北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

ラクサ好き、猫好きに贈る胡同の猫カフェ

2015-03-31 18:54:52 | 北京暮らし ねこカフェ(ねこカフェ部)

一気に初夏のような気候かと思いきや、今日は小雨で気温も急降下。

着るものに困る北京です。

 

 

さて、先日。

 

 

てくてくと胡同を抜けて、おでかけしました。

 

 

 

 

 

ぽかぽか陽気の日には、ぬいぐるみも日向ぼっこ。

ゆる~い空気が流れる胡同、落ち着きます。

 

 

 

 

わんこも日向ぼっこ。

 

 

・・・ですが、この日私たちが目指したのは、もちろん。

 

 

 

 

「おれ、ねこ」

 

 

 

北京で流行中(?)の、シャチョー顔猫がいるお店。

 

 

小西堂 X TINY CAFE

南鑼鼓巷 中央戯劇学院の西南門向かい

 

 

店内はいろんな雑貨が所狭しと置いてあるのだけど、

 

 

 

 

 

うま~く馴染んで、なかなかいい空間。

 

お店に入るとすぐにレジカウンターがあるのですが。

 

 

 

 

店長・・・?

 

 

 

で、さらに奥のスペースに移動しますと。

 

 

 

 

 

先客?

 

 

 

ま、要するに、猫がフリーダムなお店なのであります。

 

あまりにフリーダムなので。

 

 

 

 

お客さんのフードでまったり・・・。

(うらやましいっ!!! フードつきの服着てくるべきやった!!!!!)

 

 

 

と、じぇらすぃ~にメラメラしていた私の目の前で展開された光景は。

 

 

 

 

!!!!!

 

 

一緒に行ったお友達のおひざの上でまったりするにゃんこ。

 

 

 

 

・・・って、めっちゃなごんでるやんっ!!!!!

 

 

お食事中もず~っとおひざの上。

羨ましすぎるぞ~!!!

 

 

 

 

 

・・・にしても、このにゃんこ。

細いし、小さいし・・・。

 

 

 

 

なんていう種類なんやろ?

シンガプーラ???

 

 

 

 

・・・おっと!

猫ネタばかり興奮して書いてしまいましたが、ランチネタも書かねば。

 

 

 

 

東南アジアの麺料理『ラクサ』。

私好みの味付けで嬉しくなってもぐもぐ、もぐもぐ。

 

 

 

 

 

お友達のサンドウィッチも。

 

 

 

 

 

ドリンクはこんな感じ。

 

 

 

 

 

 

猫カフェ部部員の間でも、なかなか高評価のお店でした。

 

 

そのお店を出た時のこと。

ドアのすぐ外で。

 

 

 

 

じ~っと中を見つけるシロネコさん。

中に入りたいのかな???

 

 

 

お外の猫さん。 猫カフェの猫さん。

私たちにはわからない世界があるんやろな・・・。

 

 

 


黄砂な週末

2015-03-29 21:12:48 | 北京暮らし いろいろ

昨日、今日と北京は。

 

 

ナンダカ 白イヨ 黄色イヨ。

 

 

 

空気汚染アプリの数値を見てみると。

 

 

 

 

なんとびっくり、測定不能の500越え。

 

 

 

なのですが、一方、米国大使館調べの数値はそこまで高くないのです。

いつもは(数値がより厳格、より正確と思われる)大使館数値の方が上回っているのになぜ?

 

 

ま、どっちにしろ空気が汚染されてることには変わりないねん。

 

 

 

で、北京の天気予報を見てみたら。

 

 

 

 

“S” のマーク!?

 

何? これっ!?

 

 

 

 

と思って調べてみたら。

 

 

 

 

 

 

10番とか11番とか、砂やらちりに関する表記があることを初めて知りました。

 

 

 

 

・・・にしても、こんな砂ほこりまみれる空の下、2日続けての。

 

 

 

 

フリーマーケット!?

 

 

ようやるな・・・。

 

 

 

ま、私はこんな日に屋外に行く元気がなかったので、週末は家にこもって。

 

 

 

 

ワンピース、作ってました。

一見デニムにみえるけど、実はデニム模様のダブルガーゼ。

生地はやわらかく縫いやすいのだけど、いかんせんパーツが多くて面倒くさかった~。

 

 

 

完成、お疲れ~!というわけで。

 

 

 

日本から抱えてきたウイスキー新入りさんと、かんぱい!

 

 

 

 

向かって右はニッカのウイスキー。

完全に『マッサン』の影響です。


猫カフェ部活動 2015年も絶賛続行中!

2015-03-26 21:13:41 | 北京暮らし ねこカフェ(ねこカフェ部)

昨年秋ごろから、猫好きのお友達と活動を始めたその名も『猫カフェ部』。

今年も絶賛続行中であります。

 

先日向かった猫カフェはこちら。

 

 

猫巣

 

 

 

店内に入ってふと天井を見上げると。

 

 

 

 

おわぁっ!

れこーど!!!

 

 

 

何やらこだわりを感じるお店。 期待が高まります。

 

まずは、ドリンクを注文。

他の猫カフェ同様、このお店でも。

 

 

 

 

ラテアート。

天井いっぱいのレコードのこだわりに比べると、やたらお子ちゃまっぽいな・・・。

 

 

 

ま、そんなことはどうでもい~ねん。

猫やねん、猫!

 

 

 

 

「はいはい、お待たせしましたね」

 

 

 

・・・と、目の前を横切っていった白黒さん。

 

 

 

一方私たちの座席のすぐ隣には、キャットタワーが。

 

 

 

 

しっぽふさふさ氏が、箱の中に入ろうとしていますが・・・。

 

 

 

 

ん? なんか、困ってる??

 

 

 

 

・・・あ、先客。

そう広くもないスペース。 そりゃあ、入るのも躊躇するよね。

 

 

 

 

と、思った次の瞬間。

 

 

 

 

えっっっ!?

 

 

 

しっぽふさふさ氏、強引に入りおった。

が、当然。

 

 

 

 

ぎゅうぎゅう。

 

 

 

しっぽふさふさ氏の強引な入居に対して、先住猫はというと。

 

 

 

 

めっちゃ不機嫌。

 

 

 

 

 

しかも、すでに2匹の先住猫がいたとは。

 

 

 

 

 

 

あ~、あ~~、あ~~~。

3匹、ぎゅうぎゅう。

 

 

 

 

 

しっぽふさふさ氏。 

希望の箱に入れたものの、やはり居心地いまいちなのか、若干困り顔。

 

 

 

 

 

 

「やれやれ」

 

 

 

結局、脱出。

 

 

 

 

 

「やれやれ」

 

 

 

・・・あれ?

白黒さんも?

 

 

 

猫の微妙な駆け引きが楽しめる(かもしれない!?)猫カフェ『猫巣』。

 

 

強引に同居に踏み切ったしっぽふさふさ氏同様、私もあの箱の中に顔をつっこんでもふもふしたい気持ちがたまらないのでした。


日本一時帰国 もぐもぐ、ぐびぐび、あれこれ

2015-03-24 20:02:59 | 2015.3日本一時帰国

昨日、北京に戻ってきました。

健康診断や病院での検査がメインの一時帰国でしたが、振り返ってみるとよく食べた!よく飲んだ!

少々長いレポになりますが、お付き合いくださいませ。

 

 

雨に濡れる京都タワーを眺めながら、とろけるようなお肉を目の前で焼いていただき、もぐもぐ、もぐもぐ。

 

 

 

脳ドックのために日帰りで向かった名古屋では、さて、どの名古屋飯を食べようか?と迷った結果。

 

 

 

 

立ち食いきしめん! お出汁がおいしかった!

 

 

 

 

気になるチョコレートも購入して、うきうき、京都に戻りました。

 

 

 

ある日は、大学の同期のおうちにお邪魔して。

 

 

 

おうちで焼き鳥! 

 

 

 

おまけにこちらのお宅には。

 

 

 

美猫さんが!

白いエプロン、白いくつしたの“ももちゃん”。

身もだえする可愛さ!!!

 

 

 

 

 

さて、これはなんでしょう???

 

土筆とフキノトウ。

父が採ってきてくれたのを、母がてんぷらにしてくれました。

ほんのり苦味。春の味。

 

ありがとう~!

 

 

 

そんな楽しい一時帰国。

最終日はこちら。

 

 

 

てっぺん取ったるで!と血気盛んながきんちょが張り付いてる先に飛び交う飛行機。

羽田空港です。

 

 

 

仲良しのお友達が羽田まで来てくれたので、短い時間でしたがランチ、そして空港散策。

 

 

 

 

それにしても、羽田。

面白いわ~!

 

 

 

国際線は初めてだったのだけど、ど~んと、ザ・日本の春!

 

 

 

並ぶお店もひとつひとつ楽しくて。

 

 

 

 

旅行に行かずとも十分楽しめそう。

 

 

 

あ・・・。 キティさん。

アイスランドでもキティさんを見かけたけど、ほんと、どこにでもいるなぁ。

 

 

 

キティさんと焼きするめ・・・。 すごいコラボ。

 

 

 

 

さて、東京に一時帰国していた夫と合流し、まずは。

 

 

 

ビールでかんぱい!

 

 

 

 

が、アジのなめろうとか、ホタルイカの沖漬けとか、きびなごとかおでんとか、もうこんなの頼んじゃったら。

 

 

 

日本酒、でしょ。

なんだか知らない間にすっかり有名になってた“獺祭”。 ワイングラスで出てきた。

 

 

 

すっかり日も暮れた羽田空港。

 

 

 

プラネタリウムカフェ、なる場所へ向かいました。

 

 

 

 

1時間に1回、15分ほどかな? 

お食事や飲み物片手にプラネタリウムを楽しむことができ、それ以外の時間も音楽と映像が楽しい空間。

 

 

羽田って、ほんとにおもしろいな~。

 

 

 

 

絵馬まであるぞ。

 

 

 

 

それでは、日本橋を渡ってホテルに帰りましょ。

あ、その前にコンビニに寄って・・・。

 

 

 

電車内で広告を目にしていた時から気になっていた“プレミアムモルツ マスターズドリーム”・・・と、酢いか。

とても合わない組み合わせだけど、好きなもん2つ、ということで。

 

 

 

翌朝。

おはようございます。

 

 

 

 

あさごはんです。

 

 

 

 

あ、間違えました。

 

 

 

あさごはんです。

バランスが大事ということで、トマトジュースも。

 

 

 

 

そして朝の便に乗るや否や。

 

 

 

あさごはんです。

 

 

 

 

私の和食。

総じて美味しかったのですが、ただひとつ、メインのお肉がびっくりするほどなんというか、昔の残念な給食のような味だったので、衝撃のあまり思わず、追加のシャンパンとか追加の白ワインとかもひとつシャンパンとか、とか・・・。

 

 

 

 

一方こちらは夫の洋食。 食べさせてもらったらすごく美味しかった!

 

 

 

とまあ、食べて飲んでの一時帰国だったわけです。

 

次はいつ帰国できるかな~?

 

 

 

 

その時まで、にゃお。

いい子でね。 元気でね。


一時帰国中 にゃおと病院へ

2015-03-19 22:48:10 | 2015.3日本一時帰国

日本一時帰国中です。

 

 

あれ? なんだかアンニュイなにゃおはん。

 

 

 

 

「ふぅ・・・」

 

 

 

ため息なんかついちゃって・・・。

 

 

 

それもそのはず。

 

 

 

 

「キャリーバッグでぼく、病院へ行ってきました」

 

 

 

さかのぼること、日曜日。

最初に異変に気付いたのは、朝。

ご飯を食べるのにお座りせず中腰で食べてるな~と思ったのが最初。

 

 

夕方。

触れてもいないのに、しっぽ付近に私の手が近づいたら。

 

 

 

 

「うにゃぁぁぁぁん」

(写真はイメージです。 実際のにゃおはんの行動はもう少し生意気だったという証言もあります)

 

 

さらに。

 

 

 

「もじもじ・・・」

 

 

 

そして、夜7:00。

 

 

 

「ようやく気付いていただきましたか」

 

 

にゃお、お尻のあたりをやたら毛づくろいするのでおかしいなと見てみたら。

 

 

 

肛門腺が腫れちゃってました。

 

 

 

 

これまで一度も肛門腺のトラブルはなかったので特に気にしたことがなかったのですが・・・。

 

 

 

「やれやれ・・・」

 

 

 

にゃおも気になるのは当然で、何度もなめているうちに破裂してしまい、翌日以降病院で洗浄してもらった結果。

 

 

 

「ぼく、ふっかつ」

 

 

 

 

にゃおはん。よく頑張りました。

お薬もあむっ!と飲んでくれました。

 

 

 

それにしても、この症状。

高齢、肥満、便秘など原因はいろいろありますが・・・。

 

 

 

 

「ストレスだよ~ん!」

 

 

まっ、まさかかっちゃんの、もふもふ攻撃が原因!?

 

 

 

というわけで、にゃおはんのガラスのハートを刺激しないよう、さりげないもふもふを心掛けています。

 


パワースポット伏見稲荷・・・でも、チャイナ!?

2015-03-17 22:00:49 | 2015.3日本一時帰国

パワースポット、伏見稲荷大社です。

 

 

もうすぐお彼岸。 お墓参りに行ってきました。

実家のお墓は伏見稲荷大社の奥にあるので、お稲荷さんは幼いころからとっても親しみのある場所。

 

最近特に外国人観光客が多く、今日も多くの観光客を目にしました。

 

 

 

 

以前撮った写真ですが、確かにこのずら~っと並ぶ千本鳥居は圧巻!

 

 

 

 

今日はあたたかく、気持ちの良い晴天!

 

 

 

稲穂をくわえる口元にも気合を感じ、

 

 

 

 

ドヤ顔のおキツネ様にほれぼれ。

 

 

 

・・・と、その時。

目の前を真っ赤な何かが横ぎったぞ!

 

 

 

 

 

・・・・・出た。

 

ここでも出たよ、ザ・結婚写真。

 

 

 

昨年の春、一時帰国したときも。

 

 

 

桜をバックに撮影! 撮影!

 

 

 

写真大好き!なチャイナな皆さんなので、国内外問わずガンガン撮ってます。

 

 

でも、ま、私個人としては、こうして日本の素晴らしい風景を撮りに来てくれるというのは結構嬉しく思うのでした。

 

 

 

 

ところで。

とっても元気!と書いたにゃおはんですが。

 

 

 

「ぼく、病院行ってきました」

 

 

心配するような症状ではないので、ご安心ください。

でも、びびりのにゃおはん。病院へ行くだけで固まっちゃってました。

がんばったね、にゃお。

 

それについては、また今度。


日本一時帰国 にゃおはんと再会!

2015-03-15 18:26:52 | 2015.3日本一時帰国

 

「みなさま お久しぶりです。 にゃおです」

 

 

 

 

「一昨日から誰かがやたらとぼくにもふもふしてくるんですが、え~と、誰だったかな・・・?」

 

 

 

もうすぐ15歳になるにゃおはん。

まさか、かっちゃんのこと、忘れちゃった??

 

 

 

 

「思い出しました」

 

 

 

 

「ぼくが寝ていようがなんだろうが、かまわずもふり倒すあいつですね」

 

 

 

そうです。もふり倒すかっちゃんです。

京都の実家でお留守番中のにゃおはん。最近療法食を変更したのですが、その効果もあってとっても元気。

ぽっちゃり体系もすこ~し改善されて。

 

 

 

改善されて・・・るよね?

このボリューム感、カメラ写りがちょっと残念なだけだよね。

 

 

 

まだまだヒンヤリする3月の京都。

 

 

 

 

夜はにゃおはんと一緒にねんね。

 

 

 

 

「うそです。 強引にお布団に引っ張り込まれました」

 

 

 

細かいことはいいのです。

にゃおとのぬくぬくタイム。 しあわせ~!!!


今日から日本一時帰国!  

2015-03-13 16:07:52 | 2015.3日本一時帰国

今日からしばらく日本一時帰国です。

目的は人間ドックとかいろいろ、いろいろ。

以前から問題をかかえている耳のこととか、脳ドックとか、とにかくやっぱり健康関係は日本で診てもらいたい!というわけで、病院スケジュールがびっしりです。

 

 

でも、ま、人間ドック前日は禁酒するとして、せっかくのフライトなので。

 

 

飲んじゃいましょう。

 

今回はマイルを使ってのビジネスクラス。

 

 

 

 

 

ごはんが出たら、おかわり、おかわり。

 

ごはんが出なくても、おかわり、おかわり。

 

 

 

機内で見た映画のシーン。

宇宙がテーマなんだけど、つい最近見たアイスランドの風景のよう・・・。

 

 

飛行機好きとしては、せっかくだったら大きい飛行機で飛びたい!

ということで、今回も成田経由、伊丹行き。

 

 

空港は何度来ても、これから旅にでかけるぞ~という多くの人々の熱気でわくわくします。

 

 

 

で。

 

 

 

伊丹行きの便まで、まずは日本のビールを満喫。

 

 

 

 

大好きな大相撲を見ながら。

 

 

 

 

日本に帰ってきたな~と、しみじみ。

 

 

半年ぶりの日本、わくわくの始まりです!    


3月11日

2015-03-11 19:51:51 | 北京暮らし いろいろ

あの日から4年。

 

先日、『田代島にゃんこ・ザ・プロジェクト』の方からメールをいただきました。

震災後このプロジェクトに募金をさせていただいたのですが、支援したすべての人に。

 

 

 

 

こんな可愛いグッズを送ってくださいました。

そして。

 

 

 

 

 

震災から4年。

牡蠣を送ってくださいます。

 

どれ程の思いでここまでやってこられたか・・・。

メールを拝見して色々な思いが入り混じり、涙があふれました。

 

 

 

私にできること。

 

 

忘れないこと。 寄り添うこと。


アイスランド旅その7 ツアーに置いてけぼりをくらうも、滝と氷河に出会った~!の巻

2015-03-10 22:18:46 | 海外旅行 アイスランド 2015.2

旅5日目。

前日、急きょ予約したアイスランドの南海岸を巡る1日ツアー。

 

 

無事参加OKの返事がメールで届いたので、約束の8:30am。 

ホテルの前でピックアップの車を待ちます。

 

 

 

 

・・・来ませんね。 ピックアップの車。

暇なので目の前のなんだか可愛いキノコ壁をパシャ。

 

 



10分経過。

ピックアップの車は各ホテルを周るのでこれくらいの遅れはまあ、あるでしょう。

 





20分経過。

何台かのバンが停まるものの、私たちのバウチャーを見ては「このバンではないね」と去っていく。

取り残される夫と私。

 

 

・・・と、同じくホテル前で待っていた欧米人カップル。

 




もしかして同じツアーかな?と聞いてみると、方面は同じでもツアーは別。

う~む、待つしかないか・・・。

(取り残されたのが私たちだけではないという点で、若干心細さがマシ・・・)

 

 

 

 

白々と夜が明けます。

が、肝心のピックアップ車はまだ来ない。

 




さすがにこれはおかしい!

と、ホテルのフロントスタッフにお願いしツアー会社に連絡をしてもらいますが、9:00の営業前ということで誰も電話に出ず。



9:00am。

バンらしきものが来るたびドキドキするものの、私たち、そして欧米人カップルを拾ってくれるバンはまだ来ない。

 





ようやくツアー会社に連絡がつき、待つことしばし。

9:15。 

無愛想なおっさんが運転するバンが到着。

 

 

 

 

つまり、あれですね。

 

 

 

 

私たち、忘れられていたんですね。なんでやねんっ!!!

 

前日の申し込みということで、時間的にギリギリ、連絡に不備があったんやろか?

(いやいや、それはあかんやろ)


 

 



というわけで、バンに乗せられた私たち&欧米人カップル。

ツアーの行先、名前などを聞かれ、それを受けて電話でやりとりするバンのおっさん。

(アイスランド語なので会話はさっぱりわからず)




で、どうなったかと言いますと。

 

 

 

 

バン、夜明けのアイスランドをブッ飛ばす~!!!



 


既に出発していたツアーバスを、このバンが追いかけまっせ~!ということらしい。

 

 



が、バンのおっさんからは特に説明もなく、状況からどうやらバスを追いかけているのだろうということくらいしかわからない私たち。

ま、なんとかなるやろ・・・との思いでアイスランドの朝日を見つめる私。

 

 

 

 

なんとかなりました。

 



とあるガソリンスタンドでバン停車。

ここでツアーのバスに合流するらしい。



私たちは南海岸ツアーのバスに、欧米人カップルはスノーモービルをすると言っていたのでそのツアーのバスへと無事乗り込むことができました。

 

 

 

 

いやぁ、良かった、よかった。


ガイドから「ニューカマー、ようこそ!」みたいに歓迎されたけど、いやいや、好んでニューカマーになったわけではないし、こちらとしては皆さんと一緒に最初から仲良くスタートしたかったわけで、おいおい勘弁してくれよとしょっぱなから疲労で始まった南海岸ツアーだったのでした。

 

 

 

気を取り直して。

 

 

 

 

まず向かったのは、『セリャランスフォスの滝』。

 

 

 

 

 

相変わらず風が強いアイスランド。

滝に近づこうにも水しぶきがおっそろしく冷たくて、とても無理! 無理!!!

 

 

 

 

それじゃあ、別の角度から近づいてやろうじゃないか。

 

 

・・・と、階段を登りますが。

 

 

 

 

思ったよりも近くてびびる。

 

 

 

ちなみにこの滝、よ~く見たら滝の裏側に通路があるのがおわかりでしょうか?

冬場は危険なので無理ですが、夏になるとこの裏側からの景色も楽しめるそうな。

 

 

 

 

 

いくつもに分かれて落ちる滝。

その勢いもさまざま。

 

 

 

 

それでは階段を降りましょう。

凍ってすべりそうなので、ずるるっとお尻で滑ってやりました。

 

 

 

 

セリャランスフォスの滝を後にし、次に向かった先は。

 

 

 

 

 

ん?? どこに行くの???

 

 

 

凍った地面のその先には・・・。

 

 

 

 

 

『ミールダルスヨークトル氷河』。

 

 

 

 

氷河って、青白い光を放つんだ・・・。

 

 

 

その美しさに見入る私。

 

・・・ん?

なんか視線を感じるぞ?

 

 

 

 

 

 

うおぉっ!!!

 

 

氷河の上に砂が積もって、目力バリバリ。

 

 

 

 

この氷河、トレッキングできるツアーもあります。

 

 

 

 

トレッキングなしの私たちのツアーでも、こんなに間近で氷河に触れることができました。

 

 

 

 

神秘的な氷河を前に、私、つくづく思いました。

 

 

 

・・・ツアー、間に合ってよかった。

 

教訓:ツアー申し込みはお早めに!?

 

 

≪おまけ≫

詳しい旅行記は4トラベルで書いています。

 

旅その9 セリャランスフォスの滝

旅その10 ミールダルスヨークトル氷河


アイスランド旅その6 レイキャビク街歩き かわいい猫とプライドのない白鳥と

2015-03-08 21:18:18 | 海外旅行 アイスランド 2015.2

旅4日目は、のんびりゆったりレイキャビク街歩き。

 

 

 

朝から向かったのはこちら。

レイキャビクのシンボル的存在の『ハットルグリムス教会』。

左右対称、美しい・・・。

 

 

 

 

教会の中もすっきり美しい。

 

さて、この教会にはエレベーターがあり、それで一番上まで上がることができます。

一番上から見下ろすレイキャビクの街は・・・。

 

 

 

 

 

かわいい~!!!

雪が少し積もっているので、カラフルな屋根に白いお帽子。

 

 

 

海の向こうには白い山も。


・・・それにしても、風が強い!

窓から外をのぞいて写真を撮るのですが、顔が冷たい! 手も冷たい!



というわけで、退散、退散。

再びエレベーターへ。

 

 

 

 

教会の前には、こんな像がありました。


この方。

実はコロンブスよりも前にアメリカ大陸を発見したのだとか。

 




・・・って、すごいやん!

もっと有名になっても良いのでは??



とまあ、非常に美しく印象的なハットルグリムス教会なのですが、それ以上に私たちの心をわしづかみにしたもの、それは・・・。

 

 

 

 

アイスランドの猫さんっ!!!

首輪には“Lola”とお名前が。

 

 

 

 

 

可愛い子猫に夢中になる私たち。

(詳しくは → この日の日記を)

 

 

 

いつまでも遊んでいたかったけど、観光を再開せねば!

ばいばい、にゃんこ!

 

 

 

 

 

レイキャビク街歩きに戻りましょう。


まだ朝早いのでお店は閉まっていますが、個性的な外観を見て歩くだけでも楽しい。

 

 

 

 

これは・・・落し物?  アート?

手袋がかたっぽだけ。 

 

 

 

 

壁のイラスト。


これでもう、ネクタイ結びに悩まないぞ!

 

 

 

 

これは・・・?

 

分別のゴミ箱。

形と言い色といい、いちいち可愛い。

 

 

 

 

こちらは子供服のお店のようだけど、ん??


そ、その、左下の青くて丸い後ろ姿はっ!!!

 

もしや、ド、ド、ドラ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

違いました。



紛らわしいねんっ!!!

 

 

 

 

ところで。

街歩きをしながらも私たちには気がかりなことがありました。


翌日に参加すべく『南部一日ツアー』を朝イチでネットで申し込んだのですが、その返事がなかなか来ない。

前日申し込みでもOKとあったので申し込んだのですが、やはり直接現地の旅行会社に行くか、あるいはこちらの写真のような街のインフォメーションセンターで申し込んだ方がすっきりその場で回答がもらえて良かったかも。

 

 

 

 

ツアーの申し込みもできるし、資料は多いし・・・。

 

 

 

 

返答が来ないものは仕方ない。 昼過ぎに催促のメールを送っておきました。

気を取り直して街歩きの続きを・・・。

 




こちら、チョルトニン湖。

すっかり凍っているのですが、一部のみ白鳥やカモたちが。

聞くところによると、水鳥たちのために温泉水が注ぎ込まれているのだとか。

 

 

 

 

その肩の荷を下ろしてしまえ!と言いたくなるようなオブジェもある、チョルトニン湖。


そこで一番目を引いたのはやはり。

 

 

 

 

 

パンを片手にやってきた男性。


男性がパンを手に取るや否や、カモたちがぐわぐわ、ぐわぐわと大騒ぎ。

そして、そのカモに混じって。

 

 

 

 

白鳥もやってきた。

 

 

 

 

大勢のカモの中に白鳥1羽。

しかも、カモよりも長い首を活かして、男性からパンを奪い取っては独り占め。

1枚、また1枚と、あんたどんだけ食うねん? 白鳥?

 




他の白鳥は湖の上でお行儀よく泳いでいるというのに、この1羽ときたらもう・・・。

白鳥としてのプライドはどこかに置き忘れてきたらしい。

 

 

 

 

小雪が降ったりやんだりで風も冷たく外歩きはなかなか寒い一日でしたが、夕方になると美しい夕日が。



明日はよいお天気になるそうな。 

晴天のもとでの南部ツアー、楽しみやな~。

 





・・・って、いやいや。 17時過ぎてもまだツアー参加OKの返事来ないんですけど。

カード支払いは完了してるし、これで返事来なかったらおいおい、ツアーはどうなるん?

 

 

またまた催促&確認のメールを送付。 

う~む。 気になって食欲がない・・・。

 

 

 

 

な~んてことはさらっさらなく、返事が来なかったら来ないでまた考えよう!

と、海辺の小さなお店へ晩御飯! もぐもぐタ~イム。

 

 

 

もぐもぐネタはまた別途書きますが、美味しくまんぷく、満足!

で、ホテルに戻ったら・・・。

 

 

 

『明日の南部ツアー、参加できまっせ!』

のメールが届いていました。

 

わ~いわ~い!

これで翌日の南部ツアー、決定です!


(が、当日。 直前の申し込みが原因かと思われるハプニングが起こるのですが、それはまた次の旅行記で。)

 

 

 

 

 

それにしても。プライドのない白鳥だったな~。

 

<おまけ>

詳しい旅行記は4トラベルで書いています。

旅行記その8 レイキャビク街歩き

 


旧正月の終わりを告げる花火! そして不思議なampm!?

2015-03-06 21:15:03 | 北京暮らし いろいろ

昨日は旧暦正月15日の『元宵節』。

 

 

『湯円(たんゆえん)』という白玉のようなお団子を食べる習慣があり、この習慣だけは私も欠かさず行っています。

(ま、単に団子好きというわけで)

 

 

 

中国の検索サイトもなんだか可愛くなっていました。

 

 

 

 

たんゆえんの中には餡が入っているのですが、やっぱりオーソドックスな黒胡麻餡がいちばん好き。

 

 

 

さて、この日でお正月もおしまいということで、夜になるとあちらこちらで爆竹、花火がどっかん、どっか~ん!

部屋の中にいても、爆音の嵐。

 

ピカ~っと窓の外が光ったと思ったら。

 

 

 

誰かが花火あげてますわ。

 

 

 

毎年思うのですが。

 

 

 

 

それ、個人であげるレベルの花火ちゃうやろ。

 

 

 

目の前で花火があがる!

初めて見た時はかなり興奮しましたが、4度目ともなると新鮮味もないというか、飽きたというか、そんなことしてるから空気汚染があれよあれよと悪化し、今朝もイマイチな空の北京でした。

 

 

 

そんな中、外出先で見たものは。

 

 

 

・・・え~えむぴ~えむ???

 

 

 

これは、日本ではもう消滅したあの、コンビニなん?

 

 

amとpm だから 『全時』?

 

 

 

・・・って、ネーミング。 ベタベタやん。

 

 

 

中に入ると意外にも(←失礼)こじゃれた空間。

奥には軽食をいただけるコーナーもあって、近所にあったら通いたいような雰囲気。

 

 

 

 

パンも見た感じ美味しそうだし。

 

 

 

 

北京のセブンイレブン、ローソン、ファミマと同じような雰囲気。

 

 

 

・・・ですが、この店舗には。

 

 

 

が~子さんがいた。

 

 

 

 

トトロ(らしきイキモノ)もいた。

 

 

 

 

『冬夏がす』ってなんだ?

 

 

 

 

そして。

 

 

 

 

悪いキティちゃんがいた。

 

 

 

どうやら他にも店舗があるみたいだけど、私たちの知ってるampmとはなんか関係があるのかないのか・・・?


アイスランド旅その5 ゴールデンサークルツアー 吹き上げる間欠泉! 地球の割れ目『ギャウ』を歩く!

2015-03-05 19:40:44 | 海外旅行 アイスランド 2015.2

前回のブログ『グトルフォスの滝』で、身も心もすっかりぐたぐたになった私ですが、ツアーはまだまだ見どころ満載!

 

 

次に向かったのは『ゲイシール間欠泉』。

この温泉地帯にはにはいくつかの間欠泉があり、現在は『ストロッククール間欠泉』の活動が活発なのだとか。

 

 

 

 

おぉ~。地面から湯気が・・・。

 

じっと見つめていると



ぼこっ・・・ ぼこっ・・・


と、生き物のように泡が湧き始め、周りを取り囲む私たちに緊張と期待の入り混じった空気が流れる。

そして。

 

 

 

 

地面から熱湯が!!!

 

 

 

 

一気に吹き上がる水蒸気、そして熱湯。

 

 

 

 

ここアイスランドはかなり強い風が吹くので、それに煽られる熱湯。

風下は熱湯が風に乗ってやってくるので、危険!危険!

 

 

 

 

トータル4回、吹きだす様子を堪能できました。

 

 

 

『ゲイシール間欠泉』には、カフェやショップが併設されていまして。

 

 

 

 

 

パフィン、ど~ん!!!

 

 

この愛らしいフォルム!

 

 

 

 

勢ぞろいに私、興奮状態。 鼻息、荒らし。

 

 

というわけで。

 

 

 

 

お持ち帰り。

ぱふぃ男と名付けよう。

 

 

もっとゆっくりお店を見ていたかったのですが、なんといっても遅刻歴1回 イエローカードの私たち。

常に時計をチェックし集合時刻に遅れないよう気をつけているのだけど、何となく不安。

 

 

というわけで、同じバスのツアー観光客の中で印象に残った2人の姿を常に視界に入れておこう!ということにしました。

ターゲットはまだ若い欧米人カップル。

 

 

 

郊外のツアーに行くとは思えないイデタチ。 

美しい赤毛の女性に至っては超フルメイク、深紅の口紅。

ハリウッド映画から出てきたような美男美女なんだけど、現代ではなく70年代くらいのレトロ感も漂う、若いくせにやたら存在感あるおふたりを私たちは “ゴージャスさん” と命名。

その後もゴージャスさんの姿を確認しては「うん、まだ大丈夫」と観光を続けたのでした。

 

 

 

 

 

さて、次にバスから降りたこの場所。 『シンクヴェトリル国立公園』。

周りの断崖のおかげで音がよく反響することから西暦930年、世界最古の議会が行われた。


・・・らしいのだけど。

 

 

 

 

ごぉごぉ突風吹いて、雪も舞って、音の反響どころかまっすぐ歩けへんっちゅ~ねん。

というわけで、そそくさと退散、退散!

 

 

 

バスが走り出してまもなく。 ガイドが、

「バスのすぐ右にアメリカ大陸プレートが見えます! ここが一番アメリカに近いところ!!!」

と紹介してくれました。

 

 

 

そうです。

アイスランドは、ユーラシアプレートと北アメリカプレートの境目に位置しています。

プレートは今も毎年数cmずつ土地が広がっているらしく、それによってできた地球の割れ目が『ギャウ』と呼ばれる断崖なのです。


私たちの目の前に、今、その光景が・・・。

 

 

 

 

 

ん? わかりにくい??

 

雪が積もってはっきり見えませんが、ピキピキ~とヒビが入っているようないくつもの断崖。

ユネスコの世界遺産にも指定されているこの場所。

なんと、高台から眺めるだけでなく。

 

 

 

 

 

その間を歩くことができるのです。




うぅ~、興奮してきた!

一気にあのギャウの間を駆け下りたいっ!




という衝動をぐっと抑えて。

 

 

 

 

滑りやすいのでゆっくり、ゆっくり。

 

 

 

 

普通は海底に存在し、地球上で見られるのは2か所だけという地球の割れ目、ギャウ。

それが今、自分の目の前にあるというこの現実に圧倒される私。

 

 

しかも今もギャウが広がりつつあるなんて・・・。

 




地球って生きてるんだ・・・・・。



と、当たり前のことを改めて認識したのでした。

 

 

<おまけ>

詳しいツアー内容などは4トラベルで書いています。

『アイスランド旅その6 ゲイシール間欠泉』

『アイスランド旅その7 地球の割れ目 ギャウ』


アイスランド旅その4 ゴールデンサークルツアー『グトルフォス』の滝でハプニング連発!

2015-03-03 19:43:12 | 海外旅行 アイスランド 2015.2

旅3日目。

現地ツアーが主催する『ゴールデンサークルツアー』へ参加しました。

アイスランドの壮大な自然を1日でコンパクトに周れるという人気のツアー。

 

 

ホテルを出た朝8:00。 まだ日の出前です。

 

 

 

この日はレイキャビク市内は雨、郊外に向かうにつれて雪となり、そんな中最初に向かった先は。

 

 

 

 

地熱発電所。

 

 

 

 

希望者はチケットを購入して見学するのですが、う~ん、よくわからん。

 

 

 

そんな中、思わず目がくぎづけになったのは。

 

 

 

・・・かぶと!?
なんで?




どうやらこの施設の地熱発電設備5基を三菱重工業が受注したという経緯があるそうな・・・。

こんな遠い国の施設で日本のものを目にするとは。

 

 

 

 

地熱発電所を後にして、次に向かった先は教会。

なんだけど。

 

 

 

寒いっ!!!

風、強すぎっ!!!!!

 

 

 

さくっと見学した後は、いよいよ、いよいよです!

このツアーの中でも一二を争うほど見たかった場所。

 

 

 

 

グトルフォスの滝!!!

興奮を抑えきれず、思わず歩みもはやくなります。

 

 

 

 

冬の滝の厳しさよ・・・。


すっかり凍っているかとも思っていたのですが、この冬の空の下、ごうごうと流れる滝の音が響き、ただもう、それを前に立ち尽くすだけの私たち。

 

 

 

 

到着した時はまだ曇っていた空も、徐々に青空が広がってきました。

 

 

 

 

おっと、のんびりしていたら時間がなくなっちゃう。

今回のツアーでは、ここでランチ休憩でした。

滝を後にして、向こうに見えるレストランへ向かいます。

 

 


・・・が、その時。

私に悲劇が訪れたのです!

 

 

 



皆の足跡に沿って歩いていたのですが、突然。

 

 





ずぼっ!!!!!


 

 



?????



何が起こったのかわからず、無意識にもう一歩踏み出すも、またしてもずぼっ!

そしてさらにもう一歩、ずぼっ!

 

 

 

 

 

?????

 

 

 

 

 

どうやら、雪の下が水たまり(か、川か?)になっていたのだけど、そこを覆っていた雪のせいでその場所がわからず、思いっきり膝の上まではまってしまったのでした。


(この足跡を見る限り、私と同じ悲劇にあった人が数人はいるはずだ)

 

 

 

 

あっという間に靴の中に水がたまり、歩くたびにぽっちゃんぽっちゃん。

レストランまでの数十メートルがそれはそれはきつかった~。

その短い距離で凍傷になるかと思ったほど。

 

 

 

 

 

高い防水性を誇るソレルのブーツを履いていたのですが、膝まで水にはまったのでそれも意味なし。

インナーブーツもぼとぼと。 夫が力を込めて絞ってくれて、とにかく乾かす!!!

で、傷心の私はと言いますと。

 

 

 

スープ、ずるずるすすってやりましたわ。

 

アイスランドでよく食べられるというラムのスープ。

もともとラムはそれほど好きではないのだけどアイスランドなら美味しいかなと口にしてみました。


中国の羊よりはましですが、ラムはラムだな・・・と、傷心の私は思ったのでした。

 

 

 

さて、このレストランにはこんなショップも併設されていまして。

 

 

 

 

本来ならこのお店をゆっくり見て楽しくお買いもの・・・といきたかったのですが、足元が残念な私が購入したのは当然。

 

 

 

 

くつした。




この靴下を見るたびに、あの日の悲劇を思い出すことになるでしょう。

アイスランドならではの、素敵なお土産になりました。

 

 

 

・・・が、しかし。

ハプニングはこれだけで終わらなかったのでした。

集合時間も迫ってきたのでバスを降りた場所に戻るべく、レストランから出て駐車場に向かう階段を下りたのですが、なんと・・・。

 






バス、いません。




なんでっ!? なんで~?????

 






そこでハッと思い出したのが、バスの中でガイドが「駐車場は上と下2つあるけど、最初に見やすいように下側にバスを停めますね~」と言っていたこと。

もしかしたら、上の駐車場にバスが停まっているかも!

 

 

 



この階段を駆け上がり(もう、滑りやすくて怖いなんて言ってられない!)、レストランを超えてさらにその向こうの駐車場を目指して、走る!走る!!!




そして・・・。

 




バス、いたぁ~!!!!!

 

 

 

 

5分遅刻でなんとかバスに戻ることができました。


滝に浮かれてちゃんと説明を聞いてなかった私たちがいけないのですが、いやぁ、焦った。

他にも同じような状況に陥ったのか、遅れてきたツアー客たち。

そんな客を前に、女性ガイド。 ドスのきいたそれはそれは怖い声、そして巻き舌バリバリの英語で。



「遅れたら置いていきますから。 時間厳守!」




デンマークに続き、いい年した大人(つまり私たちですね)がまたまた怒られてしまいました。




 

 

 

バスは再び走りだし、雪の上でまったりする馬さんを目にし、ようやく落ち着きを取り戻した私たちだったのでした。

次に向かうは間欠泉です!

 

 

<おまけ>

ツアーの詳しい内容は4トラベルで書いています。

アイスランド旅その5 滝でのハプニング