
コブシの実だと思います。
ハクモクレンも似た実をつけます。
実の形が、手を握りしめたときの拳の凸凹に似ているところからの命名だそうです。

果皮が割れて赤い種子が飛び出す前は、もっと「拳」っぽい形をしています。
赤い実をつける植物は多いですが、「鳥に食べてもらう」という目的の場合が多いようです。
鳥が食べる→果肉は消化される→硬い種子は糞といっしょに別の土地に排出される
地面に落ちた糞は肥やしになり、成長を助けます。
※糞は「ふん」と可愛らしく読んでください。けして「く◯」と読まないで(笑)
なんとも効率的な作戦!!!
しかもターゲットの鳥が決まっていて、その鳥が食べやすい大きさの実をつけると言う説もあります。
そして、このコブシの仲間の実は、びよ〜んと伸びて、ぶらぶら揺れて鳥たちの目を惹くのです。

この白い糸の弾力がなかなかのものなんです。ついつい引き出したくなってしまいます(笑)
動けない植物にとって、自分たちの領土を広げるには、種子をばらまくのが一番手っ取り早いわけで、ふわふわと風に乗ったり、パチンと弾けたり、べったりとくっついたり…。
その中でも鳥に運んでもらうために進化した仲間たちは、かなりの策士だと感心させられます。
鳥を誘うためには果肉たっぷりの美味しい実をつける必要があるので、かなりのエネルギーが必要になりそうですが…。
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