
ついにエタノールが手に入り、昨年からやりたかった、緑色のローズマリーチンキを作りました。
前回ウォッカ(アルコール度40)で作ったときは茶色く仕上がったわけですが、今回は鮮やかな緑色になりました。

漬けてからわずか1日で、ものすごく綺麗な緑色。
毎日瓶をふること1週間。

ものすごか深い緑色になりました。ローズマリーに含まれているウルソール酸というのは、高濃度のアルコールで抽出できるんだそうで、40度のウォッカではこの色は出ないのです。不思議〜。
しかしこの色の正体はあくまで色素で、ウルソール酸が緑色ってわけではないんだろうなぁ。←ここまで鮮やかだと色素そのものにも興味が…。でもよく分からない(^^;;
とにかくテンション上がりますよね。
というわけで早速軟膏を作ることに。
使うのは白色ワセリンとローズマリーチンキ、そして溶かすための器と鍋、かき混ぜるための棒です。

ウルソール酸はワセリンにのみとけるそうなんですが(と書いてあった)、今回はワセリンの中でも不純物が少ないとされる「サンホワイト(商品名)」を使用。
いらない器にワセリンとチンキがそれぞれ同じ重さになるように入れます。

湯煎にかけてしばらくするとワセリンが液体化していますが、まだチンキとは分離状態。

しっかり温まると、アルコールが沸騰してボコボコとしてきます。

20分くらい混ぜ続け、ボコボコが収まる頃には分離は見られなくなりますが、抹茶のように細かな泡が出てきました、

泡が出なくなるまで混ぜるとのことでしたが、混ぜれば混ぜるほど泡が出てくるし、だいぶ煮詰まった感じになってきたし、30分を過ぎたあたりで止めることにしました。やり続けるべきだったのかも…
これを保存容器に流し入れると、しばらくして固まります。

おぉ〜っ♪
綺麗な緑色のローズマリー軟膏の完成です!!
軟膏って聞くと、どこかおばあちゃんやおじいちゃんっぽいイメージを持っていたわたし。こうやって植物の成分をワセリンなどのベースとなる油脂成分に閉じ込めた物だったんですね。
ちなみに同じ塗り薬であるクリームは、基剤に油性成分の他に水やグリセリンが入ったものということです。
タイマッサージの時に使った青草軟膏も、こんなふうに作られているのかな?

匂いが強烈なのはおいておくとして、どこか怪しげな緑の正体は、体に良い植物成分だったということが、今になってようやく分かりました。

さて、ローズマリーチンキの効能なのですが、なんと、ウルソール酸には
若返りの効果
があるんだそうです。
深いシワにも成分が届いちゃうんだとか…。
もっともそんな効果は話半分にあてにして、それより何より手作りすれば、日頃サボっているお肌の手入れに少しは力が入るというもの(笑)
ローズマリーの香りも癒しです。
アロマや美容系のお話は縁遠い話と思っていましたが、意外と自然系なのかも!!!
いろいろ、試してみたい気持ちが膨らんでいます♪
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