北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

雨の天壇公園 牡丹を探して

2021-04-30 17:46:24 | 北京暮らし おでかけ編

小雨が降る中、天壇公園へ行ってきました。

目的はもちろん・・・。

 

牡丹!

 

 

 

以前ライラックを見に行った時、牡丹エリアも結構広いことに気づきました。

 

 

 

と言っても、このようにいくつものスペースに分かれて植えてあるので、円明園のような見渡す限り牡丹~!という感じではありません。

 

 

 

 

見ごろは過ぎた感じですが、まだまだ大きく美しい牡丹があちこちに。

人も少なめで、ゆっくり写真を撮っていると。

 

 

 

・・・小雨が降ってきました!

 

 

 

が。

 

 

 

雨の中並んで、牡丹をスケッチする人々。

 

 

 

私は傘を持ってきていなかったので。

 

 

 

 

この人みたいにショールをかぶって、とりあえず雨宿り。

ちなみに前方のエリアでは、みなさんトランプゲームに夢中。

更にその向こうでは、雨の中傘を差しながら大声で合唱する人々。

 

 

雨くらいで趣味を放棄してる場合じゃないんですね。

 

 

 

 

しばらくして雨が一旦やんだので、牡丹をもう一度見に行くと。

 

 

 

 

雨に濡れた姿が、また美しい。

 

 

 

 

 

 

太陽の下の牡丹もいいけど。

 

 

 

 

今日の牡丹もまた美しかったなぁ。

 

 

牡丹エリアのすぐそばにはシャクヤクの蕾がいっぱい。

来週からはシャクヤクの出番です!

 

 

 

 

また雲行きが怪しくなってきたので、今日は早めに切り上げて帰りましょう。

 

天壇公園の北エリアには。

 

 

 

 

たくさんの植木鉢。

 

 

 

 

管理区と書かれた場所できちんとお世話をして、季節がやってきたら参観エリアに持っていくのかな?

 

 

 

 

こちらは月季。コウシンバラ。

 

 

 

 

もうすぐしたら、北京市内のあちこちで月季が見られます。

 

 

 

 

 

ほんの少しだけど、藤も咲いてた。

 

 

 

今日も天壇リスさんにごあいさつ。

 

 

 

雨の天壇もまた良し、なのでした。

 

 

 

 

 


国家博物館 8000年前からの彩色土器展

2021-04-28 19:49:18 | 北京暮らし おでかけ編(博物館)

今回も博物館で見た展示の備忘録です。

結構長くなったので、ご興味のある方はお付き合いくださいませ。

 

 

甘粛省、有名な都市として敦煌がこの省に属します。

そこで見つかった、彩色模様がある陶器の展示。

 

 

 

 

計194点の展示。

これは面白い!時間をかけて見なければ!と思い、朝イチでやって来ました。

 

 

 

 

甘粛の彩陶文化はこのように8000年前の時代からいくつかの文化に分かれています。

 

 

 

 

 

まずはこちら。

今から8000年~7000年前。大地湾文化のもの。

この頃は農耕が中心だけど、魚を捕ったり狩りもしていたそう。

世界でも最も早い彩陶文化です。

 

 

 

いやいや、今から8000年前にもうこんな文化があるって、展示のしょっぱなから圧倒されまくりです。

 

 

 

 

 

 

 

続いて、下の彩陶から時計回りに、仰韻文化の初期、中期、後期。

だいたい今から7000年~5000年くらい前。

もうこんな完成度の高い彩陶が作られているんですね~。

 

 

 

 

馬家窯文化。今から5000年~4000年前。

この時期一気に彩陶文化が花開き、豊富なデザイン性、繊細なタッチの画などが作られました。

 

 

 

 

 

斉家文化。 今から4200年~3700年前。

素焼きの陶器が多くなり、彩色陶器の割合がぐっと減少。 品質もこれまでより落ちたのだとか。

確かに一目見てそれがわかります。

 

 

 

 

四壩文化。 今から3900年~3400年前。

中国より西側の文化の影響を受け、更に牧畜生活を反映した作品も多く見られるそうです。

 

 

 

 

 

 

辛店文化。 今から3400年~2800年前。

牧畜を中心に農業も行っていた時代。

陶器のデザインは比較的シンプルになったとか。

 

 

 

 

 

沙井文化。 紀元前3000年~2500年。

説明文をそのまま訳すと、

「沙井文化は我が国最後の彩陶古文化である。ラクダの鈴の音が西へと向かい、それに合わせてこの文化はゴビ砂漠の中消えてゆき、こうして甘粛彩陶文化に終止符を打ったのでした。」

 

 

 

 

では、ここからは特徴のある彩色陶器をご紹介していきます。

 

 

 

 

目立つところに置かれた、馬家窯文化時代の彩陶。

 

水の渦巻きのような模様、そのなめらかで美しい模様は馬家窯文化を代表するもので、「彩陶の王」とも称されます。

 

 

 

 

 

 

馬家窯文化の彩陶。

この時代、人々は自分自身に目を向け、人を描いた彩陶が多く見られます。

これが神なのか人なのか、男なのか女なのか、議論は深まるばかりでいまだに謎。

ただ、原始的な信仰の表れであろうということは読み取れます。

 

 

 

 

 

馬家窯文化。

泣いているような表情の彩陶。

恐らく、死者に対する哀悼の表情と読み取れます。

当時草原に住む民族は死者に向き合う時、小刀で自分の顔に傷をつけ、血と涙を一緒に流して哀悼の意を表したのだとか。

 

 

 

 

こちらは、神をモチーフにしたデザインがどのように変化したのかという図。

リアルに描かれていたのがどんどんデザイン化しています。

 

 

 

 

 

馬家窯文化。

もともとはカエルの爪(? 手?)がどんどん変化して最後は獣の爪に変わる様子を描いたもの。

 

 

 

 

なぜいきなり、カエル!?

この頃、人の首、カエルの姿というカエルと合体した絵が現れました。

原始信仰の表れともいわれています。

 

 

 

 

馬家窯文化。

神を描いたと思われるものの間に丸い模様。神と思われるものの頭部分にも丸い模様。

つまり、真ん中の丸いのはカエルの卵なのだとか!

また、他の神を描いたものと比べてこれは手足が短いので、これは赤ちゃんを描いているのではないか、そしてそこに生命生殖への崇拝の意味が込められているのではないかとも言われています。

 

 

 

仰韻文化。

これ、なんだかわかりますか?

 

 

「オオサンショウウオ」なんです。

ここでも、体はサンショウウオだけど顔は人・・・のようなデザインが見られるそうです。

 

 

 

この二つは、辛店文化。

太陽や犬など、自然をモチーフとしたデザインが見られます。

特に単調な生活だった遊牧民にとって太陽は最も重要な自然のモチーフだったようです。

 

 

 

 

馬家窯文化。

この解説が面白かった!

 

「ビールジョッキに見えません?

でもね、この時代まだ中国にはビールはないんです。ま、アルコール度が低い飲み物はありましたが。

この頃気候の変化によって農耕は衰退し、代わりに牧畜がメインとなりました。なので、これは乳製品を入れるものと思われます。

ちなみに右側の突起は単なる手を添えるためのもので、飲み口とかではありません」

 

 

 

馬家窯文化の一番の特徴は螺旋模様。

これらのデザイン、もともとはすべて「鳥」なんです。

右上はかなりそぎ落とされてシンプルになっていますね~。

 

 

 

仰韻文化。

これはもう、おわかりですね。

お魚です。

写実性の高い初期のものから、どんどんデザイン性が高くなっていくのが面白い!

 

 

 

馬家窯文化。

これはカエルをイメージしたもの。

 

 

 

仰韻文化。

これはなんでしょう?

 

「豚」なんです。

上の大きい丸が「目」、下の小さい丸が「鼻」。

ぐるりと一周描かれているのですが、目と鼻がそれぞれ対になっているのではなく、二つの鼻が隣りあう目を共有しているという不思議なデザインがすごい!

 

 

 

仰韻文化。

これは、犬が獲物をめぐって争っている場面だそうです。

上の図が予想図。

 

 

 

 

辛店文化。

今から3400年~2800年前には、人間の画も描かれしかも祈祷のようにも見えると解説されています。

 

 

 

 

今見てもかわいいモチーフがいっぱい。

 

いやぁ、楽しい展示でした!!!

 

 

 

他の展示同様、デジタル面でも楽しめて。

 

 

 

 

 

画面をタッチすると、どの時代にどんな彩陶が発掘されたかが一目瞭然。

 

 

 

 

こちらは自分の好みの彩陶を作ることができるスペース。

 

 

この展示はあと1週間ほどで終了です。

 

 

 

 

 

 

 


北京のケーキ! 可愛いけど高い~!

2021-04-26 18:01:47 | 北京暮らし いろいろ

先日、ショッピングモールを歩いていたら。

 

 

 

こんな可愛いケーキが!

思わず写真を撮らせてもらいました。

 

 

奇麗なブルー、かわいいシロクマ。

私の好みストライクゾーンど真ん中です!

 

 

 

店内には他にも。

 

 

 

 

こちらもシロクマ。

 

 

 

 

ゴージャスなクマもいるぞ!

 

 

 

 

 

実にシンプルなシロクマ。

いやぁ、かわいい!

 

 

 

・・・のだけど。

 

 

 

 

お値段、めっちゃ高い。

 

シンプルなシロクマは6インチ(15.24センチ)で、日本円で約15000円!!!

 

 

 

 

 

・・・シンプルとか言ってすんまへん。

 

 

 

 

 

 

中国の人が大好きなドリアン型ケーキは6インチで6600円。

 

 

 

 

 

 

アナ雪。

どこまで食べられるのかわからないけど、6インチでこちらも約6600円。

 

 

 

 

 

シャネルのバッグ型&グッズに至っては、6インチで23000円以上・・・。

 

 

これは・・・どういう人が買うんやろ?

 

 

 

 

 

本当にかわいいケーキだけど、私は目で楽しむだけにしておきます。

 

 

 

 


北京で《浮世絵展》

2021-04-24 17:22:15 | 北京暮らし おでかけ編

先日。

 

北京で開催中の浮世絵展へ行ってきました。

 

 

 

一歩中に足を踏み入れると。

 

 

 

 

おぉっ!!! 派手やなっ!!!

 

 

 

 

浮世絵をまとったMINI。 乗りたいなぁ。

 

 

 

 

今回の展覧会。

100点以上展示されています。

 

 

 

 

かの有名な葛飾北斎の赤富士こと『凱風快晴』。

 

 

 

 

同じく葛飾北斎の『神奈川沖浪裏』。

 

 

 

それぞれの作品の横にはQRコードがあり、それをスキャンすると作品の説明を読むことができます。

 

 

 

『両国橋大花火之真図』

隅田川の花火を描いた一枚。

 

橋の上の人ごみがすごい!

説明によると、1897年花火大会の最中に落ちてくる火薬を避けようとした人々が橋の上に集中して橋が壊れ死者も出たため、木製の端が鉄製に造り替えられたのだそうです。

 

 

 

 

『浅草金竜山之図』

作者井上探景はわずか26歳で死去した浮世絵師。

 

真っ白に覆われた大地、浅草寺の赤、傘をさして歩く人々、穏やかな静けさを伝える一枚。

 

 

 

 

『浅草公園遊覧之図』

 

画面後方に浅草凌雲閣。(関東大震災の時に大きく損壊し、その後再建も断念された)

中央の女性の着物には藤の画が描かれるなどとても華やか。右側の女性の着物はシンプルだけど、それでも優雅さを失わないと説明されています。

 

 

 

 

『源平八嶋大合戦之図』

 

壇ノ浦の戦いを描いた一枚。

中央の船は安徳天皇の御座船。

 

 

 

 

『奥御殿泉水遊覧図』

 

江戸城大奥で鯉に餌を与える様子を描いた一枚だけど、よく見ると魚に人面が!!!

しかもこれらは当時の歌舞伎役者を表しているらしく、例えばここでは六代目市川団蔵が描かれているそうです。

 

 

 

 

『西京四条夕涼図』

 

鴨川の床です。

 

 

 

 

 

『参宮上京道中一覧之図』

 

初代歌川広重。

すごろく風の江戸から京都までの地図です。

 

 

 

さて、浮世絵本体はもちろん、展覧会場もなかなか楽しくて。

 

 

 

入口近くのスペースには、ど~んと浮世絵を体感できるように壁一面がこのような感じ。

 

 

 

 

浮世絵の世界を体感できるスペースも。

 

 

 

 

今回の展覧は3つのテーマに分けられていて、それぞれの展示も楽しい。

 

 

 

そして・・・。

 

 

 

 

こんな体験もできるのでした!

凧揚げの人、ポージングが上手!

 

 

日本にいる時ですらきちんと浮世絵を見たことがなかったのですが、こんなにたくさんの作品を北京で見られるなんて本当に良い機会に恵まれました!

5月6日まで、今日美術館で開催中です。

 


北京植物園のチューリップの規模が想像以上だった!

2021-04-22 17:21:31 | 北京暮らし おでかけ編

以前から植物園のチューリップはすごい!と聞いていたので、市内からちょっと遠いのですが行ってきました。

 

果たして、チューリップは咲いてるかな???

 

 

 

 

 

おぉぉぉぉぉ!!!

 

 

 

 

 

なんじゃ、こりゃ~!

 

 

 

先日の牡丹に続き、またしてもその規模の大きさに圧倒されました。

 

 

 

 

 

20万株以上。100余種類。

 

 

 

 

 

植物園のスタッフは毎年、テーマの決定に始まり球根選び、配色や植え付け等々・・・

 

 

 

 

約1年の時間をかけてこのチューリップ展を作り上げるそうです。

 

 

 

 

 

なので、今年のチューリップの見ごろが終わればすぐ、来年の準備に入るというわけです。

 

 

 

 

 

 

 

紫のチューリップの中に黄色いチューリップ。

まるで鳥が飛んでるみたい。

意図的かな? 偶然なのかな?

 

 

 

 

 

チューリップと風車はやっぱり相性がよろし。

 

 

 

 

 

 

おまけ:水晶にチューリップを閉じ込めてみました。

 

 

 

 


円明園の牡丹園は想像を絶する規模だった❗️

2021-04-20 20:27:45 | 北京暮らし おでかけ編

そろそろ牡丹が見頃かなとネットで北京の名称をチェックしていたところ、円明園が今見頃との情報が目に入りました。

早速予約して、円明園へgo!




お船も再開しているようですが、今日の目的は牡丹。牡丹園を一目散に目指します。




牡丹、咲いてるかな?

どうかな?



 

 

 

うわぁぁぁぁぁ!




 

 

なんじゃこりゃ〜!!!




 

 

見事に満開です!



 

 

 

いやもう、どこを見ても牡丹だらけ。


 

 

 

あまりに多いからか、ネットでも「何万株もの牡丹」としか表現されず、具体的な数は分からないのですが。



 

 

いくつもの種類が広い敷地内のあちこちに咲いていて。




 

 

ただただ圧倒されました。



 

 

これまで何とか訪れていますが、こんなに絶妙なタイミングに牡丹を楽しむことができたのは初めてかも。



 

 

いろいろな種類があるので、ゆっくりスケッチしたり、手帳片手に何やら書き込んでいる研究者ぽい人もいました。




 

 

ゆっくりお散歩すると、牡丹の良い香りに包まれます。

 

 

 

 

 

中国の公園や名所の規模には毎回驚かされるばかり。

 

 

 

 

 

円明園の牡丹はまさに今!

時間の許す限りまた見に行こうと思います。


 


景山公園の牡丹、中山公園のチューリップ、そして楽しそうな人々!

2021-04-19 18:13:41 | 北京暮らし おでかけ編

この週末はお天気に恵まれたので、北京の公園へ。

まずは、こちら。

 

牡丹で有名な景山公園。

 

 

 

 

美しい牡丹が。

 

 

 

 

少しずつ咲き始めました。

今週からそろそろ見ごろが始まるかな。

 

 

 

 

仲間外れはどれでしょう?

 

 

 

答えは。

 

 

 

 

 

黄色いのはご当地アイス。

最近あちこちで流行っています。

 

 

 

日曜日の景山公園。

一歩公園に足を踏み入れると、あちこちから大合唱が聞こえてきます。

 

その声をたよりに歩いていくと。

 

 

 

高らかに歌い上げる人々。

指揮者、そしてハーモニカ(?)の伴奏も。

 

 

 

 

 

素敵なおじさんが指揮者。

と~っても楽しそうに指揮してらっしゃったので、みんなのびのび歌声を響かせています。

 

 

 

あちこちでジャンルの異なる合唱が繰り広げられ。

 

 

 

 

歌詞付き、数字譜付きの親切な合唱隊も。

自分好みの場所で自由に歌う感じなのかな?

 

 

 

ちなみに、景山公園にもチューリップは咲いていますが。

 

 

 

 

不思議なデカ蝶が。

 

 

 

というわけで、チューリップと言えば・・・の公園に向かいました。

 

 

 

 

中山公園。

 

 

 

 

今月に入って咲き具合をチェックしに何度か訪れましたが、今週末がピークかな。

 

 

 

 

 

東門周辺にはずら~っとチューリップ花壇。

その他西門、南門周辺、公園中心部にも花壇。

 

 

 

 

 

ライラックも咲いて、なんと美しい!

 

 

 

 

 

95品種、25万株だとか。

 

 

 

 

 

なので、初めて見るチューリップもいっぱい。

 

 

 

 

 

こちらは、「情熱のインコ」という名前。

 

 

 

 

 

なじみのあるチューリップとはちょっと違う形のものもいっぱい。

 

 

 

晴天だったので、光を受けたチューリップはキラッキラ!

 

 

 

 

・・・と、そんなチューリップの背後で盛り上がっている皆さんが。

 

中山公園と言えばこちらも有名。

 

 

 

 

以前もブログで書きました、「お見合い」です。

 

個人情報が細かく書かれた紙を仲介人が並べて、それを見て興味がある人は仲介人のスマホで当人の写真を見せてもらったり詳しい話を聞かせてもらったり。

大半は親世代が見に来ているのですが、親子で来ている人もちらほら。

 

 

きちんとベンチに並べてもらえると良いのですが、ベンチにスペースがなかったり、仲介人がいい加減だと。

 

 

 

 

・・・この扱いはひどくないか?

 

 

 

 

 

 

以上、楽しい中国の公園さんぽでした。

 

 

 

 

 


すごい!三星堆遺跡!!!

2021-04-17 20:21:25 | 北京暮らし おでかけ編(博物館)

「三星堆遺跡」をご存じでしょうか?

紀元前2000年、あるいはそれ以上古い時代に属するもので、四川省の三星堆という場所で発見されたのですが、その出土物がすごいんです!

 

 

目がびょよよよよ~ん!!!!

 

 

その名も「青銅縦目仮面」。

 

 

 

 

 

青銅人頭像。

 

 

 

2010年、当時日本にいた私たちは四川省成都に旅行に行ったのですが、その時訪れた三星堆遺跡博物館にはこれらの出土物がずらりと展示され、一目で魅了されたのでした。

 

 

その三星堆遺跡。

先日新たな発見が続々発表され、これまで以上に不可思議な出土物が見つかったのだとか。(詳しいニュースは → コチラ

 

実に個性的な仮面なので、「これらは異星人の文明なのでは?」と考える人もいるようですが、専門家はきっぱり否定。

とは言え、実にロマンにあふれた遺跡です。

 

 

 

できることなら四川省の博物館へ行きたい!

・・・のですが、そう簡単にもいきません。

 

 

 

が、しかし!

北京には国家博物館があるではないか~!

 

 

 

というわけで、冒頭の写真2つを含む展示を見てきました。

 

 

 

 

三星堆遺跡が好きなので、ついつい関連するグッズを探してしまうのですが。

 

 

 

 

スマホはマスキングテープでデコって。

 

 

 

 

ブックマーカーをネックレスにアレンジ。

 

 

 

 

そして、仮面の指輪。

 

 

 

 

これらを身に着けて、いざ!

 

 

 

青銅縦目仮面と記念撮影。

 

 

 

 

博物館へは週1回ペースで通っているので、これからも会いに行こうっと!

 

 

 

 


ライラック咲くカフェ ぽっちゃり猫2匹分の距離?

2021-04-15 17:36:21 | 北京暮らし もぐもぐ編 カフェ(カフェ部)

てくてく、てくてく。

良く晴れた空気の良い日はできるだけ歩きます。

 

向かった先は。

 

 

 

VOYAGE COFFEE 春風書院

東不圧橋49号

 

 

 

 

 

 

北京の伝統的家屋 四合院を改装したカフェ。

 

 

 

 

 

川沿いにもテーブルが並びます。

 

 

 

 

 

 

 

 

お庭には大きなライラックの木。

 

 

 

 

 

あまい香りが漂う中で、のんびりカフェタイム。

 

 

心地よい空間。美味しいコーヒー。

そして、何より私の心をつかんだのが、こちら!

 

 

 

 

 

「ぽっちゃり猫2匹分の距離を保ってね」

 

 

ソーシャルディスタンスの案内がなんと可愛い!!!

 

 

 

入口には猫用カリカリのお皿があったので、運が良ければにゃんこに会えるのかな?

 

 


国家博物館 《銅鏡展》

2021-04-14 19:47:30 | 北京暮らし おでかけ編(博物館)

だいたい週1回のペースで国家博物館へ行っています。

わざわざブログのネタにするほどではないなぁ・・・と思うものの、日本に帰国したら恐らく見られないものばかりだろうと思うと写真を撮りっぱなしというのも勿体ないので、自分の備忘録として博物館ネタもアップしようと思います。

(博物館内はフラッシュ・三脚を使わなければほぼ撮影OKです)

 

 

 

今回は《銅鏡展》。

 

 

 

よく見ると外枠の方に文字が彫ってあります。

こんな素晴らしいものが、西暦25-220の東漢(日本では後漢と呼ばれる)時代のもの! 日本は弥生時代。

 

 

 

 

こちらも同時期。

すでに車が彫られていることに驚き。

 

 

 

 

 

唐(618-907年)の銅鏡には螺鈿の細工。

 

 

 

 

こちらも唐の時代。

月にまつわる神話がモチーフ。

 

 

 

 

 

 

むしろ金の時代(1115-1234年)の方がざっくりしてるな。

 

 

 

 

 

明(1368-1644年)になると、模様もなんだか優雅。

 

 

 

 

清朝(1644-1912年)の銅鏡は、こどもをモチーフにしたデザイン。

 

 

 

 

こちらの明の銅鏡は、おめでたい文字を並べたもの。

 

 

 

 

 

 

 

日本に伝わった銅鏡についての説明もありました。

 

 

 

この展覧は見せ方も楽しくて。

 

 

 

 

例えばこの唐の時代の銅鏡。

すぐそばにある画面に触れると。

 

 

 

 

 

それぞれのモチーフの説明が表示される仕組み。

 

 

 

 

なんだかちびっ子が集まってるなぁと思ったら。

 

 

 

 

 

パズル形式で銅鏡の模様を完成させる画面。

 

 

 

 

 

そして、こちら。

 

 

 

 

 

本体はこちら、前漢(紀元前206-8年)の時代の銅鏡のデザインなどを紹介した画面ですが。

 

 

 

 

こうして画面に触れると、ぐる~っと3Dで自由自在に銅鏡を動かして自分の見たいパーツや反対側の様子が見られる仕組みなんです。

 

 

 

 

国家博物館は無料なので、予約さえとれば誰でも参観できます。

北京にいる間にできるだけ足を運んで、ここでしか見られないすごすぎる展示を目に焼き付けておこうと思います。

 

 

 

 


天壇公園 ライラックのトンネルへ

2021-04-13 19:24:07 | 北京暮らし おでかけ編

素晴らしい晴天に恵まれた今日。

向かった先は、天壇公園。

 

お目当ては・・・。

 

 

 

ライラックのトンネル!

満開です!

 

 

 

 

 

1km続くこの「丁香大道(ライラック大道)」。

風が吹くたびにライラックの甘い香りに包まれます。

 

 

 

 

1週間前に来たときは。

 

 

 

 

ほとんどがこのような蕾の状態でした。

 

 

たった一週間で。

 

 

 

 

この通り!

ライラックのトンネルです。

 

 

 

 

 

週末に「ライラックが満開だ!」とローカルの人々がネットでアップしていたので、見ごろを逃してはいかん!と昨日見に行ったのですが、残念ながら昨日は非常に空気が悪く納得いかない・・・。

 

というわけで、今日もう一度やって来ました。

 

 

 

やっぱり青空の下、きらきらと美しい!

 

 

 

 

 

 

今日来て良かった~。

 

 

 

天壇公園はあちこちで春の花が見られるのですが、東門から北→西・・・と歩いていくと。

 

 

 

二月蘭(諸葛菜、オオアラセイトウ、ムラサキハナナ)が見渡す限り広がっているのです!

歩いても歩いても目の前に広がる二月蘭。 

ため息がでるほど。

 

 

 

 

これだけ木々や花が多いので、かわいい動物たちも姿を見せてくれます。

 

 

 

 

 

木の上の方。

巣の中でほっこり。

 

 

 

 

黒いお帽子、水色の長いしっぽのオナガ。

 

 

 

 

 

右の木で羽ばたいています。

 

 

 

 

今日はリスと目が合ってしまった!

 

 

 

 

ライラック大道ではローカルの人々がお写真を撮ったり、お散歩したり。

 

 

 

 

目の前の老夫婦は、にこにことお互いにスマホで撮りあって、ライラックを見上げては感嘆のため息。

本当にかわいいご夫婦でした。

 

 

 

 

春の天壇公園。

どの瞬間も本当に美しい!

 

 


故宮の海棠はまた格別!

2021-04-11 19:21:40 | 北京暮らし おでかけ編(故宮)

川沿いの海棠が見頃なら、きっと故宮も・・・。

と、出かけたのが木曜日。

 

 

満開でした!

 

 

 

 

 

ここは、文華門。

ここ一帯が海棠の林のようになっています。

 

 

 

 

どこの海棠も美しいけど、故宮は格別です!

 

 

 

 

 

朝一番で出かけたので、光を浴びた海棠の美しいこと!

 

 

お天気にも恵まれたので・・・。

 

 

 

 

コスプレ写真のみなさんがあちこちで熱心に撮影中。

 

 

 

 

 

故宮の海棠はこれまで写真では見たことあったけど、実際に目にしたのは初めて。

 

 

 

ここ以外にも。

 

 

 

 

 

永寿宮の海棠も見ごろでした。

 

 

 

 

 

赤い壁を背景に、故宮の海棠の美しいこと!

 

 

 

朝晩の気温差がある北京ですが、日中は20度くらいの日が続きます。

なので。

 

 

 

 

牡丹もそろそろ見頃です。

楽しみだなぁ。

 

 

 

~おまけ~

 

 

 

かわいいが~こちゃんリュックの彼女に目が釘付け。

 

 

 

神武門を出て左手にあるSHOPでは。

 

 

 

 

にゃんこがお昼寝中。

 

 

 

 

眠ってるから撫でないでねと書いてあったので、そ~っと写真を撮らせてもらいました。

 

 

 


川沿の"海棠(カイドウ)"を見に。 ≪元大都遺跡公園≫

2021-04-08 19:13:05 | 北京暮らし おでかけ編

今年も!

 

川沿いにずら~っと続く海棠の花を見に来ました。

 

見ごろはいつかないつかな?と様子を見ながら、晴天に恵まれたおととい、行ってきました!

 

 

 

 

すごい人!

 

 

 

 

満開です!

 

一週間前はまだほとんど蕾だったそうなので、暖かくなると一気に開花するんですね。

 

 

 

 

 

今年は、あちこちに進入禁止の赤いテープが張られていました。

なので、川沿いギリギリでの撮影などは禁止。

 

 

 

 

・・・のはずだけど、まあ、こっちの人は気にしないよね。

ずかずか入り込んでガッツリ写真撮ってますわ。

 

 

 

 

 

海棠以外の春の花。

そして。

 

 

 

 

 

柳も鮮やかな緑色。

 

 

 

 

 

海棠って、蕾がまた可愛いんですね~。

 

 

 

 

 

まる~く玉のように咲くのもかわいい。

 

 

 

うっとりと眺めていると。

 

 

ちゃららら~! ちゃららら~!!!♪♪♪

 

 

大音量の音楽が。

 

 

 

ま~た誰かが踊ったり歌ったりしてるんか?

と、振り向くと。

 

 

 

 

おばさま方がしゃなりしゃなりとモデル歩き!

 

ただただ優雅にウォーキング。

 

 

 

しばらくすると場所を変えて。

 

 

 

 

 

今度は小道具片手にウォーキング。

 

 

ほんとにみんな、春を楽しんでるなぁ。

 

 

 

 

 

この場所の海棠の見ごろは今週いっぱいくらいかな。

 

 

 

 

 

今年も美しい海棠を見ることができて、良かった~!

 

 


天壇公園でリスに出会った~!

2021-04-06 20:37:11 | 北京暮らし おでかけ編

昨日、天壇公園へ行ってきました。

この日は西門から入り、てくてく、てくてく。

 

 

 

ライラックを始め。

 

 

 

春のお花があちこちで見ごろを迎えています。

 

 

 

 

 

 

西門はあまり利用しないのですが。

 

 

 

 

 

春はここがおすすめです。

 

 

 

 

 

 

その名も「百花園」

 

 

 

 

 

 

 

さてさて。

この日写真を撮っていたら、頭上から「キキキッ!」という鳴き声が!

 

見上げると・・・。

 

 

 

 

 

リスや~!!!!!

 

 

 

 

 

かわいいっ! 

 

 

 

実際は木のかなり高い位置にいたので、望遠でなんとかとらえることができました。

周りにいたちびっ子たちも大興奮!

 

リス!リス!!!と駆け回っていると、そばにいたおばちゃんが。

 

 

 

 

「リスリスって、リスがなんぼのもんじゃい! 珍しいもんでもあるまいしっ!!!」

 

 

と何やらご立腹。

 

おばちゃん。

リスになんか恨みでもあるんか?

 

 

 

 

 

 

 

 


久しぶりの晴天! 景山公園から故宮を一望!

2021-04-04 21:16:50 | 北京暮らし おでかけ編

昨日から中国は、清明節の3連休。

初日から素晴らしい晴天に恵まれました。

そこで・・・。

 

景山公園へ行ってきました。

三連休で観光客でいっぱいかと思ったけれど、午前中の早い時間に訪れたのでゆっくり観光できました。

 

 

 

 

 

 

水晶玉撮影も!

 

これだけの晴天なので、水晶を取り出した瞬間に日光を集めてあっという間に指が火傷してしまいます。

なので撮影は時間との勝負!

 

 

 

 

 

大好きな故宮。

日の光を浴びてピカピカ。

 

 

 

そういえば、しばらく来ない間に景山公園の一番上には。

 

 

 

 

こんな、お願い事をするエリアが出現。

家内安全とか運気が良くなりますようにとか良いご縁がなどなど、みんなお願い事はさまざまやなぁ。

 

 

 

 

 

 

この日はお天気が良いので、北海公園の塔も見えました。

 

 

 

 

 

景山公園のあちこちで。

 

 

 

 

春のお花が見頃です。

 

 

 

この公園は牡丹が有名なのですが、それ以外のお花もあちこちに咲いていて、そろそろチューリップも見ごろを迎えます。

が、そのチューリップエリアには。

 

 

 

どでかい蝶がいた。

なんでや?