YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

きのこのこのこ

2012-11-20 17:48:44 | 三ッ池公園の自然情報


紅葉の三ッ池公園を歩いていたら、足元にきのこを発見!!

おっ、てっぺんに穴が開いている。



これは、もしや、ホコリタケの仲間かな?

よお~し、ツンツンしてみよう!



うわっ、胞子が出てきた!!
よーく見ていただくと、煙のように飛び散る胞子が見えるかと思うのですが、どうですか?

本来なら雨が降ると、雨粒の力で、このように胞子が飛び出します。胞子たちは湿った地面に着地し、無事菌糸を伸ばすことができるわけです。雨滴散布っていうんだったかな…?

きのこのことは、まったくわからないので、ネットで調べてみたんですが、ホコリタケには小さな突起がたくさん出ているらいいんです。でも、写真のきのこは、表面がレース編みみたいになっていました。もう胞子口も開いたし、突起は落ちちゃったとか…。



桜の枝に何やら白いきのこも生えています。ひっくり返してみると、よく見かけるやつでした。



カワラタケでいいのかな…?

キノコはまったくの専門外。でも、今年はなんだか縁があります(*^_^*)



これは、去年見かけたやつなんですが、きれいな紫色のキノコでした。
ムラサキシメジってのがあるらしいから、それだったらいいなぁ…。

きのこってやつは、本体は土の下に潜っちゃっているわけで、なんとも不思議な生きものです。
でも、森にはかかせない大切な存在。ちょっとずつ、彼らのことも理解していけたらおもしろそうです(*^_^*)

また探してみよっと…。



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天然リース

2012-11-20 05:56:05 | 三ッ池公園の自然情報


黄色く変身したオニドコロが、まるでリースのように、アベリアの垣根に絡みついていました(*^_^*)

アベリアっていうのは、少し前に小さな白い花を咲かせていた植物です。和名をハナゾノツクバネウツギ。写真では光っちゃって分かりにくいけれど、今は実になり始めています。昔、母の知人から「マ抜けのアベマリアって覚えるんだよ」って教えてもらいました(笑)

公園の中にはリースの素材になりそうな物がまだまだ、ごろごろしています。



コムラサキの梅仁丹みたいな実。おいしそう~。





樹の上では、派手さこそないですが、ムラサキシギブも実っています。
この木のことを「枕草子」って言ってた人がいるけれど、「紫式部→清少納言→枕草子」って具合に、かなりの連想ゲームになっちゃってますね(^_^;)

余談ですが、清少納言の「春っていえば、夜明けよね~」っていうノリ。すごく好きです。



え~っと、リースの材料の話でした。

公園内にはまだたくさんのシイの実やどんぐりが落ちているんですが、だいぶくたびれてきているようです。泥がついたり、殻が割れていたりするものも多数。

森の中なら小動物が利用するのでしょうが、町中の公園では、養分となって土に返っていくものと、掃除されてしまうものに分かれるんじゃないですかね。ほとんどが後者。

↑ってことを言い訳にしながら、日頃せっせと収穫しているなんちゃってナチュラリストがわたしです…

で、この日の収穫(*^_^*)



ヘクソカズラの実は、光沢があるので、リースの素材としては大活躍。でも、実だって、つぶせばすごい臭い。なんてったって「屁糞かずら」ですから。



他にもドングリかなって近寄ってみたら…



あれれ?
なんだか違うみたい…。





近くを見回してみたら、どうやらカクレミノの実のようです。初めて見ました。

素材の収集に夢中になっているとき、ふと顔をあげてみると、頭上ではサザンカが満開。瞬間、時が止まります。ちょっぴり、薄暗い森の中に点々と赤がちりばめられていました。





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