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YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

チューリップを見に行く!

2022-04-09 06:00:00 | 歳時記



よこはま春の風物詩
横浜公園のチューリップの季節!!



浜スタ前のエリアが横浜公園。

4月上旬〜中旬(年によって違います)が見頃。見事ですよぉ〜。










なんと、69種、16万本。
横浜市民であることを誇りに思える素晴らしい花壇です。

関内駅前たという立地条件も素晴らしく、ぜひお出かけの途中に立ち寄っていただきたいスポット。

品種によって咲く時期がずれるので、期間中、見られる花が少しずつ変わります。

そして、横浜ではありませんが、チューリップの絶景といえば、昭和記念公園!!









20年前、オランダのキューケンホフ公園の全園長(当時)を招聘し、4年がかりで今のスタイルを作り出したという絶景空間!!

渓流沿いに植えられた242種、22万本のチューリップ。








休日ともなると人出も多く、写真を撮るのも一苦労ですが、一度は訪れてみてほしい花壇です。平日がおすすめ。

…というか、キューケンホフ公園にいつか必ず行きたいです。

そして、関東最大級と言われる100万株のチューリップ畑。佐倉ふるさと広場!!

ここにも行きたい!!

…と、遠くの絶景にも憧れますが、春の横浜はいいですよぉ〜。



日々の生活の中にこの風景があることの幸せ♪

チューリップだけでなく、春の横浜は花でいっぱいになります。



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桃の節句〜雛祭り〜

2022-03-01 06:00:00 | 歳時記


3月になりました。
黒色のコートは少し重たく感じられ、春用のコートに衣替え。まだまだ寒い日もあるでしょうが、春の訪れに気持ちも明るくなります。さてさて、明後日は桃の節句。季節の節目です。



桃の節句(雛祭り)

節句(せっく)は、古代中国に伝わる陰陽五行説に由来する季節の節目。

人日(じんじつ)ー七草
上巳(じょうし)ー桃の節句
端午(たんご)ー端午の節句
七夕(しちせき)ー七夕(たなばた)
重陽(ちょうよう)ー菊の節句

日本では桃の節句ともひな祭りとも呼ばれ、女の子の健やかな成長を祝う年中行事となっています。



本来、節句とは邪気の入りやすい季節の変わり目の厄払いという意味があります。

上巳の節句では、川で身を清めたということですが、日本では紙で作った人形(ひとがた)に穢れをうつして川に流すようになったそうです。この習慣が「流し雛」のルーツとされています。




雛人形が飾られるようになったのは室町時代とも江戸時代とも…。

そして、江戸時代にはひな人形が手に入らない一部の農村地域で、ちりめんで作る「吊るしび雛」を飾る風習も生まれました。

ひな祭りには、ひし餅やひなあられを飾り、ちらし寿司にハマグリのお吸い物なんかを食べたりします。



ハマグリは旬の食材。5月くらいから始まる産卵に向け、この季節は栄養をたっぷりと蓄えているそうです。



さて、ひな祭りは「桃の節句」ということですが、本来モモの花が咲くのは4月上旬です。

梅、桃、桜というように、梅と桜の間に咲くのが桃!!


もともとひな祭りは旧暦の行事だったのですが、日付だけが残ってしまったために季節にズレが生じたようです。

さてさて我が家のひな祭り



年々簡素化(^^;;

そして、子どもの頃に歌ったひな祭りの歌を懐かしく口ずさんでみたり…
4番の歌詞が好きなんですよね

「着物をきがえて 帯しめて
今日はわたしも はれ姿
春のやよいの このよき日
なによりうれしい ひな祭り 」




「春のやよいの このよき日」ってところ、なんだかいいと思いませんか?





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閏年と暦、それから宇宙

2022-02-28 06:00:00 | 歳時記

「閏年(うるうどし)」の反対は「平年(へいねん)」。
「閏」とは平年よりも日数や月数などが多いことを指す言葉だそうです。そして、その「閏」がある年を「閏年」と呼びます。


青少年科学館@札幌

暦には種類があり、現在使われている暦(カレンダー)は、太陽暦(新暦)。1年を365日として計算されています。これは、地球が太陽の周りを一周する時間なのですが、正確には

365日5時間48分46秒

つまり1年に約6時間。およそ4年で24時間(1日)ずれていることになります。ということがわかっています。

そこで、およそ4年に1度、1年を366日にすることで調整をします。その年を閏年と呼ぶわけです。
考えだすとややこしいです。



しかも、1日の長さも24時間と言われますが,実際に地球が自転に要する時間は

23時間56分4秒。

しかも年々わずかに1日の時間は長くなっていて、1億8千万年後には、1日の長さが25時間になるそうです。想像つかないですが…。



江戸時代くらいまで使われていた太陰暦は月の周期を利用したもの。

ひと月を月の周期である29.5日として計算していました。そのため旧暦では1年が354日。これは地球の公転とズレが大きく3年に1度、閏月(1年=13カ月)がありました。

現在の閏日は2月29日と固定されていますが、太陰暦では閏月はいろいろな季節に設置されました。例えば9月と10月の間に設置する場合は、13カ月目の月を「閏9月」、2月と3月の間なら「閏2月」と呼んでいたそうです。

太陰暦は季節のズレが大きく農業の目安にならなかったため、二十四節気や七十二候が登場しました。


夏至の日の短い影

二十四節気は、夏至と冬至、春分と秋分を設け、さらにその間を分けて1年を24等分して、季節の特徴を表した言葉を当てたものです。それをさらに細分化したものが七十二候。

つまり、いずれにしても我々が使っている暦というのは宇宙に直結しているわけです。


ワットパクナム@バンコク 

わたしの脳みそもこの辺りで思考停止(^^;;

自転しながら公転もしているという合わせ技(?)が事態をよりやこしく、難解にしているようです。

宇宙から地球を見た時、私たちは毎時1600kmという速度で動いて(自転)いるそうです。まあ、普段そんなことに気が付くはずもないですよね(^^;;


夜明け@与那国島

そんなわたしにもかろうじてわかることは、地球という星は、遥かかなた

149,600,000 km 

そして、私たちの時間の概念もまた、宇宙の理と深く結びついている…。そんな風に考えると、地球という星が今ここに存在するということが、改めてものすごい奇跡に思えます。
…というより、太陽がなかったら地球はないですよね。そんな遠くにある星が、私たちの星に命を生み出したのです。森も、海も、川も、春になって花が次々に咲くのも、鳥が囀るのも、秋の夜長に虫が鳴くのも…みんな太陽が関係していること。

も離れた太陽の影響を大きく受けているということ。


アフ・トンガリキ@イースター島

ちなみに「閏日」で調整できない時間を調整するために「閏秒」なんてものも存在します。

そして、太陽暦において閏年は必ず4年に一度来るものではなく、100年に一度閏年なのに平年になる年があったりもするようです。それも400年に一度は閏年だったり〜(^^;;
※詳しくはもっと専門的な方の記事をご覧ください。←最後は他力本願(^^;;


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餌台の野鳥観察と諸問題

2022-02-11 06:00:00 | 歳時記


メジロ

餌が少なくなる季節、餌台に小さな鳥たちが集まってきているのを見かけて、ほっこり。早速我が家にも設置してみたところ、鳥と一緒にネズミまで現れてしまい困ったことに。たかが餌台と思っていましたが、一筋縄ではいきません。野鳥への餌やりの賛否もあるし、何事もやってみて気がつくことが多いものです。やってみるって大切!





我が家の小さな中庭にも、こんな風に鳥が来てくれたら嬉しいなぁと、見様見真似で餌台を設置したこともありました。


いい感じ〜、なんて思っていたのも束の間。衝撃の事件発生!!


これまで家にネズミが出るとは思ってもいなかったので、かなり動揺してしまいましたが、割と普通にいるのですね。しかもクマネズミは近年増加の一途を辿っているんだとか…。

気を取り直して、吊り下げ型の餌台を設置することに。ペットボトルで作ってはみたもののイマイチなので、結局購入。



かっこいい餌台が某通販サイトで1650円。しかも海外郵便で届きました♪

今度こそ!
と、意気揚々と吊るしてみるも、またしてもネズミ…(T ^ T)



素晴らしい身体能力…。
なんという離れ技!!!
この場合は賞賛なんてしたくないけれど、やはり野生の能力は侮れん(^^;;



ミカンを枝に刺したこともありましたが、ヒヨドリがやってきては大声で鳴くし…

すっかり諦めていたのですが、こちらのカフェではこんな工夫が


ヒヨドリの足元、縦格子の小箱にご注目。



なんとメジロだけが、中に入ってミカンを食べられる仕組み!手作りだそうですよ。すごい!!

ネズミやカラスと日々知恵比べをしながら餌台を管理されている方って、結構多いようです。

しかしそんなことを調べていて、再考させられたのが、餌やり問題!
餌台の設置ってつまりは餌付け?



公園のハトや、池のカモに餌をやることはよろしくないと考えていた私。カワセミの撮影のために止まり木を作るなんてもってのほかと思っていたのですが…。

個人宅や管理者によって設置された餌台については、あまり意識したことがありませんでした。


スナック菓子とキンクロハジロ

餌をあげるという行為そのものや人の身近に野鳥を呼ぶということに関しても、様々な意見や研究、検証がなされているようで、改めて考えさせられました。

庭にあるセンリョウやマンリョウ、もっと広くいえば人間が栽培しているもの全て、それらもある意味、間接的に餌付けしてるとも捉えられますし…。


餌に集まるオナガガモ

突き詰めると、どこからが良くて、どこからがダメなのか、これは相当難しい…。

バタフライガーデンやビオトープに問題あるとは思えませんが、そこから外来種が増えたらやっぱり問題かな?

え、そうなると、花壇もしかり?

う〜ん、つまり設置の目的や管理の仕方が判断の基準になるということか…。

考えはまとまりませんが、一つ言えることは、公共の場に許可なく手を加え、もとある景観を損なったり、糞害や騒音や水質汚染という問題を発生させてしまったりする場合、これは別問題としてアウトですよね。

グレーゾーンでの餌やりについては、いまのところ度が過ぎたり、他に迷惑をかけなければ(ここはしっかり考える点?)いいのかなぁと…。

甘いというご指摘もあるかも知れませんが、餌台に集まる野鳥を見たらやっぱり、ほっこりするし、そんな場所に足を運んでしまいそうです。




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ビワの葉染め

2022-02-06 06:00:00 | 歳時記


冬に手に入れたビワの葉や枝を使った草木染め。なんと可愛らしいピンク色が現れる。実が熟す初夏の頃ならオレンジピンクに染まるという。色の科学はとても不思議。



木の葉がピンクに染まるなんて、ちょっと想像がつきません。

葉や枝を刻んで、ぐつぐつ煮ると、なんと赤っぽい染液ができ上がります。



60分ほど煮た一番液より、その残りでもう一度煮たニ番液の方がよりピンクになると言うのですが、どちらもピンクかな?



左下が1番液、右上が2番液。
若干補正がかかっている気がしますが、鍋に入った状態でもこの色↓



枇杷ってすごい!!
事前にネットで調べた情報だと、一番液はもっとオレンジというか、茶色というか…

煮過ぎちゃったのか、それとも鍋がアルミだったから?
木の実や草木用に手に入れた安い鍋。

枇杷の葉染めは、アルミ媒染することでよりピンクになるというし、やはり鍋の影響かなぁ…


アルパカウールは1回でしっかり染まりました。


これは、少し色に差が出たみたいです。右下の色が濃い方がニ番液。

媒染無しで、この定着は「クサギの青」に匹敵しますね。

ちなみにビワの花は11月から2月にかけて、ひっそりと花を咲かせます。



虫の数が減る初冬に咲くってかなりの変わり者?
毛でおおわれ、モコモコとしている花は、寒さを凌ぐ工夫なんだろうなぁ…



虫は減るけど、この時期に咲く花は少ないから、そういう意味では市場独占。虫だけでなく、メジロなどの鳥類も蜜を求めてやってきます

ビワって、野生でも実るのに、なんであんなに高価なのかと思っていたけど、どうやら栽培にはいろいろと手間がかかるらしいです。



その中でも面倒そうなのが、「花もぎ」という作業。ビワは1本の枝に100程の花を咲かせるらしいのですが、これを30ぐらいに減らすそうです。更に実がなった時点で今度は3つまで減らすんだとか。高さもあるので大変な作業ですよね。

でもそうしないと、実が小さくなって売り物にはなりません。野生のものと市販のもので大きさが違うのは、そういう苦労があるからなんですね。

また、ビワの実は痛みやすいため、一つひとつに袋をかけたり、輸送にも細やかな配慮がされているんだそうです。



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