北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

故宮の午門に登った! 「蔡國強」展覧会

2021-02-28 14:26:34 | 北京暮らし おでかけ編(故宮)

朝。 8:30。

 

 

8:30 入場開始直前の故宮です。

 

 

この写真の正面に見えているのが「午門」。

この日は午門に登って、そこで開催中の展覧会を見に行きます!

(この展覧会は要予約、2/28で終了)

 

 

 

 

 

いざ、午門の上へ!

私たちが一番乗り。

 

 

 

 

午門正面から南方向を見下ろす風景。

 

 

 

 

空気がイマイチなのが残念ですが、朝日を浴びる故宮のなんと美しいこと。

 

 

 

 

 

午門の上。

ここをまっすぐ進むと・・・。

 

 

 

 

目の前には城壁がず~っと続いています。

今はコロナの影響で城壁エリア観光は中止ですが、早く再開してほしいなぁ。

 

 

 

 

 

さて、午門の中はこんな鮮やか。

 

ここで開催されていたのが、こちら。

 

 

 

 

蔡國強の展覧会。

 

 

 

 

私も全然詳しくないのですが、この方の作品。

なんと。

 

 

 

 

 

火薬を使って制作されているのです!

 

 

 

 

 

こちらは2008年北京オリンピック開会式の映像の一部。

この花火パフォーマンスにも関わっておられたとか。

 

 

現在はニューヨーク在住ですが以前は日本に在住されていたこともあり、京都市の平安遷都千二百年事業にも関わっておられたそうです。

 

 

 

 

 

今回の作品。

こんな風にシルクの生地の上に火薬をセットして制作。

 

 

 

 

数々の作品の中でも一番印象的だったのがこちら。

 

 

 

 

《銀河嬉氷》

 

 

2022北京冬季オリンピックをテーマに制作された作品ですが、これを作るにあたってインスピレーションを受けたのがこちら。

 

 

 

 

 

《氷嬉図》

故宮内でのスケートのような遊戯の様子。

冬至以降、皇帝や皇后の前で色々なパフォーマンスを披露したのだとか。

 

 

 

 

展覧を見終わったので、午門から出てそろそろ観光を始めましょう。

 

 

 

 

 

こうして見ると、やっぱり故宮は広いなぁ。

 

 


国家博物館~中国古代服飾文化展~

2021-02-26 17:17:18 | 北京暮らし おでかけ編(博物館)

先日。

国家博物館へ行ってきました。

 

 

何度訪れてもその規模に驚く!

そして、この素晴らしい博物館が無料ということに、毎回感動します。

(事前予約は必要、パスポート持参です)

 

 

 

 

今回のお目当ては。

 

 

 

 

中国古代服飾文化展。

 

コロナの影響もあって予約の人数に上限があるのですが、この展示は評判も良いことから。

 

 

 

 

40分ほど並びました。

 

 

 

なが~い中国の歴史の中で、服飾にスポットを当てた展示です。

骨で作ったかんざしなどから始まり。

 

 

 

各時代の代表的な服装を表す出土品。

「てへ!」って感じがかわいい。

 

 

 

 

皇帝の衣装の模様の説明。

 

 

 

 

 

こちらは、かんざし。

なんと精巧な!!!

 

 

 

 

骨のかんざしから、このレベルまで!

 

 

 

服飾に関するいろいろな物が展示されているのですが。

 

 

 

 

 

今見ても本当にかわいいデザイン。

 

 

 

 

 

こんな刺繍の布があったら買っちゃうなぁ。

 

 

 

今回は“物”の展示だけでなく。

 

 

 

 

 

とあるスペースでは、服飾のデザインを映像で表現。

(見上げてたら頭がくらくらしそうなデザインの連続!)

 

 

 

 

 

こちらは、自分の映像に色んな衣装を着せ替えできるスペース。

この女性のように大人はもちろん、ちびっこや男性も楽しめます。

 

 

 

もうひとつ、今回の展示の特徴はこちら!

 

 

 

 

にっ!人形!!!

 

 

 

イメージしやすいように、各時代の衣装をまとった人形がいくつも展示されているのですが、なかなかリアルでして。

 

 

 

 

 

 

思わずその手を取ってしまいそうや。

 

 

 

さらに・・・。

 

 

 

 

コスプレして博物館に来る人もいるので、人形展示の前では思わず二度見してしもた。

 

 

この女性のようにコスプレ(?)して観光するのが流行なのか、博物館はもちろん、故宮などでもちょこちょこ目にします。

博物館では古代衣装を着こんだちびっこ兄妹もいて、とっても可愛かったです!

 

 

 

 


智化寺 中国伝統音楽の生演奏を聴きに行こう!

2021-02-24 20:04:02 | 北京暮らし おでかけ編

胡同(昔ながらの北京の街並み)に突如現れるのは。

 

 

現代的な建物。

 

 

先日訪れたのは、そんな胡同にひっそりと建っているお寺。

智化寺です。

 

東城区禄米倉胡同5号

(事前要予約)

 

 

 

 

 

 

おや???

なんだか色鮮やかな紙をくくりつける女性が。

 

 

 

 

 

この日は春節休暇中だったので、こんな風にお願い事を書いて。

 

 

 

 

 

木の枝にくくりつけていました。

日本の絵馬みたいな感じかな。

 

 

 

もちろん私たちも、穏やかな日々を願ってガッツリくくりつけましたとも!

 

 

 

 

 

晴天をバックに、色鮮やかなお願い事の紙。

 

 

 

 

 

それでは、智化殿の中に入ってみましょう。

 

 

 

 

 

三体の仏像。花瓶のお花も春節らしい雰囲気。

 

 

 

 

そんな建物の中で行われるのが、こちら。

 

 

 

 

古楽器を使った伝統音楽の生演奏です。

 

毎日10:00と15:00の2回演奏があり、演奏時間は15分ほど。

 

 

 

こんな都市化が進んだ北京のど真ん中、500年もの歴史ある建物の中で厳かな演奏を聴くことができるなんて!!!

 

口伝でのみ伝えられてきた音楽、そのため「中国古代音楽の生きた化石」とも呼ばれています。

 

 

 

音楽を堪能した後は、お寺の中をゆっくり参観。

 

 

 

 

春の文字の奥に見える「蔵殿」。

この中にはなんと。

 

 

 

 

経典を収納している轉輪蔵と呼ばれるものが。

この引き出しひとつひとつに彫刻がほどこされ、経典が収納されるそうです。

 

 

 

 

 

 

一番上には仏像が安置され、その上には藻井(天井装飾)。

 

 

 

 

 

ちなみに、このお寺の別の建物にも藻井があったそうですが。

 

 

 

 

1930年代にアメリカによって持ち出され、今はアメリカの美術館に収蔵されているそうです。

 

 

 

 

 

 

こちらは、お寺の一番奥にある如来殿。

 

こちらがまたすごい!

 

 

 

 

三体の仏像の後ろには、壁にびっしりと小さい仏像が。

 

 

 

 

長い歴史を経て今も残る建築、そして音楽。

 

大都会の真ん中、こんな素晴らしいお寺が残っていることに衝撃を受けました。

 

 

 


東四胡同博物館 展示がめっちゃスタイリッシュ!

2021-02-22 18:24:17 | 北京暮らし おでかけ編(博物館)

胡同。

それは、北京の古い町並み、昔ながらの細い路地のこと。

 

 

 

そんな胡同の中に、その名も「東四胡同博物館」はありました。

北京市東城区東四四条77号

 

 

 

 

四合院(北京の伝統的家屋)を利用した博物館。

予約不要、無料です。

 

 

 

 

胡同の説明から始まり。

 

 

 

 

当時の様子。

 

 

 

 

 

胡同の四季の様子。

 

 

 

 

 

こちらは、兔儿爷(兎児爺)。

北京伝統の玩具でこういう穏やかな表情のものをよく目にするのだけど。

 

 

 

 

 

 

なんかめっちゃやる気な兎児爺もいた(傍らの奴はふざけているが)。

 

 

 

 

 

さて、四合院づくりというのは中庭を囲んで作られているので、参観途中にのんびり日向ぼっこ。

 

 

 

 

 

 

鳥かごからは鳥の鳴き声。

 

 

 

 

 

のんびりゆる~い時間が流れます。

 

 

 

 

一方で。

 

 

 

 

 

 

うひょぉ~!

 

この博物館。

ところどころ、めっちゃスタイリッシュな展示があるんです。

 

 

 

 

 

四合院の中庭には、「月影」という名のオブジェ。

古代の天体位置測定に使われた装置からインスピレーションを得たのだとか。

 

 

 

 

 

一方こちらには、銀の球。

 

 

よ~く見ると。

 

 

 

 

 

 

表面に文字が。

こちらも天体を表しているのだとか。

 

 

現代と一昔前が交差する博物館です。

 

 


春節の前門は大賑わい!

2021-02-20 18:23:01 | 北京暮らし おでかけ編

春節期間中に前門エリアをさんぽしてきました。

 

 

 

赤い提灯がずらっと! すごい賑わい。

 

 

 

 

春節前のこの閑散とした様子とは大違い。

 

 

 

歩いていたらなんかいいにおいがする…と思ったら。

 

 

 

 

イカ焼き! 

 

 

 

 

こちらは、喉に良いとろっとしたジュース。 具材がわかりやすく展示されてます。

 

 

 

 

普段は前門の大通りをしっかり歩くことがないのですが、今回てくてく歩いていろいろ発見がありました。

 

 

 

 

白酒「紅星二鍋頭」の博物館。

 

 

 

 

ランプがかわいい。

 

 

 

 

 

 

こちらは、六必居の博物館。

瓶詰の野菜のテンメンジャン漬けみたいなの等をスーパーでもよく見かけます。

 

 

 

 

どちらのお店も長い歴史のある老舗。 入場料は無料です。

当時の様子がわかる資料などなかなか面白かった!

 

 

 

ただ、六必居はなぜか。

 

 

それぞれの商品に合わせていろんなキャラクターを作ってた。

 

 

 

・・・どうコメントしたものか。

というか、どういう層をターゲットにしたんやろう?

 

 

 

さらに、展示物は興味深く館内もきれいなのに、最後の最後で。

 

 

 

出口はこの真っ暗な階段を上がって行けという。

 

・・・ううう! 惜しい!

 

 

 

ちなみにこれらは地下の売店にあるのですが、もっと充実した売店が博物館の隣りにありました。

 

 

 

 

さて。

正直テーマパークのような前門にはさほど興味はないので、春節の雰囲気を味わったらそのまま近くをおさんぽ。

賑やかなエリアのすぐ近くではまだまだ地元の人々のゆる~い暮らしを目にすることができます。

 

 

 

 

ここには将棋を指す人々が結構集まってたなぁ。

 

ちなみに手前に写ってる人が持っているのは鳥かご。

中には鳥が入ってます。 こうして鳥をお散歩させるのも、北京の風習。

 

 

 

 

 

かわいいにゃんこにも会えました。

 

 

 

 

一尺大街。

大街なんて名前がついてるけど、ほそいほそい胡同(昔ながらの路地)。

北京で一番短い胡同です。(詳しくは → この日のブログを)

 

 

 

 

今回、前門エリアを歩いていて最も気になったのがこちら。

 

 

 

 

なんか、触覚みたいなのを売ってる店員さん。

 

 

 

この触覚のかぶりもの?をやたら目にしたのです。

大人も子供も、おじちゃんもおばちゃんも。

 

 

 

 

なんでや!?

触覚の何が君らをそんなにひきつけるんや!?

 

 

 


なんと神秘的な! 夜の故宮

2021-02-18 17:32:46 | 北京暮らし おでかけ編

月が美しい夜だったので。

 

 

 

夜の故宮を見に行ってきました。

 

もちろん中には入れませんが、この東華門から。

 

 

 

 

お堀沿いをてくてく、てくてく。

 

 

 

 

 

お! すでに三脚持参のカメラマンたちが。

 

 

ですが、上↑の写真をよ~く見ると、故宮の門にへばりついて撮影している赤い服のに~ちゃんがいるんです。

 

 

 

 

「あの赤い服のに~ちゃん、はよ移動してくれへんかな~」

 

 

みんな人が入らない故宮全体を写したくて、赤服に~ちゃんが立ち去るのを待ちます。

 

 

いやぁ、ほんま。

みんなお行儀よくなったなぁ・・・と感動する私たち。

 

ほんの10年前くらいだったら、

 

「おいおい! 写真撮るから退かんかい!」

 

とか聞こえてきたと思うんだけど、みんなおとなしく赤服に~ちゃんの撮影終了を待ち、そして。

 

 

 

 

いよいよ、シャッターチャンス!!!

人物が映り込まない故宮を撮影することができました。

 

 

 

 

が、そんなのはほんのわずかな時間で。

 

 

 

 

 

その後はあれよあれよと遮る人が増えたので、結局みんなじりじりと故宮に近づいておのおの撮影を続けたのでした。

 

 

 

 

ここでも水晶玉撮影。

 

ですが、三脚持参しなかったのでブレブレ。

これはまた改めてリベンジせねば。

 

 

 

 

 

それでは再びお堀沿いを歩いて戻りましょう。

 

 

 

 

 

昼間見るのとは全然違うひっそりとした故宮の建築物。

 

何百年もの間にたくさんのドラマが生まれた場所、美しい反面ちょっと怖い気もします。

 

 

 

 

 

東華門に戻ってきました。

ぼやけていますが、左にはお月さま。

 

 

 

そうそう、この門のすぐそばでは。

 

 

 

 

 

バドミントンに興じる人々!

すごいなぁ。こんな場所でいつも遊んでるんやなぁ。

 

 

 

 

美しい夜の故宮。

一見の価値ありです。

 

 

 

 

 

 

 

 


春節の頤和園へ! 

2021-02-16 21:35:56 | 北京暮らし おでかけ編

昨日は久しぶりの空気の良い晴天でした。

そこで。

 

 

 

頤和園へ!

 

春節期間中は観光地入場料を無料にしまっせ!というキャンペーン、ここ頤和園も無料なので、ちゃっかり乗っかっちゃいましょう。

 

 

 

いつもは東門から入っていたのですが、今回は北門から。

 

 

 

蘇州街。

例年ならここで賑やかな春節廟会、屋台などがずらりと並ぶのですが、今年はコロナの影響で中止。

 

 

 

 

それでは今から、あの高い場所まで行ってみましょう!

 

 

と偉そうに書きましたが、実は北門からの観光ルートはよくわかっておらず。

 

 

 

 

ここを登るのも初めて。

けっこう険しい・・・。

 

私の軟弱なヒザが悲鳴を上げてしまうやんけ、頂上はまだなんか・・・と思ったその時。

 

 

 

 

 

 

おぉぉ~!

頂上にこんな立派な建築物があったとは!

登ったかいはありました。

 

 

 

 

 

眼下に昆明湖。

それを眺めながらてくてく、てくてく。 

 

 

 

 

 

軟弱なヒザに鞭打って、地上に戻ってきました。

ここからは気楽に平地を観光します。

 

 

 

 

 

 

大理石で作られた石の船。

 

 

 

 

 

この日は本当に素晴らしいお天気!

風があって寒いけど、空気の良さには代えられませんっ!

 

 

 

 

 

 

長廊。

 

 

 

 

 

想像していたほどの人出ではなく、のんびりお散歩。

 

 

 

 

 

遠くの山もくっきり。

本当に気持ちの良い冬の晴天。

 

 

 

 

 

仏香閣

こちらは別途予約が必要だったようで、私は遠くから見上げるだけ。

 

 

 

風も強いし体も冷えてきたからそろそろ帰ろうかなと東門に向かって歩いていたら。

 

 

 

 

 

おわっ!!!

 

春節飾りだらけ!!!

 

 

 

 

 

さすがにこのエリアは観光客でごった返していました。

 

 

 

 

 

 

赤い提灯がかわいい。

(こんだけ飾り付けるの、大変やったやろな・・・)

 

 

 

 

 

 

頤和園には何度も来たことがあるのですが、ほぼほぼ暖かい時期ばかり。

春節モードの頤和園もすごく良かった! 

家からちょっと遠いのだけど、冬の頤和園を満喫できました。

 

 

 

 


先農壇と古代建築博物館 

2021-02-15 21:29:37 | 北京暮らし おでかけ編(博物館)

昨日訪れたのは。

 

 

古代建築博物館。

 

天壇、日壇などと並ぶ五壇のひとつ、先農壇の中にあります。

先農壇・・・ってなんや?

 

 

私もつい最近知りました。

このブログで何度かご紹介しております、

 

 

ネット動画『上新了故宮』で説明がありました。

 

 

始祖農神を祀るために建てられたもので、皇帝が自ら五穀豊穣を願って祭儀を行ったのだとか。

 

 

 

 

 

そんな場所にある博物館。

早速入ってみましょう!

 

 

 

いきなり、天井に藻井(天井装飾)がど~ん!

 

 

 

 

 

 

屋内には、中国各地の珍しい建築の紹介。

こちらは中国最古の木造建築。

 

 

 

 

 

およよっ!

獅子だ!

 

一部壊れているけど、お手手はがっしり感が残ってるぞ!

 

 

 

 

この展示エリアを抜けるとさらに。

 

 

 

 

3つの展示スペースがあります。

正面の建物の中に、昨日ご紹介いたしました・・・。

 

 

 

 

隆福寺の藻井が展示されています。

 

 

 

この博物館にはいくつか藻井が展示されていまして。

 

 

 

 

こちらも隆福寺の藻井。

近くでじっくり彫刻を楽しめます。

 

 

 

 

 

他には、故宮の屋根上の走獣の紹介とか。

 

 

 

 

 

屋根の色の説明とか。

 

 

 

色んな興味深いものが次々現れるのですが、やはり心奪われるのは。

 

 

 

 

 

なんとなく可愛いフォルムのもの。

 

 

 

 

 

めっちゃ口角上がってるし。

 

 

 

 

 

サルの浮かれっぷりはもう、手の付けようがないほど。

 

 

 

 

 

こちらに至っては、あざといくらいの可愛さ。

 

 

 

 

建築の知識は全くない私ですが、中国建築を見るのが好き!というだけでも十分楽しめる博物館です。

 

 

 


古代建築博物館の藻井(天井装飾)のレベルがすごすぎ!

2021-02-14 17:09:33 | 北京暮らし おでかけ編(博物館)

北京では珍しく小雨が降る中向かった先は。

 

北京古代建築博物館

 

先農壇(天壇や日壇などの五壇のひとつ)の敷地内にあります。

 

事前にオンライン予約を済ませパスポート持参でGO!

チケット窓口に行くとパスポートをちらっと見ただけで

「あ、日本人ね」

とあっさり手続き完了。

今日参観する日本人は私たちだけやったんかな?

 

 

 

 

そのまま進むともう一か所入り口があり、そこでは健康アプリのチェック、体温測定、連絡先の記入、QRコード読み取りで再度予約確認。

そして・・・。

 

 

 

 

北京の博物館について詳しい本をいただきました!

 

 

実はこの本すでに持っていたのですが、1年前の引っ越しの際に紛失してしまったのです。ありがたや~。

 

 

 

先農壇についてはまた改めて書くとして、今日のお目当てをご紹介します!

 

 

 

 

正面の建物。

 

 

 

 

 

 

大歳殿。

 

この建物に入って、天井を見上げると・・・。

 

 

 

 

 

 

 

おぉぉ!!!

 

 

 

 

隆福寺にあった藻井(天井の装飾)です。

隆福寺は1452年に建築が始まったお寺。

 

 

その天井装飾がこの博物館に展示されているのです。

高さ4m 直径3m。

 

 

驚くべきはその精巧さ、美しさ。

 

 

 

 

外側にも内側にも細かい建築物が配置されています。

 

 

外側の四隅には。

 

 

 

 

甲冑を纏った人物。

 

 

 

 

内側をよく見ると何層にも分かれていて、それぞれに建築物や絵が施されています。

 

 

 

そして何と言っても驚くべきは、最上部!

真上を見上げてびっくり。

 

 

 

 

 

星空が!!!!!

 

 

 

1400以上の星の図。

その位置はかなり正確なのだとか。

 

 

 

 

以前はここをライトアップして見えやすくしていたそうですが、残念ながら現在故障中・・・。

 

室内が暗く三脚もなかったのでブレブレの写真ですが、その雰囲気だけでもお届けできれば(#^^#)

 

 

 


旧暦元日は天壇公園へ!

2021-02-13 11:20:05 | 北京暮らし おでかけ編

昨日は旧暦の元日。

この日は天壇公園に行くぞ!と前から決めていました。というのも。

 

 

 

春節期間中は入場無料なんです!

 

コロナの影響で春節帰省を控えるよう呼びかけられている今年。

北京での年越しを楽しんでもらおうと色んな対策が取られているのですが、名所や公園が無料というのもその一つ。

もちろん密を避けるために入場人数を75%に抑え、午前午後に分けて実名での完全予約制です。

 

 

 

というわけで、午前中に出発。

まずは腹ごしらえ。

 

 

 

蘭州ラーメン。 美味~。

 

 

 

 

天壇公園入り口では、コロナ陽性者との接触がないことなどを示す「健康宝」というアプリを提示。

 

それがすんだら今度は。

 

 

 

 

身分証チェック。

中国の皆さんは身分証のカードをスキャンして入場できるのですが、私たち外国人のパスポートではそれは無理。

なので、予約した時に受け取ったQRコードをスキャンして入場です。

 

スマホ1個でサクサク進んで、ほんまに便利やな。

 

 

 

 

 

回廊の向こうにうっすら祈念殿が見えます。

 

うっすら・・・というのは、ここ最近空気汚染がひどいから。

 

 

 

 

祈念殿。

さっき空気汚染って言ってたのに、青空やん!・・・と思われるかもしれませんが、汚染がひどいのは地上であって上空はこのようにきれいな青空が広がっているんです。

 

 

 

 

なので、晴れてさえいれば多少空気汚染がひどくても、まるで空気がきれいな日に出かけたかのような写真が撮れてしまった・・・。

 

 

さて、今回写真撮影用に小道具を持ってきました。

それは・・・。

 

 

 

 

水晶玉!

 

水晶の中の画像は反転しているので。

 

 

 

 

 

 

写真をくるりと回転してみたのが、こちら。

 

持ち歩くにはちょっと重いのだけど、なかなか面白い水晶玉撮影。

 

 

 

さて。

本来は天壇公園全体をめぐる予定でしたが。

 

 

 

 

 

空気が悪い上に、人も多い!!!

 

ここ最近、どこも人が少なかったので油断していましたが、さすがに元日、しかも世界遺産ということでこの人出。

なのでこの日の観光はおしまい。日を改めてまた遊びに来ようっと。

 

 

これほどの人ごみですが、北京では数百万人単位でのPCR検査が実施され、少しでも疑いがあればすぐ隔離措置をとっているので、大丈夫と信じましょう。

(もちろんマスクは着用、手洗いうがいは神経質なほどやってます)

 

 

 

 

 

東門付近の七星石(ほんとは8個あるんですが)

 

 

 

 

 

ここも水晶玉で撮ってみた。

 

 

 

この水晶玉。

なかなか構図が決まらずあれこれ撮っていたら、中国の女の子が。

 

 

 

「それ、いいなぁ。貸して貸して」

 

 

 

壊されたらいやなので、

「これ、高いやつやし、嫌や」(ほんまは300円くらいやけど)

と断ったら。

 

 

 

「それやったら、こうしたらいいやん!」(by中国女の子)

 

 

 

 

 

私が水晶玉をもって、それを写す女の子。

 

 

 

 

・・・なんでやねん。

 

 

というわけで、元日の天壇観光は無事(?)終了!

 

 

 

 

 

 


除夕(大晦日)はやっぱり餃子!

2021-02-11 19:52:40 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

今日から春節休暇が始まりました。

北京を含む北方で除夕、つまり大晦日の今日いただくものといえばやはり、餃子!

 

 

自分で包むというのもなかなか大変なので、買ってきました。

 

本来、水餃子用の冷凍なのですが、今回は。

 

 

 

せいろで蒸します。

 

 

 

 

パカっと開けた時の湯気がたまらない!

 

 

 

 

味は二種類。

海老&ニラと、豚肉&ニラ。

 

 

 

皮がもちもち、エビはぷりぷり。

豚肉の方はニラの味が結構強かったけど、美味!

 

 

 

おや? 餃子以外にも何かあるぞ。

 

 

 

ちまき(中国のちまきはもち米の中にお肉が入ってたり、甘いナツメが入ってたり色んな種類があります)も買ってきました。

味がしみしみ、食感もよし!

 

 

縁起が良いとされる大晦日の餃子。

新しい年も、健康で穏やかに北京生活を送ることができますように。

 

 

 

 

 

 


明日大晦日から春節休暇スタート!

2021-02-10 16:35:23 | 北京暮らし いろいろ

昨日、久しぶりに。

 

 

青空散髪だ~!

 

北京ではこんな風に路上でちゃちゃっと散髪しているのを以前はよく見かけたものです。

春節前に散髪するという風習(というより、春節期間中は髪を切らない、ハサミも出さない)だそうです。

 

 

 

旧暦の大晦日である明日から、春節休暇スタートです。

それに向けて・・・。

 

 

 

 

スーパーも春節飾りでこってこて。

 

 

 

 

 

真っ赤っか!

 

 

 

 

 

大人数向けの商品も増えています。

 

 

 

 

 

 

おめでたい飾りを目にすると思わず買いたくなってしまうな~。

 

 

 

 

 

コロナの影響で今年は「就地过年(就地過年)」。

今いる場所で春節を祝おう!という表現です。

 

かれこれ9年ぶりの、北京での旧暦年越しです。

 

 

 

 

 

 


ミシュラン一つ星の炸醤麺をテイクアウト!

2021-02-08 18:57:57 | 北京暮らし もぐもぐ編 小吃めぐり(小吃部)

北京の小吃(B級グルメ)で好きなものの一つに炸醤麺(ジャージャー麵)があります。

このブログでも何度かご紹介していますが、なんと。

 

 

 

ミシュランの星をゲットしたお店があるんです。

 

 

 

 

方磚廠69号

方磚廠胡同1号

 

 

 

以前訪れた時(詳しくは → この日のブログ) から超人気店でしたが、まさかミシュランの星をゲットするとは・・・。

 

 

 

 

そんな人気店の味をいただけるのが、こちら。

 

 

 

王府井百貨の地下二階にある「和平菓局」というエリア。

 

 

 

 

コロナの影響もあって人は少なく、大好きな煎餅(じえんびん)屋さんも営業停止っぽい。

 

 

 

 

 

ですが、方磚廠69号は。

 

 

 

 

 

「和平菓局で方磚廠69号のジャージャー麵が食べられるんやって!!!」「ちょ~嬉しいっ!」

 

 

ほんま、その通り!

ちゃんと営業中。

 

 

 

 

 

テイクアウトもOKとのことで、持ち帰ることにしました。

 

 

 

 

 

 

おうちでミシュラン!

 

 

右上のコロコロしたのは、生ニンニク。

これをかじりながらいただくのだけど、それはちょっと味が強烈なのでやめておきました。

 

 

正直ミシュランのレベルというのがどんなのかよくわからないので、それは置いといて。

 

 

何が美味しいって、麺!

噛めば噛むほど甘みが広がる麺。

結構な量があって食べきれないかなと思ったのだけど、結局もぐもぐ完食でした。

 

 

ミシュランの実店舗より少々お高めとは言え、25元(約400円)で美味しいジャージャー麵がテイクアウトできるというのはすっごく嬉しい!

 

 

 


北京で一風堂ラーメンをデリバリーしてみた

2021-02-06 20:58:52 | 北京暮らし もぐもぐ編 日本料理

博多発祥のラーメン 一風堂

デリバリー可能というので注文してみました。

 

 

 

こんな感じで届きます。二人前。

 

 

 

 

 

作り方の説明。

上の方には「蒸気に注意!」とくどいくらい書いてある。

 

そんなに注意しないといけないくらい、蒸気が出るのか?

 

 

 

 

 

それでは早速作ってみましょう。

一番上のふたを開けると。

 

 

 

 

 

 

麺と具。

 

 

 

一緒についてきた袋のスープを注ぎます。

 

 

 

 

 

こんな感じ。

 

 

 

 

 

 

こちらはとんこつスープ。

 

 

この、麺と具が入っているケースの下に蒸気が出るものが入っていまして。

 

 

 

 

 

それに水を注ぐと、しゅわしゅわしゅわ~っと蒸気が出てきました。

 

 

 

 

 

すぐに、麺と具のケースをもとの位置に戻し、蓋を閉めて待つこと5分。

 

 

 

 

 

 

おぉ~!!!

麺も具もスープも温まっています!

 

 

 

 

 

麺はお店で食べるのとちょっと違う感じ。なんだか平たい麺でした。

スープはお店と同じ。うまうま。

 

5分経ってもまだ蒸気が出続けているので、いつまでも熱々が続きます。

ただし、蒸気で火傷しないように要注意!

 

 


春節の雰囲気あふれる前門へ

2021-02-04 17:25:57 | 北京暮らし おでかけ編

先日。

 

 

前門へ行ってきました。

 

 

 

 

 

 

常に観光客でごった返しているエリアとは思えない閑散とした様子ですが、ランタンが飾り付けられて春節の雰囲気が感じられます。

 

 

 

 

 

こちらは映画館。

春節に合わせて毎年何本もの映画が封切りとなるのですが。

 

 

 

 

今年のラインナップ。

コロナの影響もあって今年は例年のように大々的に映画の宣伝活動をしていないようです。

 

 

 

 

 

こちらは、老舗のお茶屋さん。張一元。

 

 

 

 

 

店内はジャスミンティの香りでいっぱい。 

 

 

 

 

 

 

こちらは、ずらりと並ぶランタンがかわいいお店。

 

 

 

 

どこで使うんかわからへんけど、かわいいお面。

 

 

 

 

 

さきほどとは別のお茶屋さん。

消毒済みです!の貼り紙は、たいていどこのお店でも目にします。

 

 

 

 

 

 

春節期間中、人が集まるイベントは中止になりましたが。

 

 

 

 

 

たとえば、天壇公園や頤和園など入場人数を制限したうえで無料で開放するとか(ただし、事前予約必要です)。

 

 

 

 

 

地元に帰らず北京で過ごす人へのプランが色々あるようです。