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YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

雑草でお手軽チンキ作り

2022-05-23 22:51:00 | ハーブ・アロマ



ドクダミのシーズンがやってまいりました。

一度嗅いだら忘れられないあの独特の香り。悪臭なんて言われることも多いですが、実は体に良い成分がたくさんあるらしいです。
※ドクダミ茶はかなり優れものらしいですが、まだ試したことはありません。

そして、真っ白な花(白い部分は花弁ではなく苞)には美白成分もあるんだとか…。



というわけでこれを摘んでよく洗い、水気を切ります。

軸の部分や茶色い部分は取り除く方が見た目が綺麗。特に茶色い部分は腐敗の原因になりかねないので、きっちり取り除きます。

あとは、それを瓶に詰め、40度程度のアルコール(糖分が少ないもの)に漬け込むだけ。



ドクダミチンキの完成です。

チンキというのは、植物の有効成分をアルコールで抽出したもの。



ドクダミチンキは1ヶ月以上経って、成分がしっかり出すと琥珀色になります。

美白効果を期待して化粧水にするのもいいし、虫刺されの痒みも効果あり(葉の方が効果は高いのかな?)

あの独特の匂いはすっかり消えてしまうのでご安心ください。

同じく虫刺されの痒みに効果があるといわれるヘビイチゴのチンキ。



眺めているだけで可愛い♪

もっともイチゴの色素はアルコールにどんどん移って行きますので、2〜3日もすればこの通り。



2週間経つと、かなり茶色に近い…。



だいぶ成分が出てきている証拠なのかな?

正直なところ、痒みが止まるのかといえばドクダミもヘビイチゴも微妙な気はします(^^;;
↑個人差もあると思うので、なんともいえませんが…。

では、なぜ作るのか…。

それは、見た目が可愛いから(笑)



簡単で可愛いから、つい作りたくなってしまうのです。インテリアにも良いですが、基本的に保管は冷暗所です。光に当たると成分が変質することがあるようなので…。

実用性で言うと個人的にはあローズマリーチンキがいちばんのオススメ。

そして虫刺されの薬は市販品にかぎります。そもそもアレルギー体質なので、虫刺されの反応が大きいのです(^^;;



どくだみの花が咲き始める頃には、虫除けと痒み止めが手放せません。

雑草チンキも取り入れながら、今年の夏も頑張ってやり過ごします!!

物は試し!
ドクダミチンキ、ぜひお試しください。仕込むなら今です!!



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ミントの季節がやってきた!

2022-05-11 06:00:00 | ハーブ・アロマ



この季節、庭のハーブが繁ってきます。
我が家に植えてあるのは手間要らずなミントとタイム、そしてオレガノ。


タイム

花が咲いてしまうと香りが落ちるので、花が咲く前に剪定がてら収穫するのがおすすめ。というわけで、花期の早いタイムはすでに収穫終了。

今の旬はミントです。



フレッシュな葉を使ってミントティーもいいですが、最近のお気に入りはミントシロップ。



【材料】
ミントの葉      60g
グラニュー糖  200g
水                     400ml
(写真は1/3の量)

最初に砂糖と水を沸騰させ、完全に溶けたら火を止めて、ミントの葉を入れて10分蒸らす。

作り方はいたって簡単!!



あっと言う間に清涼感溢れるミントシロップの出来上がり。紅茶に入れても、水や炭酸で割っても、いろんなバリエーションで楽しめます。



ジンと炭酸でモヒートも最高!

ミントもいろいろありますが、ペパーミントで作るのがいちばん香りがいいと思います。

一方、スペアミントは「フルーツミントサラダ」におすすめ。



カットフルーツにミントの生葉の千切り、ラム酒大さじ3、グラニュー糖大さじ2を混ぜ合わせ、しばらく冷蔵庫で冷やします。味がしみて、甘くて爽やかな、おいしいサラダの出来上がり。ちょっとすっぱめでお安いフルーツも大変身♪

ミントは半日陰でも問題なく育つので、我が家では重宝しています。



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安眠できます!バケツで足湯!!

2021-02-12 07:00:00 | ハーブ・アロマ


昨日は、集中してPCに向かっていたら、いつのまにかエアコンも切れていて(自分でタイマーセットしたのですが)、体がすっかり冷えてしまいました。

もうお風呂も入った後でしたので、久々に足湯。

バケツに少し熱めのお湯を入れ、好きなアロマオイルを数滴。良い香りが充満します。実は最初、今お気に入りのローズマリーチンキとも入れてみたのですが、あまり香りが広がらず、アロマオイルも追加しました。残念。



バケツの中に足を入れたら、バケツごと毛布やブランケットなどで覆ってしまいましょう。

10分もすると体全体じんわりと温まってきます。時々布をもちあげると、ふわっとアロマの香りが…♪

足湯をするとき、忘れてはいけないのが、最後に足を拭くタオルです。バケツの下にバスマットを敷いておくのもおすすめ。

お湯が覚めたら、足を拭いてバケツを片付け、ベッドへGO。

足のポカポカが長時間持続して、安眠できます。



足湯中は、部屋を少し暗くして、ヒーリングミュージックなんかを流してみたり…。おうちでサロンな気分を味わうのも◎。

わたしはAmazon musicを愛用。

バケツで足湯、まだ試されたことがない方は百聞は一見にしかず!ぜひ試してみてください。準備から片付けまで、15分ほどで効果あります!!







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ようこそハーブチンキの世界へ〜魔女修行始めました〜

2021-02-10 13:01:00 | ハーブ・アロマ


この瓶の中には、左からローズマリーの葉、月桃の葉、薔薇の花びら、柚子の種で作ったハーブチンキが入っています。

ハーブチンキというのはハーブの成分をエタノール、またはエタノールと精製水の混合液に浸して作られた液状の製剤のこと。ハーブ以外にも生薬を混ぜたものはすべてチンキ。例えば唐辛子チンキとか、阿片チンキとか、何を混ぜるかによって呼び方が変わるようです。


聞き慣れない「チンキ」という言葉は、オランダ語の「ティンクチャー」が語源のようです。

オランダといえば、鎖国していた時代に日本に影響を与えた国。蘭方医学の伝来と関係があるのかなと調べたところ、それっぽい記事がたくさんあり、目下読み漁ってます。おもしろい!

まあ、日本で言えば薬用酒ってことになるんですかね。どこの国でも太古から植物療法ってありますし…。これまであまり興味がなかったんですが、なんだかいろいろと面白そうな世界。

アルコールはお湯や水では抽出できない脂溶性の成分も取り出すことができるんだとか。

しかも濃度によって、取り出せる成分に差が出るというのがおもしろい。

上の写真はウォッカ(アルコール度数40%)にローズマリーを浸けたもの。

下の写真は同じくローズマリーを無水エタノール(アルコール度数99.5%)に浸けたもの。



この緑色がウルソール酸ていうわけではないんだろうけど、見た目だけでもこんなに違うというのはとてもおもしろいなと思います。

確かに何かの成分が出ているんだろうなぁ…。


で、このチンキ、精製水やグリセリンと混ぜて化粧水にしたり、キャリアオイル(植物性オイル)と混ぜてクリームにしたり、ワセリンと混ぜて軟膏にしたり…

他にも飲み物に垂らすとか、水と混ぜてマウスウォッシュにするとか、入浴剤やルームスプレーにするとか、とにかく用途はいろいろ。植物の持つパワーを生活に取り入れることができるのです。

使用する植物の成分によって、取り出すための基剤を変えたり、適した使用方法を選んだり、いろいろと奥が深そうなチンキの世界。

とりあえず、柚子の種をつけてみたり、


香りの良いはまみらい様(薔薇)の花びらをつけてみたり…。


なかなか良さそうなのが、何年か前に植えた月桃。



期待していた花をつけることなく、たまにお茶にするくらいで出番の少ない月桃。この葉っぱが、とても良い香りのチンキになりました。しかもアンチエイジングや美肌効果があるんだとか…。

他にもドクダミなんかも試してみたい!!

そんなわけで、まずは形から。チンキを保存する遮光瓶やら軟膏を入れるアルミ缶やらを早速購入。通販の便利さたまりませんね。



15g用が10個セットでら800円くらい
もう少し小さくてもよかったなぁ


4本セットで1000円くらい
満足♪

おまけですが冒頭の写真のラベルも最近購入したテプラで作りました。


今は手のひらサイズでスマホアプリで操作できるテプラがあるのですね!!
これは便利です。

………

話がそれましたが、チンキの世界。
植物の有用成分を利用することに長けた女性を最近(?)は尊敬を込めて「魔女」なんて呼ぶようです。確かに魔女が使う秘薬っていうのは、こうやってできているのかもしれないですよね。

「魔女 ハーブ」で検索をかけると、眉唾な記事から、興味深い記事までかなりの数が引っかかります。よかったらお試しあれ!一緒に修行に励みましょう。






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クロモジ香るアロマペンダント

2021-01-23 07:24:00 | ハーブ・アロマ



買い物のついでに見つけた素敵な品♪
クロモジの枝で作られたアロマペンダント。小さなボトルには木に直接溝がつけられ、開閉できるようになっています。



これ、なんと八幡平にある電子機器メーカーの新事業「アロマ部門」による商品とのこと。

この小さなボトルには、精密機械屋さんの技術が詰まっているのです!!

ボトルの中には脱脂綿が入っていて、そこにアロマオイルを垂らして使います。




せっかくなのでクロモジのエッセンシャルオイルも一緒に購入。

。トップスの下に見えないようにつけているのですが、時々ふわっと香る爽やかな香りに癒されます。ペンダント自体、とても軽くて、首にかけていてもまったく負担がありません。



クロモジはクスノキ科の香木で、枝で作った楊枝は高級品です。それくらいよい香りなのです。葉っぱをお茶にしても良い香りです。

随分前に黒姫の森から摘んできたクロモジで作ったお茶↓



見た目にも美しい爽やかなグリーンのお茶。

クロモジは神奈川県内でも山地や丘陵に普通に見られる種とのことですが、我が家の周りでは未だ見たことがありません。見落としているだけなのか…。

とりあえず、このアロマボトルのおかげでクロモジの香りを感じられてハッピーな気分です!!

気になる方は通販もあるようです。



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