北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

モンゴル旅その4 モンゴルの草原でペルセウス座流星群!

2018-09-01 22:08:24 | 海外旅行 モンゴル 2018.8

突然ですが。

 

ど~ん! モンゴルのビール。

いやぁ、モンゴルのビールはどれも美味でした! すばらしいっ!!!

 

 

一方、モンゴルのお食事は・・・。

 

 

ゲルでのランチ。

羊肉のスープと、モンゴルのチャーハン。もちろん羊肉入り。

 

 

 

羊肉が苦手な私は、ちょびっとその匂いが気になりながらも完食。

 

 

 

こちらは夜。

ど~んと骨付きは当然羊肉! うわわわわ・・・と思ったのですが、なんと!

 

全くにおいも臭みもない! かみしめるとコンビーフのような味わい。 そして何より、やわらかい~!!!

 

 

やっぱり良い草を食べて育った新鮮な羊肉は美味なのですね。

ちなみに写真右上は石!(大きいキクラゲかと思った)

石を熱してそれと一緒に羊肉を蒸すことで、柔らかく出来上がるそうな。 そしてそのお肉はお肌にもよいとのことで手に取ってみんなすりすり、すりすり。

 

 

・・・・・手ぇ、ベッタベタになりましたわ。羊の脂まみれ。

 

 

 

さて。

昼間は28~9度くらいあった草原ですが、夜になると10度以下まで下がります。

 

なので。

 

 

 

 

スタッフがお部屋の薪ストーブをつけてくれました。

 

 

 

夜8:00。 日も暮れてあたりは・・・。

 

 

 

 

満天の星空!

ゲルの灯りなどが気になるものの、やはり星の数が圧倒的に多い! 

 

そして何と言ってもこの日はペルセウス座流星群のピークの夜。

晴天に恵まれ雲一つない夜空を、それはもう次から次へと大小さまざまな流星が飛び交っておりました。

(人工衛星の多さにもびっくり)

 

ごろんと寝転がって星空を見上げる私たち。

流れ星を肉眼で満喫できたので、次はやはりそれをカメラにおさめたい!

 

 

・・・のですが、流れ星のタイミングに合わない! 難しい!!!

 

 

 

 

何度も何度もカメラの向き、露出、時間を変えながら撮影するも成功せず。

(でもこの写真、よ~く見たら右端に小さい流れ星が・・・)

 

 

夜中12:00。 かなり冷え込んできました。

ヒートテック、フリース、ウルトラライトダウン、マフラー・・・など重ね着していたにもかかわらず、ずっと外にいるとどんどん冷えてきて、これはもうあきらめるか・・・と一旦はゲルに戻ったものの。

 

 

 

 

やっぱり諦めきれない!!!と再び外へ。

 

そして夜中1時。

 

 

 

 

小さいけれど、山の上の方に流れ星2つ!

はぁ~。 ようやく撮影することができました。

 

 

 

 

翌朝。

まるで大きなブタのような鳴き声で目が覚めました。 鳴き声の主は、ヤク。

 

 

 

日の出から少し経ったころ。

遠くに見えるのはもしや・・・。

 

 

 

 

雲海!!!

 

 

 

ひんやりとした空気。

まだ人の気配もなく、動物たちが少しずつ目覚め始めたモンゴルの朝。

 

 

 

 

新しい1日の始まりの美しいこと!

こうして新しい日を迎えられることに感謝の気持ちがぼわ~っと沸いて、ただただ幸福感に包まれました。

 

 

 

 

さて、朝ごはんを食べた後はその辺をぶらぶら。

みなさんは朝ご飯なんだか、昼ご飯なんだかブランチなんだか、ず~っともぐもぐタイム。

 

 

 

 

はいはい、お邪魔しますよ。

 

 

 

 

 

ねっとりとした目で見られましたが、あくまで友好的。

 

 

 

 

それにしても、色んな柄がいるなぁ。

腹巻してるみたいなのもいれば。

 

 

 

 

お顔だけ白いのも。

 

猫の柄も色々あるように、牛や馬、ヤクもそれぞれ色んな柄があるのかな。

 

 

 

 

遠くから馬を引き連れた遊牧民がやってきました。

 

 

 

 

格好いい・・・。

 

 

 

 

モンゴルに来てるんやなぁと改めて実感。

 

 

 

 

 

それではそろそろ、ゲルともお別れ。

ウランバートルへ出発です。

 

 

 

・・・と、その途中で、遊牧民が暮らすゲルを見せてあげると連れて行ってくれました。

 

 

 

 

このエリアに暮らしているようです。

 

 

 

 

 

 

ゲルの中に女の子が5人!

更にここに両親が加わって暮らしているのでしょうか?

 

(詳しく聞きたかったけど、何と言っても私たちと一緒に行動するのはモンゴル語onlyの女性なので、詳細はわからず)

 

 

 

 

自家製のヨーグルトをふるまってくれました。

 

 

ガイドブックに

「遊牧民のゲルにお邪魔する時は、お子様用にお菓子などを用意しておいたら喜ばれます」

とあったので、その時点で持ってたお菓子をプレゼント。 日本のお菓子を持ってて良かった~。

 

 

 

草原からは途中渋滞もはさんで2時間ちょっと、無事ウランバートル空港に到着。

そこからは約2時間のフライトで北京へ。

 

行きは36時間かけて、帰りは2時間でびゅ~んと!

 

 

 

 

4日間のモンゴル旅は途中ハプニングがあったものの実に中身の濃い、印象に残る素晴らしい旅となりました!

他のエリアの草原、更にはもっと内陸のゴビ砂漠など、行きたいところがまだまだたくさん。 魅力いっぱいのモンゴルです!


モンゴル旅その3 牛だ!馬だ!!羊だヤクだ!!! アニマル王国の草原へGO!

2018-08-30 19:39:15 | 海外旅行 モンゴル 2018.8

モンゴル旅の続きです。

 

8月13日。 ウランバートル。

本来ならその前の日にウランバートル市内をぶらぶら観光するつもりでしたが、思いがけない洪水&列車の遅延のためそんな時間はなくなり、結局この日の朝。

 

 

 

さくっとチンギスハーン広場へ。

ホテルから歩いて行ける距離にあったのでふらりと。

 

 

さて、この日はウランバートルから車で1時間半ほどの距離にある"テレルジ"という草原へ移動します。

宿泊を予約していたゲルに送迎をお願いしていたので、予定の時刻にちゃんと迎えに来てくれました。

 

 

 

・・・が、彼女はモンゴル語only。 

この日もまた、ボディランゲージが大活躍です。

 

 

 

ゲルに向かう途中。 こちらは何も言っていないのに(そりゃそうや。言葉が通じひんもん)、観光地"亀岩"へも立ち寄ってくれて感激。

 

 

 

ウランバートル中心地はかなりの車で渋滞していましたが、あっという間に車窓から見える景色は草原ばかり。

 

 

 

 

 

牛が通せんぼ。

 

 

 

 

羊も通せんぼ。

 

 

 

動物好きにはたまらない道中。 ワクワクしてきます!

 

 

 

 

 

無事、この日の宿泊地に到着~!

 

 

 

 

 

私たちのゲル。

綺麗に掃除もされていますが、ここはゲル。 

ハチやらハエやら蛾がぶんぶん、ぶんぶん。

 

 

日本から持ってきた"押すだけベープ"が大活躍でございました。

 

 

 

 

さて、今回宿泊したゲルは、ネットで見つけて直接申し込んだモンゴルゲル。

 

 

 

そのサイトは日本語、英語両方の表記があり、メールでのやり取りも全て問題のない日本語だったので、てっきり現地に日本語or英語ができる人がいるのかと思っていました。

(写真はイメージです。ゲルの周りをちょっと歩くだけで色んな植物が見られます)

 

 

 

 

 

ところが。

私たちをゲルに案内しただけで、その後は何のアクションもなし。

(写真はイメージです。 ゲルの周り・・・以下同文)

 

 

 

 

ゲルにぽつ~んと放っておかれた私たち。

 

 

 

 

 

 

 

え?? そもそもチェックインとかどうすんの?

 

 

 

ていうか、チェックインどころか敷地内を調べてみてもそんなスペースすらない。

一見それらしき部屋があったので入ってみたら、完全によそ様のお宅訪問になってしまった。(おそらくオーナー宅)

 

 

 

 

・・・・・おいおい、どないすんねん。

モンゴル語わからへんから、一切なんにもできひん。 質問すらできひん。

 

 

 

 

 

 

 

途方にくれる私たち。(と、モンゴル民族楽器 馬頭琴)

 

 

 

 

結論から言いますと、他の日本人宿泊客をアテンドしているガイドさん2~3人が協力して私たちの面倒を見てくれました。(うち一名は、オーナー一族かもしれない)

 

どうやら私たちみたいに直接ゲルに宿泊を申し込む人はいないのか、みんな現地旅行社とかどっかを通してゲル宿泊込みのプランを組んでもらっているようで、今回一緒になった日本人客3組にそれぞれ日本語ガイドさんがついていました。

 

 

 

 

そんなわけで、身振り手振り全開でモンゴル語onlyのスタッフと必死の交流をしていたのは私たちのみ。 

どういうわけか食事も必ずグループごとのテーブルで。 周りからは和やかな日本語での会話が聞こえてくる中。

私たちは・・・。

 

 

おまえアメリカンかいっ!的なボディランゲージ全開で、一切ことばが通じないモンゴル人女性(その態度のデカさからすると、もしかしたらオーナーかも)と、お食事タイム。

 

 

 

 

・・・なぜだ???

 

 

 

 

でもでも、周りの日本語ガイドさんのおかげで、先ほどの民族衣装写真とか。

 

 

 

 

これは是非!と思っていた乗馬にも挑戦することができました。

 

 

 

 

 

 

乗馬の準備をしてくれるスタッフ。

私はこんなカバーを足に巻きます。

 

 

 

 

 

ガイドさんの後ろ、紐でつないでもらってぱかぽこ、ぱかぽこ。

 

 

 

この草原では牛、馬、ヤク、羊が自由に草をはんでいるのですが、私たちが近づくと。

 

 

 

 

 

「ちょっ・・・! こっち来るん?」

 

みたいな目で見ながらも。

 

 

 

 

 

適度に距離を置いて、またもぐもぐ、もぐもぐ。

 

 

 

 

 

馬もその他動物も知り尽くしているガイドさんがわざと牛たちの群れに飛び込んでいくんだけど、動物たちはお互い「もぅ、勘弁して~な~」くらいのゆるい反応。

 

 

 

 

 

 

なんとも平和な草原なのです。(この牛の顔!!!)

 

 

 

 

 

ちなみに私たちが乗ったお馬さん。 

カップルなのか、隙あらばべたべた、ラブラブ。

 

 

 

 

さて、乗馬から戻ってくると。

 

 

 

 

 

ゲルの組み立てを見せてくださいました。

組み立ての仕方はシンプル。 あとは慣れるだけ!

 

どうやらモンゴルで一式販売しているようなので、興味のある方は日本でゲル生活でもいかが?

 

 

 

 

 

さて。この時期、モンゴルの日の入りは夜の8:00頃。 

またまた身振り手振り全開の晩御飯を終えても、外はまだ十分明るい。

 

 

 

 

砂浴びをするお馬さん。 ゴロンゴロンしてますわ。

 

 

 

 

 

こちらはリス!!! あちこちにリスの穴があり、これはそこからひょいと顔を出した瞬間。

 

 

 

 

 

草原にぽつんとあるゲルの周りに、なぜか集まるヤクたち。

 

 

 

なのですが、私がその光景をじっと見てると、これまた言葉が通じないモンゴルのおじちゃんが

 

「ヤクのことなら俺に任せな! 写真撮りたいならもっと近くで見られるで! 俺にとってヤクは家族同然だからな!」

 

と言った(と理解した by ボディランゲージ)ので、柵を超えて近づくと。

 

 

 

 

 

あらら。

先ほどまで一心にもぐもぐしていたヤク達がそわそわと動き出したぞ。

 

 

 

そして、なぜか。

 

 

 

 

私(と、モンゴルのおじちゃん)に向かって。

 

 

 

 

 

「あざ~っす!」

 

 

 

整列してる・・・。

(モンゴルのおじちゃん、ドヤ顔)

 

 

 

 

そんなこんなで、モンゴル草原での一日が終わりました。

日が暮れたらいよいよ最大の目的、ペルセウス座流星群観測です!

 

 

つづきはまた、こんど。

 

 

 

 

 

 

 


モンゴル旅その2 まさかの洪水! 果たしてウランバートルにたどり着けるのか!?

2018-08-19 18:53:27 | 海外旅行 モンゴル 2018.8

中国側の国境駅。 エレンホト(二連)駅。

夜8時過ぎ。  いきなり・・・。

 

 

 

ガチャコ~ン!!! ガチャコ~ン!!!!!

 

 

 

なんじゃっ!? この音! そして振動はっ!!!!!

 

その振動がおさまると、列車は静かに移動しはじめ。

 

 

 

 

 

するすると車庫の中へ。

 

 

 

 

これ。 旅の楽しみのひとつだったのですが、何かといいますと。

 

 

 

 

 

車輪交換!

 

 

 

 

中国とモンゴルでは使用している線路の幅が違うので、ここでモンゴル線路に合わせた車輪に交換する作業があるのです。

 

 

 

 

 

おぉ~! ガンガン運んでるっ!!!

 

 

 

 

先に車庫に入っていた車両はこのようにジャッキで持ち上げられ、中国側の車輪を外したら。

 

 

 

 

 

今度はモンゴル側の車輪を取り付けます。

 

 

 

 

 

最後は手作業で微調整。

 

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに、私たちの車両がジャッキで上がり始めました。

が、今回はほとんど振動も感じず、上昇している感覚もなし。

 

 

 

 

 

 

この間、列車内の電源はすべて落とされます。

 

 

しばらく作業を見ていましたが。

 

 

 

 

 

小腹がすいた。

 

日本の100均で購入したチキンラーメンと持参した紙コップ。 お湯はこの間も供給されるので、ずるずるっと食べながら作業完了を待ちます。

 

 

 

交換作業が無事終了すると、今度は中国出国手続き。

それが終了すると列車はモンゴルへと動き出し、今度はモンゴル側の国境駅で入国手続き。

 

 

全てが終わったのは夜中の2時すぎ。

ようやく眠れる~! おやすみなさ~い!

 

 

 

 

おはよ~ございま~す!

 

 

 

・・・・・。

 

 

 

 

?????

 

 

 

 

なんで列車、止まってんの???

 

 

 

 

なぜかず~っと停車したままの列車。

と、その時。 ノックの音がしてやってきたのは列車の乗務員。

そうでなくても不機嫌な顔が普段の何倍も歪んどるやないか? おいおい、どうした?

 

 

 

 

 

「この先の線路が大雨による洪水で通行不可になりました!」

 

 

 

 

 

こ~ずい・・・デスカ。

 

 

 

 

ま、自然現象には逆らえへんし。

 

 

 

 

とは言え、私たちはみなウランバートルに向かわねばなりません。

 

 

 

 

 

そこで。

最寄りのちいちゃい駅に移動して。(さっき晴れてたのに、ここではもう大雨)

 

 

 

 

 

そこで乗客全員、強制下車!

 

 

 

この間、英語のできるモンゴルスタッフがもたらす情報が錯綜して若干混乱しましたが、結局。

 

 

 

 

 

バス数台に乗り込んで、2時間ほど走り洪水地点を回避して、またまた別の駅へGO!

 

 

 

 

 

その駅に用意してあった別の列車に乗り込んでウランバートルを目指すことになりました。

 

 

 

 

 

おぉ! これは私たちが乗りたかった北京発モスクワ行きの列車ではないか!!!

(この列車のチケットは、ロシアまで行く人にしか販売してくれないようです)

 

 

 

 

 

列車内もかなり混乱していて、とにかくみんなのスペースを確保することが最優先。

もともとのチケットはこの際関係なし!

ゆずり合ってなんとか全員座ることができました。

 

(・・・こんな状況なのに中国からの乗務員ときたら、自分らは贅沢すぎるスペースをちゃっかり確保しおってからに、さらに禁煙やのにタバコ吸いおってからに、シベリア鉄道の乗務員に関しては総じてイマイチでございました)

 

 

 

不便かけてごめんにゃ。

という気持ちなのか、簡単なお食事がでるということなので食堂車へGO!

 

 

 

 

 

モンゴル仕様の素敵食堂車!

 

 

 

 

 

ご飯はモンゴルのチャーハン。(味はふつ~)

そしてこれまた、ひえっひえ、うまうまのビール!!!

 

 

 

 

 

列車は無事ウランバートルへと向かい、窓の向こうには草原と青空が!

 

 

 

 

 

牛さん、もぐもぐタイム! 丘にもいっぱい。 

 

 

モンゴルだ~!という感じの風景を眺めてるともうワクワクしてきて、つい。

 

 

 

 

 

ビールも進むってもんです。

 

 

 

 

 

ちなみに同じコンパートメントにはオーストラリアからの年配夫婦。

 

お互いの旅行の話とか、モンゴルに行って何をするかとかおしゃべりしているうちに。

 

 

 

 

夜8時! ウランバートル駅に着いた~!!!!!

 

予定より5時間以上遅れたけど、無事に着いたことに感謝!

 

 

 

というのも、後で知ったのですが。

 

 

 

 

 

洪水現場はこんなことになっていたのだとか。

一つ間違ったらこんな災害に巻き込まれていたかも・・・と思うと、とにかく無事に着いたことに感謝、感謝!

 

 

 

 

ウランバートルでは観光する時間はなかったけど、ま、いっか。

とにかくホテルでゆっくり休んで(さっぱりしたくて入ったシャワーは、まさかの水やった!!!)、翌日は草原へ向かいます!

 

つづきはまた、今度。


モンゴル旅その1 シベリア鉄道K23に乗って北京出発!

2018-08-17 21:40:18 | 海外旅行 モンゴル 2018.8

 

8月11日(土)。 朝6:30前。 北京駅。

 

 

 

 

駅構内の待合室。

 

 

 

 

 

売店とかケンタッキーなどもあり、ここでの食料調達も問題なさそうな北京駅。

 

 

 

 

さて。

私たちが北京駅にやって来たのは。

 

 

 

 

北京発 ウランバートル行きの列車に乗るため!

 

 

 

 

 

世界で一番ヒマな列車とも称される「シベリア鉄道」の支線が北京から出ているのです。

 

 

 

と言っても北京→モスクワまでの列車は、ロシアへ行く人にしか販売してくれないそうなので、私たちは。

 

 

 

 

 

 

モンゴル ウランバートルまでの列車に乗ることに!

通常は週1本。 夏は週2本の北京→ウランバートル行きであります。

 

 

 

 

 

青い制服の列車乗務員。

 

 

 

 

・・・の大半が、モンゴル語しかできなかった。

 

 

 

英語も中国語もダメ。 

いやぁ、久々に全力で身振り手振り、ボディランゲージでのやりとりでございました。

(ちなみに、乗務員の接客態度はかなりイマイチ・・・)

 

 

 

 

 

7:25。 定刻に北京駅を出発!

いよいよ列車の旅はじまりはじまり~!

 

 

 

 

北京を離れたあとしばらく、車窓からの景色はこのような山中心。

 

 

 

 

 

でもでも、この列車に乗っているだけで嬉しくてわくわく、わくわく。

 

数年前。

かのシベリア鉄道の支線が北京から出ていると知って以来ず~っと温めてきたこの列車旅。

しかも2年前。一度はすべて手配したにもかかわらず私の体調不良によりキャンセルしたという経緯もあるだけに、今回実現したのが本当にうれしくて、ずっと興奮状態でした。

 

 

 

 

 

 

途中、3~4か所の駅で停車。

停車時間が少しあるので外に出てみましたが、駅にはな~んにもありません。

日本のような売店もないので、食料は事前にしっかり準備しておくべし!

 

 

 

 

 

私たちもランチはこんなのを。

 

 

 

でも、晩御飯もカップ麺というのはさすがに寂しいので。

 

 

 

 

食堂車!

この列車は国境で食堂車を"中国車両"→"モンゴル車両"に丸ごと取り替えます。

中国車両の食堂車はこの通り、至ってシンプル。

食堂のおっちゃん達もめっちゃ暇そう。(食堂の人は中国語でした)

 

 

 

 

 

まずはビールで乾杯!

どうせ冷えてへんやろ・・・と頼んだビールはこちらの予想を良い意味で大きく裏切り、キンキンに冷えたうまうまビール!

 

 

 

 

 

メニューは少なく、お肉系は鶏肉のみ。

鶏肉と玉葱の炒め物と、定番の卵とトマトの炒め物。

 

この卵とトマトの炒め物が美味しかったのでもう一皿注文したのですが。

 

 

 

 

 

なんかさっきより玉葱多いし味もしょっぱくなってないか??? 

よっ!安定の不安定!

 

 

 

 

 

列車は順調にモンゴルへと向かいます。

山が多かった景色が、徐々にこんな感じに。

 

 

 

 

 

夜7時過ぎでもまだこの明るさ。

 

 

 

こんな素敵風景の後に、なんですが・・・。

 

 

前から怪しかったサンダルが遂にぶっ壊れた。

このシベリア鉄道でばいばい。

あんな旅にもこんな旅にも耐えてくれてありがとう~!

 

 

 

 

さて。ウランバートルの日の入りは夜8時過ぎだとか。

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに、中国出国書類&モンゴル入国書類が配られます。

 

 

 

 

 

夜8時半ごろ。

中国側の国境駅 二連駅(エレンホト駅)に到着しました!

 

 

ここで出国手続きを行うと同時にもうひとつ。面白い作業工程があるのですが、それについてはまた今度。 

 

そして、私たちの旅らしく(?)予想外のハプニングが起こるのですが、それについてもまた今度。

 

詳しい旅の記録はコチラ。

『モンゴル旅その1 北京→ウランバートル シベリア鉄道K23 チケット手配から北京駅までの巻』

『モンゴル旅その2 北京→ウランバートル シベリア鉄道K23 列車内を詳しくご紹介!』


記憶に残るモンゴル旅行でした!

2018-08-14 23:22:56 | 海外旅行 モンゴル 2018.8

先ほど、モンゴルから無事北京に戻ってきました。

 

私たちの旅らしく、途中ちょこっとハプニングがあったものの、「いい旅やったなぁ~」と思えるモンゴル旅でした。

 

 

美しい自然に囲まれたゲルで。

 

 

 

 

朝から晩まで気持ちの良い時間を過ごすことができたのはもちろん。

 

 

 

 

モンゴルビール!!!

 

 

 

 

なんでこんなに美味しいねんっ!!!!!

 

 

 

 

 

北京のビールもこれくらい美味だったらいいのに・・・。

 

 

 

というわけで。

 

 

 

 

動物さんにもたくさん会えたモンゴル旅。

またちょこちょこと旅行記を書いていこうと思います。


31時間かけて夏のモンゴルへ!

2018-08-11 12:22:38 | 海外旅行 モンゴル 2018.8

朝。北京駅。

 

 

 

人で溢れる待合室。

 

 

私達が向かう先は。

 

 

 

ウランバートル!!!   

 

 

 

 シベリア鉄道の支線。

この列車はウランバートルまでですが、週に一回モスクワまで行く列車もあります。

 

 

 

 

 ちなみに、今朝7:27北京発のこの列車がウランバートルに着くのは翌日の14:35。

飛行機なら2時間の距離を31時間かけて移動します。

 

 

 

 

の〜〜んびり 列車の旅。

 

 

 

ただ…。

一つ気になるのが、これ。

 

 

 

コンパートメントの上の方。ささやかに貼ってあるこのマークはまさか…アルコールあきまへんでってこと?

 

 

旅先でまさかの休肝日か〜〜!?