北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

今年も牡丹の季節です! ≪景山公園≫

2018-04-29 20:54:47 | 北京暮らし おでかけ編

今年もこの季節がやってきました。

 

「ワタシ、牡丹です」

 

 

 

 

「ワタクシも牡丹です」

 

 

 

 

 

「わたしも牡丹!」

 

 

 

そうです。

 

 

 

景山公園の牡丹祭。 今年は第22回目だとか。

 

ほぼ毎年景山公園に牡丹を見に来るのですが、今年は今までで一番良いタイミングで訪れたのでは!と思えるほどの、牡丹、牡丹、牡丹!

(4月28日訪問)

 

 

 

 

 

東門から入ってすぐのエリアも。

 

 

 

 

 

それ以外のエリアも、園内ぐる~っとほぼ全てで牡丹が見頃!

 

 

これまではいつも若干タイミングが遅く、東門エリアは見頃が過ぎていてがっかり・・・ということがあったのですが。

 

 

 

 

 

今年は、やりました!

ばっちり見頃です!

 

 

 

 

 

 

この景山公園には。

 

 

 

 

 

なんと、559品種、2万株以上の牡丹。

 

 

 

 

 

色も形もさまざま。

 

 

 

 

 

見ごたえあります!

 

 

 

 

 

牡丹咲く公園内にはほのかに良い香りも漂い、ゆっくりお散歩するだけでも素敵タイムを過ごすことができますが、中には。

 

 

 

 

 

おえかき。

 

10分くらいで1枚完成。 あれよあれよと新しい作品が生まれるのを、ぐるりと囲んで見守る観光客(含む私)たち。

 

 

 

ちなみに、この公園には芍薬も多く。

 

 

 

こちらはこれからですね。

まだしばらくは景山公園の牡丹、芍薬を楽しめそうです。

 

 

 

 

それにしても、こんなに公園中に牡丹が咲き乱れているとは・・・。

 

 

 

 

牡丹、芍薬それぞれの見ごろにあわせて、景山公園には少なくとも二度足を運ぶべきかも。

 

 

 

 

というわけで、5月に入ったら今度は芍薬を愛でに出かけようと思います。

 

 

 

ただ一つ残念なのは・・・。

 

 

 

 

空気の悪さ。

青空バックだったら、景山公園の中国建築と牡丹という素晴らしい組み合わせの写真が撮れるのになぁ・・・。

 

 

 

 

中国は今日から3連休。

その期間は、18:30~20:30までライトアップもするそうです。 


移動式住居"パオ"でモンゴル料理を!≪蒙古大営≫

2018-04-27 20:03:15 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

突然ですが、ラクダです。

 

 

茶ラクダ 「なあなあ、兄さん。 知ってました?」

白ラクダ 「なんや?」

 

茶ラクダ 「ここって実は、モンゴルちゃいますねん」

白ラクダ 「・・・なんやとっ!?」

 

 

 

茶ラクダ 「実は、ここ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茶ラクダ 「北京ですねん(ぼそっ)」

 

 

 

 

 

白ラクダ 「!!!!!(マジかっ!!!!!)」

 

 

 

 

 

 

白ラクダ 「(ずっとモンゴルの大草原で暮らしてると思ってた・・・)」

 

 

 

 

 

茶ラクダ 「(兄さん、背景、めっちゃビルですやん・・・)」

 

 

 

・・・そんなラクダの会話が聞こえてきそうなこちら。

 

 

 

 

 

蒙古大営

朝陽公園内東南角郡王府東側

 

 

 

なんと、北京にいながらにして。

 

 

 

 

モンゴルのパオ(伝統的移動式住居)の中でモンゴル料理を楽しめるスペースであります。

 

敷地内には大小さまざまなパオがあり。

 

 

 

 

 

こちらの大規模なパオからはショーっぽい音楽も流れてきました。

 

 

 

 

 

さてさて。

案内されたパオの中はと言いますと。

 

 

 

 

 

おぉ~! 

モンゴルっぽい!(←あくまでイメージ)

 

 

 

 

 

この部屋は15~20人くらいまでOK。

 

 

 

 

 

セッティングされたお皿も素敵です。

 

 

ちなみにこの大きな丸テーブル。

大小2つの丸テーブルで構成されているのですが、その内側の小さいテーブルは。

 

 

 

 

電動でぐるぐる勝手に回転してくれます。 

(回転寿司的な・・・?)

 

 

なので。

 

 

 

 

素敵ラベルのこのビールも。

 

 

 

 

 

キンキラキンのボトルに入った白酒も、み~んなくるくる、くるくる。

 

 

 

 

 

ちなみに、モンゴル料理ということでやはり"羊"料理がメイン。

白酒にはよく合うのですが、同じ敷地内に。

 

 

 

 

 

飼われている羊さん達の安否が気になって仕方がない。

 

 

 

 

 

あ、ラクダブラザーズは心配しなくて大丈夫そうです。 

(少なくとも私は食べてないぞ)

 

 

 

 

 

ここまで書いてきてなんですが、そもそも私は羊料理が苦手。

これだけ長く北京に住んでいても、羊料理の代表"羊肉串"は遠慮しておきたいところ。

 

 

・・・ですが、羊以外のメニューもあり、何よりこの雰囲気は楽しいので、モンゴルに行く予定がない方は一度こちらで雰囲気を楽しんでみては?

 

 

 

あの羊さんたちは、このレストランのペット、お客さんの接客担当でしょう。 うん、そうに違いない!


今年も中山公園のチューリップ!

2018-04-24 19:55:33 | 北京暮らし おでかけ編

ちょっと前のお話ですが。

4月15日。

 

 

中山公園へ出かけた目的は、もちろん。

 

 

 

 

チューリップ!

 

 

翌日から日本一時帰国を予定していたので、再び北京に戻るころには見頃が過ぎているかもしれないと思い、行ってみたところ。

 

 

 

 

 

 

・・・ん?

見頃にはあと数日・・・と言う感じかな?

 

 

 

 

種類によっては。

 

 

 

1個だけ気が早いのが咲いているのか、あるいは違う種類が混じっちゃったのか、とにかくまだ開花していないエリアもあり。

 

 

 

とは言え。

 

 

 

 

この通り。 ほぼほぼ見頃と言ってよいでしょう。

 

 

この日はお天気も空気も良かったので、ちょっと引いて撮影してみると。

 

 

 

 

観光客、ぎっしり!

人が入らないように写すのは至難の業。

 

 

 

それにしても、4月に中山公園を訪れるたびに思うのは。

 

 

 

 

 

 

 

チューリップって本当に色んな種類があるんやなぁ・・・。

 

 

それぞれ中国語で名前も紹介されているのですが、例えば。

 

 

 

 

 

"黄百合(ゴールデンリリー)" 確かにユリっぽい!

 

 

 

同じユリっぽいのでも、こちらは"炎のユリ"らしい。 

・・・確かに、めらめらしてるな。

 

 

 

 

 

 

"酷水晶(クールクリスタル)"

可愛いピンク色からはクールとかクリスタルって感じはしないけど、この透明感がクールなのかな?

 

 

 

 

 

 

こちらに至っては、なぜ

"星空(スターライン)"

なのか全く想像できない。

 

 

 

 

 

こちらは"日出"という名前だけど、ベロンとした肉厚な感じから、"ベロ" とか "舌" とか "あっかんべ~" に改名してもいいと思う。

 

 

 

 

 

さて。

北京は今、どこへ行っても美しい花を愛でることができるのですが、やはり中山公園は。

 

 

 

 

 

こういう回廊があって。

 

 

 

 

 

ザ・中国!という雰囲気の中、のんびり腰かけてお花を満喫できるのがポイント。

 

 

 

 

 

川沿いとか植物園の中とかとはまた異なる雰囲気を楽しめるので、やはりお花の春と紅葉の秋はここを訪れてしまいます。

 

 

 

 

 

毎年チューリップの植え方も色々工夫を凝らしているとのこと。

 

 

 

 

 

大部分は同じ種類、同じ色のチューリップがど~んと一か所に集められて、いやはや圧巻!という感じですが、場所によっては。

 

 

 

 

 

違う種類や色のチューリップが集まっているエリアも。

 

 

 

 

 

花束のようで、これまた可愛い!

 

 

 

お花の見頃は本当に難しく、今年も"微博(中国版ツイッター)"で皆さんの中山公園レポをチェックしては、まだ早い? そろそろか?と、出かけるタイミングを計っていました。

今年は結局タイミング的にちょっと早かったけれど。

 

 

 

 

陽の光を浴びた何とも美しいチューリップを満喫できたので、大満足!

(見頃のタイミング以上に読めないのが、空気の良し悪し・・・。 北京の花を最高のタイミングで楽しむのはほんとに難しい!)

 

 

チューリップの次は、牡丹!

ますます楽しみな北京の春です。


長崎旅その12 ランタン祭りを満喫!!!

2018-04-18 16:32:54 | 2018.02一時帰国 長崎旅行

長崎旅レポ、今回が最終回。

2月21日 長崎旅7日目後半。 長崎最期の夜です。

 

 川沿いの美しいランタン。

 

 

 

 商店街のランタンと市電をパチリ。

 

 

 

 

 中央公園会場へ。

 

 

 

 

 

長崎のランタンを最後の最後まで楽しむぞ~とやって来ました。

美しいランタンにうっとり...

 

 

 

の私たちの目に飛び込んできたのは。

 

 

 

 

 

 愉快な仲間たち。

 

 

 

 

上海ランタン祭のオブジェの微妙さにケタケタ笑っていましたが。

 

 

 

 

 

 ランタンオブジェって、みんなどこかとぼけてます。

 

 

 

 

 

 みんなのアイドル パンダ。

うっすら口あいて威嚇してるつもりなのかもしれないけど。

 

 

 

 

 敵はお前の後ろから狙ってるぞ。

 

 

 

そんな愉快なランタンオブジェたちに。

 

 

 

 

 

かんぱ~い!

旅行中ずっと寒かったので、五臓六腑にしみますわ。

 

 

 

続いて向かった先は。

 

 

 

 

 

 黄色い提灯が並ぶ『眼鏡橋』。

 

 

 

 

 川に浮かぶランタン。  美しいなぁ…。

 

 

各スポットのランタンを満喫した後は。

 

 

 

 

 

もぐもぐタイム。

夫は皿うどん。 私はドハマりしたちゃんぽん。

 

 

 

今回の長崎旅では、長崎の魅力を存分に感じることができました。

当たり前だけど一週間では全然足りない~❗

(来年の春節も長崎に行きたい by夫)

 

 

 

 

 本当にそう思ってしまうほど素敵な街でした。

 

長崎、ありがとう~❗

 


大人気店『四季民福』故宮店 とにかく早めに行くべし!

2018-04-15 21:55:22 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

今日。

大人気店 『四季民福』の故宮店へ行ってきました。

10:30オープンのこのお店ですが、10:40くらいに到着した時点で。

 

 

1階は既にお客さんでいっぱい。

 

 

 

2階も・・・。

 

 

 

 

そこそこ。

 

 

 

"故宮店"と名がつくだけあって、窓際のテーブルからは。

 

 

 

おっ!!!

 

 

 

 

 

故宮がばっちり!

 

 

 

ですが、私たちは。

 

 

 

 

壁に囲まれた個室。 

故宮はどこ???

 

 

 

 

さて、このお店はどのお料理も美味しいのですが、やはり北京ダックが人気です。

 

 

 

それでは、もぐもぐタイムスタート!

このお店、北京市内に何店舗もあるのですが、どこへ行っても不思議なのが。

 

 

 

 

最初に果物、ど~ん! ナゼ?

 

 

 

今日は夫と二人だったので、品数控えめに。

 

 

 

 

スペシャルなソースを絡めた海老・・・と書いてあったので注文してみたら、それは。

 

 

 

エビマヨだった。

 

 

 

エビマヨソースはスペシャルとは言わない。

 

 

 

・・・けれど、お料理はうまうま! 

外はカリっと、中はぷりぷり。 

 

 

 

 

冬たけのこの炒め物。

これがもう、美味! ほのかな甘みとお醤油の香ばしさ。

 

 

 

 

北京名物、炸醤麺(ジャージャンメン)。

1つ15元(250円くらい)なので結構小ぶりかなと思ったのですが、軽い一人前くらい。

一人のランチならこれだけでも食べに来たい!

(ちなみに、このお店『四季民福』の麺専門店もあります。 その日のブログは → コチラ

 

 

 

 

北京ダックの材料がきました。

 

 

 

というわけで、ビール投入。

 

 

 

 

わ~い!!! 

北京ダックを食べるの、かなり久しぶり!

 

相変わらず、口の中でとろける感覚のダック。 うまうま!

お昼から大満足であります。

 

 

さて、お会計を済ませて出口に向かうと。

 

 

 

 

うわぁぁぁぁぁ~!!!

すっごい行列!

 

 

このお店は待っている間、飲み物とかサラダバーっぽいものもあるのですが、そうこうしているうちにお腹がたまってしまいそう。

お店を出たのは11:40くらいだったのですが、その時点で既にしばらく並んでいると思われる人が店員さんに「何時くらいに席につけそう?」と聞いたところ。

 

 

「13:00くらい???」

 

とのことでした。

 

 

≪四季民福へは早めに行くべし!!!≫

 

 

四季民福 故宮店

南池子大街11号

 

 

 

 

さて、腹ごなしにと向かった先は。

 

 

 

 

故宮~!!!

 

 

 

 

 

めっちゃ人、多い~!!!!!

 

 

 

 

・・・その人混みを横目に。

 

 

 

 

中山公園へ。

 

 

 

目的はもちろん。

 

 

 

 

チューリップ!

 

 

続きはまたこんど。

 

 


川沿いに延々と続く"海棠(カイドウ)"の花! ≪元大都遺跡公園≫

2018-04-12 21:02:04 | 北京暮らし おでかけ編

"海棠(カイドウ)"というお花をよく知らなかったのですが。

 

 

なんとも愛らしい、こんなお花。

 

 

先週、清明節の連休中5/7に夫と一緒に、"海棠(カイドウ)"で有名な公園に行ってきたのですが。

 

 

 

まだほとんど蕾でした。

(蕾がまた可愛い!!!)

 

 

さらに。

 

 

 

なんだか哀れなドラえもん風船の姿も目撃し、これはもう、日を改めて来ないとあかんな・・・と家路についたわけであります。

 

 

 

で、4日後の昨日(4/11)。

 

 

 

 

ちょうど強風がPM2.5も黄砂も吹き飛ばしてくれた翌日。 晴天ということもあり、再度行ってきました!

 

元大都遺跡公園 海棠花渓

北土城東路甲100号

 

 

 

果たして開花状況は???

 

 

 

 

 

おぉぉ~!!!

 

めっちゃ咲いてる!

あれからたった4日しか経ってへんのに、めっちゃ綺麗!

 

 

 

 

ブルーの晴天バックに、私、めっちゃ興奮。

 

 

・・・ですが、すぐに冷静になれるのは。

 

 

 

 

 

連休時よりも多い観光客!

 

平日の午前中やろ! みんな! 仕事はどうした!? (ま、私もですけど)

 

 

 

 

川沿いにある海棠の花がそれはそれは美しいのですが。

 

 

 

 

 

どうしてもカラフルな衣装に身を包む皆様がバックに入り込んで、インスタ映えとやらには程遠い写真ばかり。

 

 

 

以前に比べてかなり減ってはきているけど、相変わらずマナー無視のみなさん。

お花を引っ張り込んでの自撮りに加え、木によじ登るのはやめてくれ。

 

 

 

 

中国の名所で、人が入り込まない写真を撮るのは至難の業!

 

 

 

 

 

ま、色々思うところはあるけれど、圧倒されるのはこの規模!

≪元大都遺跡公園≫は何キロにも続くなが~い公園なのですが、海棠の花を楽しめる"海棠花渓"エリアだけでも1km。

 

 

 

 

途中、中国っぽいいい感じの建物もあり、ここはフォトジェニック。

 

 

 

 

 

 

晴天の春の北京。 

 

 

 

 

日差しを浴びたお花の、なんと美しいこと!

 

 

 

 

 

聞くところによると、この公園には28種もの海棠が植えられているのだとか。

 

 

 

これだけの数の海棠に囲まれ、ほのかに漂う甘い香りに包まれ、なんとも幸せな私の耳に飛び込んできたのは・・・。

 

 

 

 

 

 

・・・なんや? 

このリズミカルなミュージックは!?

 

 

 

 

正体は、こちら。

 

 

 

 

 

いぇ~い!

 

おばちゃんの集団ダンスはよく目にするけど、少数民族チックなこんなダンスは久しぶり。

 

 

 

 

軽やか(かどうかわからない)ステップを踏む二人を遠巻きに見守るのは。

 

 

 

 

「あの2人、どない?」

「・・・・・まだまだやな」

 

 

みたいな会話が聞こえてきそうなベテラン風のおばちゃん2人。

 

 

 

一方、別の場所では。

 

 

 

 

おばちゃん、爆笑!!!!!

 

 

 

 

・・・ではなく、高らかに歌い上げていらっしゃるのでした。

 

 

 

 

どうやら通りすがりのおばちゃんが即興で美声を披露し、それに合わせて二胡のおっちゃんが伴奏してる・・・と言う感じ。

 

実は、二胡が気になってちょっと前からその様子を見ていたのですが、最初は。

 

 

 

”二胡のおじちゃん&横笛のおじちゃん”

 

のペアでした。

 

 

が、そこに突如登場した、美声を響かせるおばちゃん。

二胡のおじちゃんは即座に対応し、それは楽しそうだったのですが、一方横笛のおじちゃんはと言いますと。

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・その歌、知らんし」

 

 

 

おばちゃんが次から次へと歌い上げる曲はどうやら、横笛おじちゃんのレパートリーには一切入っていないらしく、ご覧の表情。

 

 

 

複雑な人間模様を目にしてしまった・・・。

 

 

 

というわけで。

 

 

 

 

 

今まさに海棠が見頃の元大都遺跡公園。

 

 

 

 

 

川沿いてくてくお散歩も楽し。

 

 

 

 

一度行く価値あり!です。

 

 

 

 

ただし、人混みを覚悟のうえで。


清明節 北京の城壁めぐり! ついでに運もゲットか!?

2018-04-10 20:13:22 | 北京暮らし おでかけ編

4/5~7 中国では清明節の3連休でした。

が、ものすごい強風の一日だったり、黄砂らしきものが舞ってたり・・・となかなか天候に恵まれなかったのですが最終日!

 

 

ようやく晴天! 二階建ての市バスに乗っておでかけ! おでかけ!!!

 

向かった先は・・・。

 

 

 

 

え??? 

また、ここ???

 

 

この春、私は3回目の訪問となる『北京明城壁遺跡公園』。

(一回目、二回目の訪問は→コチラコチラ

 

 

 

 

梅の見ごろは過ぎていましたが。

 

 

 

 

城壁大好きな夫は、上に登って大感激!

(かなり昔に来たことがあるようなのですが、記憶があいまいらしい・・・)

 

 

 

楼閣内には昔の北京の様子が展示されているのですが、その写真をよ~く見ると。

 

 

 

 

あちこちに"仁丹"の広告が!!! すごいぞ!仁丹!

 

 

 

一方、ここに来るたびに「しょぼっ!」って思ってしまうのは。

 

 

 

城壁の上にある事務所。 

 

この、なんとも味わいのある手書きの紙キレ。

せっかく素敵スポットにあるんやから、もうちょっといい感じの看板とかつけたらどうやねん。(大きなお世話か・・・)

 

 

 

 

さて、北京市内には他にも登れる楼閣があります。

("正陽門"には以前登りました。(その日のブログは→コチラ))

せっかく城壁気分も高まってきたことだし、ついでに他も登っとくか!

 

 

 

というわけで、自転車で向かった先は。

 

 

 

 

 

徳勝門。

 

 

 

 

青空バックに、いざ!

 

 

 

 

 

一歩一歩階段を上ると、城壁マニアでなくても気持ちは高まります。

 

 

 

 

 

城壁の上に到着~。

これだけ気持ちの良いお天気なので、すぐ近くで誰かが凧を揚げているようですね。(写真左側に点々と・・・)

 

 

清明節には凧揚げの習慣もあるしなぁ。(ま、清明節関係なく、凧揚げてる人よく見るけど)

 

 

 

 

楼閣の中。

何やら色々展示してありましたが、あまり興味はそそられず。

 

 

 

 

ゴミ箱のお口あ~ん!の方が可愛くて印象的だった。

 

 

 

 

門の周辺。

 

 

 

 

北京の春は、(空気さえ良ければ)どこへ行ってもお花が咲いて美しい。

 

 

 

 

さて、こちら。

正面入り口から入ったところなのですが、左側に何かあるの、わかりますか?

 

 

 

 

このお金の真ん中の空洞部分に小さな"鐘"がぶら下がっているのですが、そこに硬貨を投げて当たったら、あんさんラッキーでっせ!というわけ。

 

 

 

そこで、お財布に入ってた少額硬貨1角(約1.7円)を、夫婦二人で真剣に投げる! 投げる!!!

 

 

結果・・・。

 

 

 

おぉぉぉぉぉ~!!!!!

 

夫、見事に命中~! 

 

 

キーンと、それはそれは澄んだ美しい音が響きました!

おいおい、どうする? これから幸運がゴロゴロ舞い込んできたら!!!

 

 

 

 

・・・と浮かれるのは早かった。

このブログを書くために、その日撮ってきた説明書きをよ~く見てみたら。

 

 

 

チケット売り場で専用のコインを購入してください。

清代の銅貨:10枚10元  普通の硬貨:50枚10元

 

 

 

 

 

えぇぇぇぇ~???

これって、有料やったん!? 

 

 

 

 

っていうか、みんな自分のお金投げてたやんっ!

 

すぐそばで警備員が見ててもノーチェックやったしっ!!!

 

 

 

 

 

ご利益あるんだかないんだか・・・。

微妙です。


1980年開業!中国で初めての"私営食堂" ≪悦賓飯館≫へ!

2018-04-08 20:47:02 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

先日、夫が興味深いお店の情報をゲットしてきました。

その名は≪悦賓飯館≫。

 

開業は1980年。

それまで基本的にあらゆるものが国営だった中国で、初めての"個人営業"の食堂としてオープンしたのがこのお店。

 

 

ほそ~い"翠花胡同"の奥にある、そのお店。

 

 

 

小さな門構え。

 

悦賓飯館

翠花胡同43号

 

 

 

 

 

お昼時を少しずらして行ったのですが、それでも大人気店!

紙切れを渡されたので見ると、殴り書きのような「11」だか「17」だかよくわからん文字。

夫が確認したところ、現段階で13番らしいので、この殴り書きは17と判明。

 

 

 

 

それほど広くはない店内。

古いお店だけど、客層はわりと若い人が多いかな?

 

 

 

経済、文化両面の変遷著しい北京。

こじゃれたお店が次々とオープンする中。

 

 

 

 

なんとも懐かしい感じのお店。

 

 

 

そうです。

ほんの十数年前まではこんなお店がゴロゴロだったんです。

 

この懐かしい雰囲気に、早くも私たちはワクワク!ワクワク!

 

 

 

 

 

ステンレスの洗面器にど~んと入れて、一気にお片付け!

いいぞ!いいぞ~!

 

 

待つこと、10数分。

相席でいいならどうぞ・・・ということで、いよいよランチタイム!

 

 

 

 

 

 

お昼なので、2人で半分こ。 

メニューには青島ビールもあったのですが、それは「めいよ~(没有:ないよ!の意)」の一言で却下。

 

 

で、そのビールのお味はと言いますと。

 

 

 

 

 

 

 

まっっっっっず~!!!!!

不味っ! 不味っ!!!!!

 

 

 

一応冷蔵庫っぽいのに保管されていたようなのですが、とにかく ぬるい! (この辺が昔懐かしの中国基準なのか)

 

それこそ昔の中国は「冷たいビールを!」といちいち念を押さないといけなかったけど、今はほぼその心配はなし!

 

 

 

 

 

 

・・・油断してました。

さすが、1980年開業。 時代の流れにはそうそう身を任せませんぜ!といったところか。

 

 

 

で、肝心のもぐもぐ。

周りのテーブルを見ると、どうやら一皿のボリュームがなかなからしい。(これも昔の中国あるある)

 

 

というわけで、人気の・・・。

 

 

 

海老の炒め物。

内陸の北京で海老料理というと、小ぶりの海老が出てくることが多いのですが、ここはなかなかしっかりした海老! しかもプリップリ!

 

 

そして、このお店オリジナルの一品。

 

 

 

 

五絲桶

豚肉、鶏肉、セロリ、ネギ、生姜の細切りの5種類が、からりと揚がった薄焼き卵か湯葉のようなもので巻かれている一品。

 

 

 

 

餅(bing)で巻いて醤(jiang)をつけてもGOOD!

 

 

 

ビールはともかくとして、ご飯は美味しかった!

お値段も実にリーズナブル。

 

 

ちなみに相席になった中国人2人はこのお店の人気メニュー「豚もも肉のにんにく醤油だれ」も注文してました。

で、その数分後。

 

「ご飯、2人前お願い~!」

と注文。

 

 

 

 

うんうん。

ここのお料理は、白いご飯に合う!

 

 

 

 

 

注文してからあっという間にお料理が運ばれてきたので、待ち時間のわりに滞在時間は短かったかも。

 

 

衛生面とかビールの美味し不味しとか、トイレ事情はどうなの?とかそういうのが気にならない方は、一度訪問してみては?

そして、ここ数年のこじゃれた都会北京しか知らない・・・という方にこそおすすめしたい、懐かしさあふれるお店です。

 

 

 

 

~おまけ~

 

 

お店のすぐそば。

せま~い胡同に路駐した車。

 

 

 

壁にぺったり!!!

その路駐テクニック、すごすぎ!!!

 

 

 

『悦飯』

近所のおばちゃん家にご飯食べに行ったような雰囲気でした。

悦飯についての記事 → コチラ


清明節 ご先祖様のために燃やすのは、お金、そして・・・銀行まるごと!?

2018-04-06 21:00:42 | 北京暮らし 中国のひとびと

昨日 4月5日は。

 

 

清明節。(故宮博物館のカレンダーなのですが、左のあほづらに見える犬も、立派なお宝らしい)

 

 

昨日から中国は清明節の3連休。

この日はみなさん、お墓参りをするという習慣があるのですが、その際。

 

 

 

このような紙のお金も一緒に燃やして、ご先祖様があの世でもお金に困らないよう・・・とお祈りするのだそう。

 

 

 

 

 

ま、こんな感じでデコったお金もあるみたいですが、最近では故人の好みに応じて色々あるようで・・・。

 

 

 

 

ウォーターサーバー??

いつでもどこでも、お水は大事ですもんね!

 

 

お水つながり・・・ではないのだけど。

 

 

 

洗濯機!

 

 

・・・そんなに洗濯好きな故人やったんやろか?

 

 

 

カメラ好きならこちらを!(ちなみに、ソニー)

 

 

 

テレビ大好きのあの人には、こんなのいかがでしょうか?

 

 

 

 

今ではすっかり車社会の中国ですので。

 

 

 

 

思い切ってポルシェを!

 

 

 

 

こちらはベンツ。

ちなみに、組み立てるのは子孫の仕事らしく、「ここ、ポイントやで! 折り目はきちんとね!」みたいなアドバイスあり。

ちゃんと作らないとあの世でご先祖様が笑いものになりますから、ここはちゃんと折らないとね。

 

 

 

これだけ高級車をいただいたら何も文句言えないと思うのだけど、中には欲張りさんもいらっしゃるようで。

 

 

 

 

自家用飛行機かいっ!!!

(どこ行くつもりや?)

 

 

 

乗り物はもちろん、住居も当然大事よね。

というわけで。

 

 

 

おうち。

 

 

 

 

お庭もプールもついているので。

 

 

 

 

屋外に置いてもぴったり。

 

 

 

 

さっきの車も一緒に置いちゃえ!

 

・・・って、家と車のサイズ、合ってへんのとちゃう?

(もっと言ったら、後ろの椅子とのサイズもめちゃくちゃ)

 

 

 

このくらい大きな家じゃないと、バランスとれませんわ。

 

 

さてさて。

最近の中国はもう、スマホなしでは生活できないほどのIT社会。

 

 

 

ご先祖様にも必須アイテムですね。

 

 

ご丁寧に、「時計のベルトは男女で色が異なるのでご注意を!」との記述が。

 

 

 

・・・ほんまや。

時計のベルトがこちらは赤。それ以外のアイテムも微妙に色が違う。

 

 

 

 

・・・とまあ、みなさま。

あの世のご先祖様の好みを色々考えておられるようですが、いやいや、もう面倒くさいわっ!という方もいらっしゃるでしょう。

 

そんな時はいっそ。

 

 

 

クレジットカード!

これさえあれば、何でも買えるやろっ!

 

 

 

 

あるいは・・・。

 

 

 

ATMごとプレゼント!

 

 

 

あるいは、いっそ。

 

 

 

銀行まるごとご先祖様に贈っちゃえばいかが?

 

 


長崎旅その11 平和公園へ・・・

2018-04-04 22:08:29 | 2018.02一時帰国 長崎旅行

2月21日。長崎旅7日目。

 

 

この日は朝から路面電車に乗って。

 

 

 

 

長崎原爆資料館。

 

 

 

 

平和公園(原爆落下中心地)。

 

 

 

 

平和公園(平和祈念像・平和の泉)。

 

 

 

前日の夜、長崎の夜景を見るツアーに参加したのですが、ガイドさんの説明に言葉を失いました。

 

 

 

 

原爆によって、目の前に広がる長崎の灯りが一瞬にして消えたのだと・・・。

 

 

 

これまで映像や写真、文章で原爆についての知識はあったものの、それらは"知識"に過ぎなかったのだと実感しました。

自分が今目にしているものが一瞬に消えるという具体的な説明を受けて。

 

 

 

 

改めてなんと恐ろしことが起きたのか、そして、この人々の命を絶対に、二度と恐ろしい戦争、兵器で失ってはいけないのだと、"実感"として自分の中で強烈に突き刺さってきたのでした。

 

 

 

続いて。

平和公園からは、再び路線バスで移動します。

 

 

 

 

路線バスのキャラクター? 猫さん、かわいい・・・。

 

 

 

 

歴史ある路線バス。

 

 

 

 

お昼ご飯は、↑この広告にある『吉宗』に再び訪問予定ですが、まだ少し時間があるので。

 

 

 

 

街をぶらぶら。

古い建物はなんと、交番!

 

 

 

 

足元のマンホール(?)が可愛い!

 

 

 

通り沿いのお店で、ちょっと遅れちゃったけど夫にバレンタインデーのプレゼントを。

 

 

 

 

道端で出会ったにゃんこは、実に懐っこい! もっふもふ。

 

 

 

てくてく歩いてお腹がすきました。

人気店『吉宗』はランチ時ということもあり行列でしたが、並ぶこと数十分。

 

 

 

 

 

ミニ卓袱料理を日本酒で!

 

 

 

そして、食後は。

 

 

 

 

『マツコの知らない世界』でも取り上げられていた『ニューヨーク堂』さんで。

 

 

 

 

ソフトクリーム!

なんだか懐かしいやさしい味。 うまうま~!

 

 

 

 

"なんばんえびす"さんとやらにもご挨拶。

まだまだ長崎めぐりは続きます。


大人気店! 移転後の『五臓六腑』でもぐもぐ!

2018-04-02 21:04:24 | 北京暮らし もぐもぐ編 日本料理

以前もブログで紹介しました居酒屋さん『五臓六腑』。

 

移転すると聞き、オープンはいつかな?いつかな?・・・と心待ちにしているうちに、うっかりちゃっかり忘れてしまい、気づいたら。

 

 

 

移転後の新店舗、とっくにオープン。

 

 

 

・・・って、お店、どこ?

 

 

 

 

ここ。

看板がないけど、ここです。

(最初自信がなくて、ぐるぐるとビルの周りを一周してしまった・・・)

 

五臓六腑

新東路新源西里19号楼格納斯大厦105-106室

 

 

 

 

こじんまりとした店内。

テーブル数個、あとはカウンター。

 

 

なので、予約がおすすめです。(平日でも予約でいっぱいでした)

 

 

 

 

この日はカウンター。

 

 

 

 

以前のお店でも使われていたタイルがここにも。

 

 

 

 

あざやかな手つきで、次々とうまうまなお料理が生まれます!

 

 

 

 

では、(信じられないくらいのピント外れ写真ですが)かんぱ~い!

 

 

 

 

豚しゃぶサラダ。 お肉がやわらかい!

 

 

 

 

 

ごぼうの揚げ物。

ほくほく! ごぼうってこんなに甘いんやっ!!!

 

 

 

 

レンコンの肉詰め。 ジューシー!

 

 

 

 

串もどれも美味。 

 

 

そして。

 

 

 

がっつり食べ応えのあるカツオのたたき。

ニンニク、ショウガ、青じそ、おネギなどなど薬味をたっぷりのせてあり、実に私好みの味であります。

 

 

 

他の日本食屋さんに比べてボリュームがあるので、美味しくもぐもぐ、おなかいっぱい!

確か以前はもつ鍋メインのお店だったような気がしますが、それ以外のお料理もとっても充実しています。

 

 

 

・・・それにしても。

 

 

以前行った時(の内容は→こちら)と注文内容がほぼ一緒だったことにびっくり。

美味しかったからまた注文した・・・というのもありますが、次回はもう少し別のお料理にチャレンジしてみようっと。