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YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

トカゲ天国

2011-07-15 07:03:12 | 八重山2011夏
昨日のツアーはジャングル探検で始まりました。道なき道を進みます。いや、実際には細~い道はありましたケド。



キノボリトカゲです。今日はトカゲ日和らしく、たくさん出会うことができました。



キノボリトカゲは他のトカゲと違って、自らしっぽを切りません。だから捕まえるときには、しっぽを押さえます。



捕まえなくても、じっと動かないヤツもいました。



赤ちゃんトカゲ。口を大きく開けて、必死に抵抗。



艶やかな青いしっぽのトカゲはイシガキトカゲ。全身メタリックカラー。



こちらのカナヘビは緑色。そしてしっぽがやたらに長い。写真には収まりきっていませんが、体よりもずーっと長いしっぽがあります。





森の中にはほかにも、イリオモテモリバッタやオカガニなど、たくさんの生き物がいました。



目的地の滝に到着。
前回よりも激しく滝浴び。滝壺の回りでシュノーケルでエビ探し。でっかいテナガエビがたくさん見えるのですが、どんくさいわたしは収穫0です(^^;
ガイドのきえちゃんはスパンスパンと捕まえていました。

あっという間にお昼です。

リゾートホテルへ

2011-07-14 08:48:40 | 八重山2011夏
昨日の夕飯は余語さんとラティーダというリゾートホテルのレストランへ♪

その前の夜も、宿の屋上でのゆんたく(みんなで集まってワイワイ飲むこと)に誘ってもらい、楽しい夜を過ごしました。ガイドを越えて面倒みていただいています。



で、そのゆんたくの席で、ラティーダのレストランが美味しいという話になり…。

かんぱ~い!







一品一品、ていねいな作りで、味も量も大満足。しかもリーズナブル♪
窓から見える夕暮れの海と一緒に美味しい料理を楽しみました。

デザートにたどり着くころにはもう満腹。別腹とはよくいったもので、最後まで完食。

宿まで30分弱の帰り道、最初は苦しかったお腹もこなれてきました。8時だというのにまだ少しだけ明るい空、ときどきヤエヤマオオコウモリが頭の上を通過していきます。

集落まで戻ると、何人もの人に出会いました。9時から祭りのための踊りの練習に行くのだそうです。5、6人の男性が芭蕉の茎を叩いて獅子舞いに必要な道具作をしていました。こちらでの暮らしを垣間見た気分になりました。



一夜明けて朝が来ました。夜明け前に強い雨がふり、残念ながら、朝日は見えず。けれど雲の間から見える空の色が素敵です。



朝ごはん。スーパーで手に入る生野菜サラダ。大重宝です。昨日のディナーがまだお腹に残っているようなので控え目(?)に。



パンは昨日の昼間2つ先の集落から移動販売で各家に売りに来たものを買いました。毎週水曜日に売りにくるんだそうです。バスケットがかわいいです。



今日は、余語さんから紹介していただいた「やまねこキッズ」の川端さんとクラフトをしたり、ユツン川で遊んだりする予定。

待ち合わせ場所までバスで移動するのですが、朝からのカンカン照り。日陰に避難してバスを待っています。風が吹くと気持ちいいです。

ゆるりとした1日

2011-07-14 06:56:32 | 八重山2011夏
昨日はサガリバナツアーから帰ったあとは、すっかりゆるい1日を過ごしました。

民宿やまねこ

14日まで3泊お世話になります。こちらの民宿はたいが鍵はなく開放的。そんな環境だとかえって我が家のようにリラックス。



ツアー後、シャワーを浴びたあと9時から爆睡。



昼ご飯です。夜はホテルのレストランディナーの予定なので、サラダとバナナヨーグルト、石垣で買った黒糖蒸しパン。

散歩に出るにもあまりに暑いのでだらだらしていたら、宿のおかみさんがおしゃべりに付き合ってくれました。楽しいひととき。旅の一期一会、いいものです。





3時を過ぎて、お散歩タイム。すでに4度目の来島なのに大原の集落を歩くのは初めて。

なんてことはない街角にも南国を感じます。





車で通りすぎてしまうと気づかないところに、美しい花が!雑草かな?



なぜか馬もいました。



港の前が干潟になっていることも初めて知りました。とんとんみーやカニ、魚がたくさんいました。みんな餌探しに必死のようす。


日射しはまだかなり強く、1時間ももたずにギブアップ。



結局スーパーでアイスを買って宿へ引き返し、玄関先のテラスで再びゆるゆる。

朝から夕方までゆるゆるしっぱなしの1日を満喫しました。

待望のサガリバナツアー

2011-07-13 21:29:49 | 八重山2011夏
今回の旅のメインでもあるサガリバナ。これです、これ。房になって木から垂れ下がる様子も素敵ですが、なんといっても川面に落ちて流れていく姿が幻想的です。



この花は夜に咲いて、明け方には役目を終えた花弁と雄しべをひとかたまりで落とすのです。



役目というのは、虫を呼んで受粉をさせること。だからとってもいい香りがします。夜咲く花はどれも香りが強いんだそうです。どんなに派手な花も暗闇では見えないですから。



そんなわけで水に落ちる花を見るにためは、夜明け前に出発しなければなりません。

朝4時。まだ星空の広がる道を川へと向かいます。
そして真っ暗な川へとカヤックを漕ぎ出すのです。私の寝坊でやや遅れたものの無事出航。スミマセン(^^;

水面を漂う夜光虫がパドルを漕ぐたびにきらきら光ります。水面をすべるカヤックの先には水にうつった星たちも揺れて…。そして流れ星のサービスまで♪



一瞬雨が降り、やがて空がじんわり白くなってきました。アカショウビンの高い声やシロハラクイナの警笛のような声に、サンコウチョウの「ホイホイホイ」が重なり、森も目覚め始めた頃、いい香りとともにサガリバナが姿を見せてくれました。



その数は多いとは言えない量だったと思うのですが、夜と朝の境をカヤックで滑り抜けたかのような体験は忘れられない思い出となりました。来て良かった!




おにぎりまで用意されていて、これまた至福のひととき。頭の上にはサガリバナ。ときどき、ポトンと音をたてて落ちてきます。朝の静けさの中、その音が響きます。



帰りは引き潮にのって、サガリバナと一緒に川を下りました。上げ潮のときには、花が上流に密集するのだと教えてもらいました。

今はすでに夜です。心地よい風にあたりながら、遠くから聞こえるリュウキュウアオバズクの声に耳を傾けています。

草むらではたくさんのホタルの幼虫が光っていたり、オカヤドカリがごそごそ動き回る音が聞こえてきたり。遠くからは、月末に催されるという大原祭りの練習の笛や太鼓の音もかすかに聞こえてきます。

月の明るいいい夜です。

自然の恵み

2011-07-13 13:07:50 | 八重山2011夏
カヤックを終え、島をドライブ。美しい風景が流れていきます、



海にぽこんとある小さな岩礁でアジサシの仲間が営巣を始めていました。昨日台風が発生したようなので、ちゃんとヒナが育つのか心配です。



ドライブの目的はこれ。芭蕉の茎です。芭蕉はこんなに大きいのに草本なんだそうです。だから幹ではなく、茎(葉柄)。かなり太いものを根元からジョキジョキと。



玉ねぎや筍のように(正確には違うけど)、葉のようなものが何枚も重なっています。



見苦しい写真ですが、芭蕉に注目。葉っぱを落として、外側の葉(茎?)をむくと、つるんとした美しい光沢。



この表面を薄く裂いていくと糸(紐)がとれます。



昨晩干しておいたら風でからまってしまいました。
使えるかな?(-.-)
あんなに太い芭蕉の茎から出来上がったのはこれだけ。

明日はこれを使ってクラフトを教えていただくのです。他にも西表の木の実も使って自然素材onlyでどんな作品できるかな(*^^*)