日前、私の心配した通り、
悪い方へどんどん事態は進んでいっている。
今回の事故で、いかに自分が原発のことを何も知らないかがよ~くわかった。
まさかの定期点検中の何の心配もないと考えていた休止中の4号機までが
なぜに危険な状態に陥ったのか?
理解できないでいた。
使用済み核燃料というものは安全な状態になるまで、
3年かかる?
そんなに長い間、冷やし続けなくてはいけない?
又、緊急停止で数日間冷却してから、冷却不能になったのだから、
少しは安心なのだろう、、などと検討外れな思いを抱いていた自分は、
恥ずかしい限り。。。
冷却に必要な日数というのは桁外れに長い期間が必要だったんですね。
2~3日冷やしたことなど、焼け石に水どころではない話。
と、いうより、今回緊急停止して、この後どうなるかわからないが、
(というか、どうにかしてくれないと困るが)
とりあえず安全な状態になったとしても、その後、数年間は
ずっと冷却し続ける状態を保たなくてはいけないという
ひとときも気を抜けない状態が続くという、
進行形の恐怖が常にそこにあり続けることを知ってしまった。
何かの不具合がその数年間に起これば、いつでも今回のような危険な状態に
起こり得る可能性が常にあるということ。
そんな今知る色々な原発の不安にネット検索していたら、
こんな原発内部の人間の記した
文書を発見してしまいました。
正に震撼です。
震えが止りません。
この著者が最後に心配してた通り、地震が起き、
決して安全ではない原発が露呈してしまいました。
今回、何故、日立、三菱、東芝の株価が暴落したか、わかりました。
何十年ものほほんと原発に何の考えも持っていませんでしたが、
今は、はっきりNOです。
要りません。
抹消できるものなら抹消してほしい。
原発は一度作ってしまうと廃止さえできない、とんでもない代物。
著者が書いているように40年前、何故作るときにNOと国民で止められなかったのでしょう。
次の世代、そしとその次の世代に残す生命の危険を脅かす存在、かつ、
負の経済負担の発生源の代物。
かつての2000年問題のように、その先に大きな問題があるのがわかっているのに、
現在の恩恵のみしか考えていない代物。
いつ又、今回のような事故がいつ起きるか、
事故が万が一幸運にも起きなくても老朽化した原子炉をどうするか、
いや、老朽化した原子炉で事故が起きてくる可能性は何百年先にきっと起こる。
必ずでてくる問題にその先の世代はどうしたらよいのか?
自分達世代はもういい。
だけど、この先の世代にこの原子炉の処理を任せるのは、無責任すぎる。
この70ある原発とともに生きていく日本人、いや人類は
ダイタマイトを体に巻きつけられて生きている姿に見えてきた。
年金問題どころではない、生きていく上での確かな身の危険がある。
石原都知事が先日、かなり危険な発言を発したようだ。
今回の災害は自分の事しか考えない日本人に対する天罰なのではないか?
といった類の発言を。
私は今回の災害は日本人に対する天罰というより、
人類に対する警告だと思う。
文明の利器に頼りすぎ、地球にとってこんな危険な化学物質を産み出してしまった人類への。
早く走れる車を作っても、そのスピードを落とすブレーキのない車は決して世に出てはいけないはずが、
そんな欠陥車が世に出てしまっていて、誰もそれを不思議に思ってない。
大地震の災害の爪あとはいつか終息を迎える。
だけど、この原発は今回とりあえず落ち着いたとしても永遠にこの恐怖と人類は
向き合い続けなくてはいけないエンドレスの恐怖であることに私は気づいてしまった。